サイクリングは暑い・・・
マウンテンバイクで山入っても暑い・・・
室内でメンテしても暑い・・・

西日でほてる撮影ポイント
動画撮影チャレンジのためにベッドを移動して、場所をあけましたが、おそうじのなかばで力尽きました。西日で脳汁が沸きました、ぽよぽよぴーん?!!?
そんなわけでデータだけで作れる記事でおちゃをにごしましょう。2018年上半期のうちのブログの売れ筋自転車グッズベスト10です。
amazonはスモールパーツの宝石箱
うちのブログはamazonアソシエイトてゆうサービスを利用します。amazonの商品を記事で紹介すると、おこづかいをもらえます。ザ・完全歩合制ですが。
自転車関連製品の紹介料はおおむね商品代金の4%です。最大1000円です。25000円のルック車が売れても1000円、8万のGARMIN EDGE 1030が売れても1000円です。
ちなみにうちの2018年1-6月のおこづかいの総額は350387円でした。ENVEリムとクリスキングのMTBホイールを買えるぜ、ヒャッハー! いや、買わへんけど。
一か月6万円弱です。販売額の4%がおこづかいです。てことは、150万の売り上げが6万円になります。
つまり、1000円のチューブを月に1500本売りさばくだけのかんたんなおこづかいかせぎです。一日50本です。大繁盛の自転車屋か。
小さなものからコツコツと
大物はそうそう売れませんが、小物はぽろぽろ売れます。amazonの自転車パーツの品ぞろえは天下一品です。
逆に自転車屋の店頭に行っても、めあてのパーツを見つけられません。大手の品ぞろえは定番ばかりです。ウエパー、カンザキ級の最安値ショップはそうありません。
自転車専門店の通販のステータスは取り寄せ、在庫切れ、入荷未定のオンパレードです。ワールドサイクルとCBあさひ以外の通販ページの使い勝手がビミョーです。
そして、じみに配送業者がききます。国内の業務用配送の伝統と格式で佐川や西濃の便が少なくありません。
歴戦のamazonerはネコの気配を本能的に察知しますが、飛脚やカンガルーの気配を読めません。うちのエリアではカンガルーさんは夜行性です。そして、再配達の手続きさえがなんかアウェーです。
とはいえ、クロネコの配送がめっきり地盤沈下しまして、以前のような圧倒的なアドバンテージを欠きます。うちのエリアではゆうパックが安定です。海外通販は郵政経由で来ますし。
amazonで売れたものベスト10
で、このamazonアソシエイトのレポートを見ると、自転車パーツの売れ筋やトレンドをふんわりと把握できます。
そして、
- テキトーな紹介→バカ売れ
- こんしんの紹介→かんこどり
これは日常茶飯事です。この悲劇をへらすために売れ筋をしっかりチェックしましょう。
第一位・TIOGA ULチューブ
2018年上半期の売れ筋第一位はTIOGA ULチューブです。

TIOGA チューブのスタンプ
700円で70gの軽量チューブです。二本の総額がパナレーサーのR’AIRの一本分ととんとんです。コスパがひかります。
第二位・SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm
売れ筋第二位はパイプカッターです。アルミハンドルやシートポストのカットのおともです。ただし、カーボンパーツにはNGです。


パイプカッターをひと回し後
これはダイソーパイプカッターです。こいつの切断力は優秀ですが、サイズがビミョーな3-28mmです。
- 22.2mmのハンドルバー
- 27.2mmのシートポスト
ここらのメジャーな仕様はOKですが、28.6mmのオーバーサイズのフォークコラムや30mmオーバーのシートポストはむりげーです。
おかげでぼくはミニベロのハンドルしか切れなかった。シートポストは30.4mmで、フォークはオーバーサイズでしたから。小径車のシートポストは意外にイレギュラーサイズです。
で、このSKの4ー32mmサイズは自転車のパーツのメジャーな外径をほぼクリアします。対象外は34.9mmのシートポストくらいでしょう。


シートポストシム
そんなわけでこのパイプカッターが第二位となりました。あさひのカット工賃が864円です。そして、仕上がりがまあまあざつだった・・・
第三位・パナレーサータイヤレバー
三位も工具・ツールです。パナレーサーのタイヤレバーが銅メダルにかがやきました。


タイヤレバーでびゃーっと
ほかのレバーはミニベロのタイヤでおれるとか、パナのMinits Liteのかたいビードでおれるとか、大きいほうの20インチの取り付けでおれるとかしますが、こいつは生き残ります。ビバ・Made in Japan!
さすがに丸3年を経て、ツメがへたりはじめます。が、柄のしなりとねばりは健在です。おすすめタイヤレバーのマイベストです。
第四位・タイオガウルトラライトチューブ
第四位はタイオガのウルトラライトチューブです。実際問題、一位のTIOGA ULとなにからなにまでおんなじです。セラーちがいの同一商品ですね、おそらく。
てことで、これの販売実績が一位に加わると、二位以下をダブルスコアで引きはなして、ぶっちぎりの売れ筋ナンバー1になります。
第五位・GORINボタン式リング錠
第五位には実用系のアクセサリが入りました。GORINのボタン式リング錠、据え付けのロックですね。
これはVブレーキ台座用です。


VブレーキとGORINボタン式リング錠
これは解放状態です。暗証番号は1267です。この4つの数字は固定です。
フレームやフォークに取り付けてしまえば、カギ不要でガシャッと停めて、ガシャッと出られます。コンビニやスーパーのはしごがヒジョーにはかどります。ずぼらさん、うっかりさんにぴったりです。
唯一の欠点は重さと見ためのやぼたさです。台座の”LOCK”の肉抜きは蛇足だあ!
第六位・ワイプオール X70
自転車メンテのたのもしい味方が不織布です。布と紙の性質をあわせもつふしぎな素材です。


意外と身近な不織布
自転車のよごれは金属粒子、砂礫、土砂、オイル、グリス、サビなどなどのハイブリッドなやっかいもものです。
自転車をぬのでキレイにするのはたのしいものですが、自転車をキレイにしたぬのをキレイにするのはおっくうなものです。使い捨てがベターです。でも、ふつうの紙はすぐにボロボロになる。
で、そんなわがままな需要をこのワイプオールがかなえます。


ワイプオールは破けない


紙のように捨てられる
アメイジング! ホームセンターでふつうに買えます。
第七位・BS EXTENZAチューブ
第七位はまたまた軽量チューブです。ブリジストンのエクステンザチューブがランクインしました。



TIOGA チューブのスタンプ
TIOGAじゃねーか!
いえいえ、まちがいじゃありません。ブリジストンの自動車タイヤは日本製ですが、自転車タイヤとチューブは外注です。made in TAIWAN.
OEMの有力候補がCST、チェンシンタイヤです。ここはMAXXSISブランドを持つ屈指のメーカーです。


MAXXIS HIGH ROLLER II 横顔
で、BS EXTENZA=MAXXIS軽量チューブ=TIOGA UL=ONZA軽量チューブの公式がまことしやかにささやかれます。ちがいは販売元と外箱だあ?
BSの超薄型タイプは別ですが、ノーマルのEXTENZAチューブはほぼTIOGA ULとイーブンです。
第八位・MAXXIS ウルトラライトチューブ
で、第八位がその本家のMAXXISのウルトラライトチューブです。クリンチャーは不滅だ! ははは。


TIOGA ULチューブ
またTIOGAじゃねーか!
事情はくだんのとおりです。本家のがBS EXTENZAより割安です。パッケージがぺなぺなのビニルですから。BSの外装はりっぱな紙箱です。あ~、TIOGAも紙箱ですね。
この期にTIOGAのULが品薄気味で、価格がちょくちょく1000円代になります。この本家MAXXISの時代が来るか?!
第九位・AZ長期防錆オイル
野ざらしの屋外駐輪のチャリンコは一回の通り雨でくたびれます。まっさきにポシャるのがネジ・ボルト類です。そして、Vブレーキのバナナ、おまえだよ!


チタンボルト
画像のようにチタンボルトが最高ですけど、コスパがいまいちですし、サイズと長さの選別がめんどうです。あと、チタンバナナやチタンバネはぜんぜんレアです。


スプリングとボルトのサビ
あー、もう!
非鉄系ボルトの対サビ力は全般的に優秀です。しかし、強度がすこし心配です。右端のステンレスねじは健闘します。となりのむき出しボルトがだめなやつです。


サビ実験結果
で、てっとりばやくサビを防止するなら、防錆剤を塗布しましょう。なにわのケミカル屋AZの商品が圧倒的なコスパをほこります。
第十位・PWT チェーンカッター CT-03R
第十位は工具です。PWTのチェーンカッターがぎりぎりランク入りしました。


PWT 7-11速用チェーンカッター
シングルスピードから7-11速まで対応します。12速もべつに無問題です。


SRAM GX EAGLE 12速チェーン
結局、対応段数は目安でしかない?
ぼくはこれで1、10、11、12速のチェーンを切りますが、別に不具合を感じません。ピンのつくりや持ち手のしっかりさは好感触です。ここがポンコツでなければ、おおかたのチェーンはOKでしょう。
結論
はい、チューブが売れまくりました。これはスポーツバイクの、ロードレーサの細タイヤのパンクの多さのうらがえしでしょう。みんなは治して使わない?


修理完了
まあ、軽量チューブにパッチを貼ると、バランスを損ねちゃいますしねえ。でも、一発で捨てるのはもったいないおばけです。バルブを切り出して、チューブレスバルブにしない?


左・切り出しバルブ 右・チューブレスバルブ
世のチャリダーはこんなせこいことをしないか・・・
そこらの自転車屋の店頭にあるのはパナレーサーの黄色いパッケの100g越えのふつタイプチューブばかりです。そして、店頭のR’AIRがまた割高です。で、RAIRはランク外ですね。値段か・・・