以前、愛機ミニベロ1号のクイックリリースをチタンシャフトの軽量タイプに交換しました。
交換前のクイックリリースはキックスタンド付きのものでした。Bikeguy QRスタンドというのです。
お買い物自転車の名残です。が、サブチャリのGIANTがこの役目を受け継ぎました。現在のマイミニベロはカスタム用・まあまあ遠出用です。
今回、このキックスタンドをクロスバイクに流用します。クロスバイクの現在のスタンドです。
NUVOのセンタースタンドです。ステーのブリッジ付近にダイレクトマウントしました。
問題はとくにありません。金具は別に緩まないし、車体は倒れないし。ただ、外置きの宿命でこのボルトがすこしサビ始めました。あと、重量がややヘビーです。
じゃあ、気分転換と気休め軽量化のためにわさっとカスタムしましょう。
主役はこれです、Bikeguy QRスタンドです。
ミニベロ用じゃありません。24~28インチ用です。ぼくはアームの端を切って、ミニベロ用にしました。
これをポン付けしたら、車体がこうなりました。
傾きすぎです。アームの長さが足りません。そして、調整の余地はすでにありません。これが目一杯の長さです。
二本のアームレールを板金で挟んで固定します。シンプルです。取り外しにはアーレンキーを使います。ネジを緩めて、ぱかっとレールを引き抜きます。
カット部分です。ザ・ざつです。でっかいロックカッターみたいなやつでばっつんしました。
じゃあ、先代のものを移植しましょう。NUVOのセンタースタンドです。
アームのところの作りはそっくりです。二本レールの板金止めです。同じアーレンキーでボルトを外せました。同一規格でしょうか?
レールはすっぽり嵌ります。幅や太さが同じみたいです。OKです。
ちなみにこの定番のステー付けのキックスタンドは調整不能です。
ボルトがレールの穴を貫通しますので。
短くするなら接地側の部分をばっつんカットで対応できます。
でも、このタイプは根元からへにゃっと曲がって、じきにへたりますね~。フレームの側の取付金具がやわやわです。
しかも、付属品の固定ボルトはおおかたにふつうのプラスドライバー用です。自転車整備では逆にレアです。
そのうえ、取り付けが地味にめんどうです。これを使うメリットはぜんぜんありません。完全にがっちゃんするママチャリのキックアップタイプのがまだましです。
長さを調整して理想的な傾きを出しました。
もののついでにシティチャリ系でおなじみのステー直付けキックスタンドを取り付けましょう。てきとうなボルトとナットを用意しました。
このようなサイドスタンドの取り付け場所はフレームの左側のはしのところです。右側じゃなくて、左側です。
右付けにすると、キックが進行方向になっちゃいます。降車も常に右右になります。
スタンドを当てて、取り付け位置を決めます。こんなもんでしょう。
ここに下の画像の右のパーツ、取り付けクランプを裏からかませて、ステーを挟みます。
あとはネジネジです。プラスドライバー用のボルトを使ったので、プラスドライバーでネジネジしました。
10kg未満の軽い車体はネジ止め一本で倒れません。金具の上の空き穴は重い車体用です。でも、土台の金具がまじでかんたんに曲がっちゃうからな~。元の板金がチープです。
ぼくの愛用のQRスタンドは135mmのエンド用です。付属のリリースのシャフトが長めです。クロスバイク用です。