自転車のアイコンはペダルです。これは二派にくっきりと分かれます。フラットペダルかビンディングペダルか。
ちなみにぼくはフラペ派です。アイドルはフラペ界の貴公子Sam Hillです。この人はフラペでDHやENDUROの頂点にかがやきます。
ビバ、フラペ!
![フラペダサイコー!](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/09/bf6f5689e762215b2fc106d543db0998.jpg)
そうゆうぼくさえが以前に『専用機材』てゆうキャッチーなひびきに惹かれて、ビンディングペダルを購入しました。ミーハーがあふれ出した・・・
ものはCrankbrothers CANDY3です。
![クランクブラザーズキャンディ3](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/12/91fc34097ffc00b0a499f3bf1fb48121.jpg)
飴ちゃんみたいな見た目が”CANDY”の由来です。グレードは3ですね。1と2は樹脂ですが、3~はアルミです。実売12000円前後。ぼくはセールで安く買いましたけど。
で、シューズを買いまして、この足元かっちりシステムをしばらく使いまして、直感と計算からフラットペダルに回帰しました。
ビンディングのキャッチアンドリリース、付け外しのめんどくささが性に合いません。あと、足の位置を強制的に固定されるのもいまひとつです。
最大の理由はビンディングシューズの選択肢のなさですね。ぼくは典型的な幅広甲高です。26cmの4Eだ。自転車シューズにジャストサイズがない!
いまやGIROのスニーカータイプのビンディングシューズは完全街履き用です。ベリベリマジックテープはこう行かない。
![GIROスニーカー風ビンディングシューズ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/11/GIRO-RUMBLE-VR-1.jpg)
このGIROのサイズ感はふつうです。DかEのアメリカンスニーカー。とくにアジアンフィットではありません。
気の迷いからビンディングサンダルを自作しましたけど、あえなく失敗に終わりました。
![くぼみ作成](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/03/66404f2a241bc76c710957dcaef3d079.jpg)
ビンディングペダル再活用
で、ひさびさのパーツ整理でこのクランクブラザーズのビンディングペダルが靴箱の奥底から出てきました。
削れや傷はありますけど、走行距離は300km前後です。ベアリング、シャフト、そののほかの機能はオールグリーンです。
ヤフオクかメルカリで売るかあ・・・て思いつつ、めんどくささに負けて、手をつけません。
て、そんなときによいアイディアが浮かびます。Youtubeのプレゼント企画にしよう!
このCANDY3の固定力はマイルドめです。4面マルチキャッチのおかげで着脱がかんたんです。Shimano系のSPDより初心者向けですね。
![ビンディングかっちり ソールあそびなし](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/12/820f6243034a28687ca2232e97143c00.jpg)
外箱にはTrail,All mountainてありますが、XCやシクロクロス、街乗り、アーバン系と幅広く活躍します。
クリートが見つからない
ところが、ここで意想外の問題が立ち上がります。シューズに取り付ける金具、クリートが見当たりません。
![クランクブラザーズのクリート](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/03/4361ccf31f585b473b9354f21f229777.jpg)
このときにはあったのに・・・
必死の捜索で左側の小さな〇印つきの片割れはねじボックスのなかから出てきました。しかし、右側のもう一方が神隠しです。おーい、どこへ行った~?
このCrankbrothersのクリートは専用品です。純正品はプレミアムクリートです。Shimano SPDペダルには入りません。
そして、このクラブラのクリートのばら売りがざっと3000円です。じつに微妙な価格です。
ペダル単品でプレゼントすると、当選者に負担をかけちゃいます。そもそも欠品のものをプレゼントにするのはあれです。
てことで、ネタ用と補修用を兼ねて、中華大陸のサイトでものを物色します。
クラブラ用中華クリート
ビンディングペダルのクリートは各社の専用品です。純正外のものはイレギュラーです。
主なビンディングペダルメーカーは、
- LOOK
- TIME
- MAVIC
- SHIMANO
- Crankbrothers
- SPEEDPLAY
です。最大派閥はSHIMANOのSPD及びSPD SLです。例のごとく高品質、高機能、中ビジュアルです。そこをシマノに求めない!
![シマノ本社](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/10/3fa373f16ff93ec775ff5ae0571ccc93.jpg)
クリートはシンプルな金具です。型があれば、量産が可能です。廉価クリートがネット上にあふれます。
![左・純正-右・中華](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/4108733faf09f2f155c79baf7df681bd.jpg)
左が純正、右が中華です。素材はしんちゅうでしょう。純正のが黒め、中華のは黄色めです。
かんじんの価格はこうです。純正3000円、中華500円
穴の大きさや刻印はどっこいです。キャッチ部分の角がちょっとちがいます。
![純正は丸め 中華は角め](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/32ba0c26b1b181a2c4c216018cc281ac.jpg)
上下のツメの部分がカクカクです。また、純正クリートのツメの上下は完全におなじ形ではありません。一方が小さめで、一方が大きめだ。
このツメの造形の工夫でクリートの左右を入れ替えると、取り外しの角度を変えられます。クランクブラザーズのプレミアムクリートの特徴です。
一方、中華のクリートにはそうゆう工夫が見られません。上下のツメの形はおんなじです。そして、純正よりやや大きく見える。
![ツメ比べ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/2e7700e45b3f0c07c3f37a8046cb39a4.jpg)
そのほかの部分のコピーは完璧です。ここだけがあからさまに別物だ。おかげで中華クリートは23g、純正は18gです。
もしか、あえてこの形にして、決定的なパテントの抵触を回避するとか? 完璧コピーはメーカーの逆鱗に触れる??
まあ、500円で完璧互換品はさすがにだめでしょう。3000円の純正品が売れなくなるし。原価はおんなじくらいでしょうけどね、ははは。
中華クリート装着実験
未確認のものをひとさまに上げられません。ぼくがまっさきに人柱をやりましょう。あまりもので超高級バランスバイクを組みました。
![装着試験](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/98c57e4d2b37883d588f24ebf9468b22.jpg)
ついうっかり両足をバインドしてしまって、インドア立ちごけの危機に見舞われます。大ピンチ!
新品のクリートは往々に固めです。これがキャッチ&リリースで削れて、徐々に丸くなって、マイルドになります。
おまけに中華クリートの角はマッシブです。本家より固定がハードです。シマノSPDみたいな感じだ。
最悪、角をやすりでガリガリすれば、純正みたいなマイルドさを叩き出せましょう。所詮、これは形の問題ですし。
試験後のクリートです。
![傷つくクリート](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/613afffc1f08d8fe48158b15b9297bb4.jpg)
一回でこんな傷が付きます。これはほんとに消耗品です。当然、左側がさきに消耗する。
プレゼントの内容です。
![プレゼント内容](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/86351e882ee4ec98cde6cb23de88c146.jpg)
希望者さんは動画で詳細を見て、入力フォームから応募してください。