GIYOのエアタンク付き空気入れでチューブレスのビード上げがなめプに


オフロードのチャリンコの世界ではチューブレスタイヤが主流です。転がり抵抗、重量、耐パンク性、エアボリューム、いずれがチューブドクリンチャーの性能を上回ります。

 

チューブレスタイヤのこれらの利点は競技者レベルからホビーユーザーまで広く恩恵をもたらします。チューブの用途は緊急用か補修用です。

 

オンロードの世界ではクリンチャーが主流です。しかし、2015年以来のディスクロードのトレンドからオフロードの技術がぶわっと進出します。

 

ディスクブレーキ、チューブレスタイヤ、スルーアクスルは今後のスポーツバイクの標準になりましょう。なにより三大自転車メーカーが乗り気です。

 

一方でチューブレスタイヤのセッティングはクリンチャーのように手軽なものじゃありません。現在の日本の自転車ブームのけん引役はオンロードロードバイクです。タイヤはクリンチャーです。

 

オンロードのチューブレスの情報量の少なさ、市井のユーザーの知識と経験のうとさ、Vittoria、Continental、Michelinみたいな人気タイヤ屋の商品展開の細さがあいまって、TLの機運が高まりません。

 

が、オンロードチューブレスの先駆者のMAVICが先陣を切って、2018モデルからUSTのホイールセットを大量に投入します。

 

また、Vittoriaが世界最速のチューブレス、CORSA SPEED TLRにトレンディーな25cのラインナップを加えます。今年はまちがいなくオンロードチューブレスの前夜になりましょう。

 

チューブレス=ビード上げ

 

『チューブレス=ビード上げ』

 

世間ではそんな公式が成立します。転がりの軽さ、軽量化、耐パンク性を差し置いて、ビード上げが連想ワードの一位にかがやきます。

 

チューブレスビード上げ

チューブレスビード上げ

 

空気の内圧でタイヤのビードを中央のみぞからサイドの段差に上げます。これが最重要キーワードの『ビード上げ』です。自動車やオートバイのタイヤも同様の仕組みです。

 

これが成功すると、ビードとリムが打ち合わさって、「カン! パン! パパーン!」て軽快な音がします。歓喜の瞬間です。

 

ピュアチューブレスタイヤはこのままでOKです。チューブレスイージーはパンク防止剤のシーラントを要します。STANS NOTUBEのものが定番です。

 

シーラント

シーラント

 

天然ゴム素材のラテックス入りです。空気の流動で自然とかたまります。最終的に湯葉みたいな皮膜状のものになります。

 

よくなじんだシーラント

よくなじんだシーラント

 

ビード上げ後の作業はそんなにたいへんじゃありません。チューブドクリンチャーの必須課程の噛みこみチェック、ヨレ取り、タイヤ揉みは不要です。

 

とにもかくにも難関はビード上げです。苦労の9割はここに集中します。ここでつまづくと、「チューブレス、ファッキン! チューブドでええわ」てなります、信者とアンチの分かれ目です。

 

最近のチューブレスタイヤは快適

 

ぼくは再三のチューブレスイージータイヤの取り付けとクリンチャーのむりやりチューブレス化でチューブレスの扱いにもう慣れました。

 

昔のことはさだかじゃありませんが、最近のチューブレスコンパチ、2wayタイヤとホイールはコンフォートです。ビードはかんたんに上がります。

 

これはパナレーサーのグラベルキングSK 700×43です。パナのチューブレス互換システムは”TCS”です。WTBは”TLC”で、Schwalbeは”TLE”です。

 

まあ、宅急便、飛脚便、ゆうぱっくみたいなものです。チューブレス互換はチューブレス互換です。

 

5分でふつ空気圧

5分でふつ空気圧

 

700×43から29×3.0まで使いますが、まったく苦労しません。ふつうの空気入れでビードは上がります。2015年以降のチューブレスの精度は過去の比じゃありません。

 

ピュアクリンチャータイヤのチューブレス化はこんなに生ぬるいものじゃありません。ぼくは修行の末にワンサイドビードアップて技を会得しました。

 

ワンサイドビードアップ

ワンサイドビードアップ

 

たいていのクリンチャーはチューブレスになります。しかし、装着の手間はかくじつに増えます。そして、たびたびのオーバーユーズで空気入れがへたれはじめます。

 

BBBフロアポンプ

BBBフロアポンプ

 

BBBのAIR STEALTHです。もともと中古品です。リサイクルショップでたまたま見つけました。

 

先代は家庭用の足ふみポンプです。

 

足踏み式空気入れ

 

これも酷使でジャムりました。

 

エアタンク付きの空気入れ購入

 

で、新空気入れを検討しまして、今後のタイヤのトレンドを踏まえまして、専用品を買います。

 

エアタンク付き空気入れ

エアタンク付き空気入れ

 

はい、GIYOのエアタンク付き空気入れ、ざっと7000円です。

 

ボントレガーの1万オーバーのやつ、GIANTやスペシャラの別付けエアチャージャーみたいなものをじっくり見て、こいつを買いました。

 

GIYOはコスパ系の空気入れ屋さんです。たぶん、どっかのOEM元か下請けです。中華系モールに在庫がありますし、国内販売があります。

 

作りはがっしりどっしりです。ふつうの空気入れの2倍3倍の迫力です。圧縮タンクがふつタンクと一体化します。

 

空気圧ゲージは手元です。上限は18barです。オートバイ用に行けるか?

 

空気圧ゲージ

空気圧ゲージ

 

バルブヘッドのうしろに切り替えつまみがあります。ヘッドやパッキンのつくりはなかなかの質感です。これはノーマルモードです。ちなみに口金は米仏兼用です。

 

切り替えつまみ

切り替えつまみ

 

つまみを右に返して、ポンプアップすると、タンクに空気を貯められます。10bar以降の手ごたえははあきらかにかたくなります。体重をのっけて、しゅこしゅこしましょう。

 

空気圧縮

空気圧縮

 

あとはヘッドをバルブにセットして、つまみをもとにもどします。

 

バルブにセット

バルブにセット

 

石鹸水なしでかんたんにパンパン鳴ります。29×2.1のオフロードタイヤが一発でチューブレスになっちゃいます。

 

schwalbe thunder burt

schwalbe thunder burt

 

浮かれて、3回くらいむだにビード上げをやってしまいました、ははは。

 

人力ポンプアップでは初速のエアが頭打ちになります。どんなに全力でシュコシュコしても、2倍3倍にできません。スーパーサイヤ人じゃあるまいし

 

空気注入量が空気排出量を上回って、ようやくビードが上がります。ルーズなビードのクリンチャーの人力チューブレスの難易度は跳ね上がります。

 

しかし、エアタンクの初速の前では大容量のノーマルなクリンチャータイヤがこんなです。オンロードの細タイヤ、オールロードの中タイヤのビード上げは朝飯前でしょう。

 

 

シーラント入りのチューブレスはほんとにぜんぜんパンクしません。機材がそろうと、チューブの出番がいよいよなくなります。

 

こころおきなくディスクロード用のチューブレスホイールを物色できますね~。

 

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