このB4CのYoutubeのチャンネルの人気企画が街乗りマウンテンバイクあるあるシリーズです。これがついに第四弾を迎えました。
元ネタはすでに配信済みです。
ロケはたいへんですけど、評価は好感触です。全国の街乗りマウンテンバイカーという比較的にマイナーな自転車乗りの琴線をざわざわとくすぐります。
その一方でインドア派の自転車整備あるあるの再生数はいまいちです。みんなは六角レンチをアーレンキーて言い張らない? 細かすぎて伝わらない?
自転車いじりを趣味にする人の割合 < 街乗りMTBerだあ? 母数がちとなぞです。振れ取りあるあるとかはドニッチ産業でしょうか、ははは。
街乗りマウンテンバイクあるあるその4
シリーズがその4まで来ると、定番のネタがそろそろ切れます。しかし、この期にド定番の大物がありました。これが今回のメインですね。
ほかの二つは人によります。街乗りメインで使う人はここまでだらだらしないかなー。
なにかとウィリーやフロントアップ
マウンテンバイクに乗りはじめると、技に目覚めます。技に目覚めずとも、三次元的な動きを潜在的に意識します。
具体的には飛ぶ、跳ねる、降りる、落ちるです。フラットな路面を二次元的に走るオンロード系自転車とは文字通りにうごきの次元がちがいます。
MTBのサスペンション機構がそれを後押しします。ふよんふよん、ぼよんぼよん。バイクを潰す=変形させて遊ぶて概念がロードやクロスにはありません。
MTBer乗りはほんとに何の気なしにこれをします。これは体育会系の人がむやみやたらと屈伸やストレットするのに通じます。空気を吸うようにぼよんぼよんする。
ストリート系の若いおにーさんや目立つことに気後れしない人は人前で堂々とやれましょう。スケボー感覚です。
しかし、ええ年のアダルティーや根暗さんはそうそうはっちゃけられません。多少の気恥ずかしさを感じます。
が、その本能はMTBerです。三次元的感覚が潜在的に眠ります。薄暗い不人気な道や裏道、小道、公園などに入ると、その本性をさらけ出します。
前後左右確認からのウィリーだ!
事前に周りを確認してやりましたが、コイン駐車場の車の陰に人を発見して、冷や汗をかきました、あぶねえ、あぶねえ。
技の発動の直前のうごきは完全に不審者です。しかも、ぼくはカメラを持参して、こそこそ自撮りします。あやしさMAX!!
また、へたに技の完成度を高めようとして、フロントアップ系を大胆にやりすぎると、まくれて大ピンチに陥ります。
悪目立ちするぜ!
まあ、背中からすっこけるよりましです。カメラ機材がリュックにてんこもりだから。
それから、人気をさけて、人目を忍んで、脱獄囚のように技をしながら突き進むと、しばしば未知の区間にまよいこみます。
ふもとでゆっくり走りすぎ
街乗りのみでマウンテンバイクを使うならそんなにだらだらしませんが、オールラウンドで自走や練習、遊びに出かけるMTB乗りはふもとでは往々にOFFないしグロッキーです。
ロードバイクスには抜かれます。
ピュア街乗りMTBerはここで追いすがります。オールテラインMTBerは呆然と見過ごします。大地の気がアスファルトで遮られて、ふもとでは本来の力が出ない。
街乗りの王or女王のママチャリにすらじわじわ距離を離されます。さすがの最強町内移動システムだ。
なぜなら彼女らはせいぜい数kmしか走りません。余力は十分です。
OFFモードのマウンテンバイク乗りが互角に渡り合えるのが夕食前にゆったりペースで走る市民ジョガーですね。
こういうジョギングのスピードがざっと10km/1hです。OFFモードで走ると、じわじわ迫れます。
しかし、ここで衝動を抑えきれず、不意にウィリーとかしようなら、一気に突き放されます。上の図では路肩のオフロードも危険です。ハンドルが勝手にうわぁぁああ!!
坂を上らない
平地がそんなです。行く手に上り坂が現れようなら、テンションはまっしぐらにマイナス氷点下に下がります。
「すべての坂は超級のゲキサカ」
はい、げんなりです。フラットな登りはMTB乗りにはじつにたいくつです。逆に岩や木がすこしあって、アスファルトがなければ、モードがONになりまして、パワーが湧きますけど、ははは。
こういうのは大好物です。
OFFモードではこんなゆるい上りにすら早々にへこたれて、だらだら押し歩きします。電動ママチャリにがん見されながら抜かれても、プライドを砕かれません。
こんなふうに街乗りMTBerはCOOOOLな人種です。