ぼくは2018年後半からフルサスペンションマウンテンバイクに乗り始めます。
![vitus-sommet-crx-29er](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/vitus-sommet-crx-29er.jpg)
Vitus Sommet CRX 2018モデルです。フレームセットをCRCのセールで買いました。リアサス付きのカーボンアルミの12万は破格です。
オフロードに行けないときにはそこらで技の練習をします。バニホで50cmまで跳べます、えっへん!
![29erでバニホ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/ce744652a399164fa7ae6e5cab047420.jpg)
が、29erのフルサスMTBはヘビー級でビッグ級です。動作が大振りになる、ぶぅんぶぅんてな風に。
その反動からちっこいホイールにあこがれまして、ちゃちゃっと26インチのホイールを手組しました。
![26インチBOOST](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/7225aad360e43ca97874bec48addc4ea.jpg)
ついでに先代の愛機のKONA HONZOを復活させます。これは2017年5月~2018年10月までのメインチャリでした。
Vitusにパーツを載せ替えるために事前にみぐるみを剥ぎます。結果、KONAはこんなあわれな姿に・・・
![身ぐるみはがされたKONA-HONZO](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/10/5ccbf74bbb5b6928d49faf0d8aba6b8a.jpg)
今回、技の練習用のチャリンコとしてこれを再生するために倉庫の片隅から引き揚げて、ピカピカしました。
普段の雑な扱いと突然変異的なオフロード行脚で方々が急速にへたりますが、これはいいフレームです。フルカーボンだし、イケメンだし。
さいわい難所のちっこいホイールをそつなく組み上げられました。手持ちのパーツを使いまわせば、どうにかこうにか仕上げられます。
KONA HONZO復活計画
ところで、ぼくはこのKONA HONZOをフレームで買いました。しかし、最初に単品の重量計測をしません。その記録が過去記事にない。ブロガー失格だな!
MTBのカーボンフレームの重量
てことで、重量計測からはじめます。体重計にのっけます。
![KONA-HONZO-フレームの重量](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/6cf7c62af51599b677df0acf97f899be.jpg)
1.4kgです。ちなみにプレスフィットBB付きでSサイズです。同時進行中のアルミのママチャリフレームが1.8kgです。カーボンの力は偉大です。
おなじくカーボンフォークを計測します。これは純正品でもオプション品でもありません。別売りの中華カーボンフォークです。
![600g](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/600g.jpg)
セミファットタイヤ用の極太フォークが600gです。ビバ炭素繊維! 強度は問題なしです。てか、以上にがんじょうです、ザ・鈍器。
フレーム+フォーク=ざっと2kgです。安い29erカーボンホイールを入れて、ロード系やシクロ系のタイヤを使えば、10kgを軽く割れます。
これは往時の軽量高速モードです。
![クロスバイク](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/01/4b05fa3e35ed6f078a444d0b830d90c5.jpg)
9kgだったかな? 100km越えを余裕でこなせます。そこらのクロスバイクやロードバイクよりらくちんです。
つまり、オンロード系カーボン > オフロード系カーボン=ロード系アルミ > オフロード系アルミですね、重量的には。
オンロード系アルミを1×12や1×11で仕上げると、よゆうで7kg前後にできます。てことは、フルカーボンハードテイルとリジッドフォーク使えば、ちかい重量にできます。
中華カーボンやノーブランドカーボンのおかげで自転車の軽量化のハードルはぐんと下がりました。『100g=1万!』は十年前のはなしです。
外国ではフルサスで6.8kgにした人がいたなあ・・・
フォーク組付け
じゃあ、フレームとフォークをくっつけます、がっちゃんこ。
![フォークとフレーム](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/474fb2cdedcb304de7ec9482cd892f73.jpg)
フォークのガリガリがすこし目立ちます。ちょっと塗装を考えましたが、作業場所を確保できず、すなおにあきらめました。
てか、かんたんな塗り絵すらまんぞくに完成できないずぼらなO型さんは絶対に失敗するから! 色塗りが昔から致命的に超へたくそです、うえーん。
アンカー装着
このリジッドフォークのコラムはカーボン製です。つまり、スターファングルナットを圧入できません。プレッシャーアンカーを使います。
![プレッシャーアンカー](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/56151cfa2939f31c35e71d519806900a.jpg)
バンバン飛び跳ねるプレイバイクのコラムにこいつはどうでしょうか? 若干の固定力不足の懸念がのこります。まあ、カーボンがすでにアレですが、ははは。
また、このKCNCのアンカーはちょっと細身で、このコラムの内側にきっちり掛かりません。
そして、スペーサーがちぐはぐだ。赤と金はこの自転車のカラーじゃない~。
![ちぐはぐスペーサー](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/ac5373f1adf6309e2a813373a721eeb1.jpg)
26インチホイール投入
ステムとハンドルを取り付けて、いよいよ26インチホイールを投入します。くだんのようにぼくの手組の一品です。
タイヤはMicherin Wild Rock 26 x 2.35です。個人的にミシュランのマウンテンバイクタイヤはおはつです。990gの重量級です。DH用ぽい。
このKONA HONZOのリアセンターは415mmです。これはこのサイズのMTB的にはすごく短い寸法です。
フルサスのVitus Sommetは275用ですが、リアセンターは435mmです。ちなみにリアセンターはBB中心からリアホイールの車軸までの直線距離です。
![リアセンター](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/0863f0a28149895339b5c56c679f88a7.jpg)
これが短ければ、縦がぎゅっと詰まって、小回りがらくになります。走行面では反応が早くなりますね。
26化の最大のメリット
今回の26化の最大のメリットはこれです。足つきがらくちんだあ!
![足つきばっちり](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/03/644437d78655c53a5f9c8c8def4ee62e.jpg)
29erと下り系タイヤの組み合わせは短足さんには酷です。ぼくの身長は170cm、股下は72cmです。身長換算では162cmの女子並みですって、おくさん!
組み立て、次回のブレーキ編につづきます。