SRAM FORCE eTap AXS登場! RED AXSとの違い 価格 重量は?

ロードバイクの変速機は大転換期に入りました。2018年に大穴のカンパニョーロが12 Recordを発表しまして、ロード12speedの幕を開きました。

 

あけて2019年初頭、本命のSRAMがRED eTap AXSを発表します。同時にマウンテンバイクのAXSを世に送り出します。

 

SRAM Redなど

SRAM Redなど

 

SRAM AXSの特筆は発表から販売までの早さです。イケイケのシカゴの自転車パーツ屋はへんな間を置かず、商品の供給を始めました。

 

最近ではメーカーの公式発表は最後の答え合わせに過ぎません。アップルの新商品と同じ運命をたどります。事前のリークや憶測で全容がまるはだかだ。

 

てことで、SRAMの販売方針は個人的に好印象です。アップデートさえおざなりでなけりゃ・・・

 

ちなみに最大手のシマノは2018年にMTBのXTRを12速化して、2020年に新型デュラエースR9200系の12速化を予定します。平成のうちには出なかった! 次世代はヅラは令和ズラ!

 

早くもSRAM FORCE eTap AXS登場!

 

2019年初頭のSRAM RED eTap AXSとEAGLE AXSのおひろめは予想を越えません。うわさは前からありましたし。むしろ、EAGLEの無線電動は予想より遅れたし。

 

そのロードとマウンテンバイクの最上位グレードのダブルデビューから数週間しか経ちませんが、はやばやつぎのビッグウェーブが到達しました。

 

 

ザ・矢継ぎ早の新作ラッシュです。2ndグレードのSRAM FORCEが無線電動12速になっちゃいました、はや! これは予想外だあ!

 

シマノの新商品のサイクルになれると、REDから一年後のFORCE eTap AXSみたいなことを予想しますが、いい意味で予想を裏切られました。

 

FORCEの意味

 

これはForceの立ち位置によりましょうか。シマノのロード部門のアルテグラは純然なデュラエースの控えです。次鋒、二番手、サブメンバーだ。

 

SRAM FORCEは様相を異にします。これは単なるREDの下位互換ではありません。副次的な役割を持ちます。シクロクロスやグラベルバイクのドライブトレインですね。

 

これらのドロハン系のオフロードシーンに強みを出せるフロントシングル1xのオプションがFORCEグレードには多彩です。

 

で、1xの本家はSRAMです。シマノの1xやカンパの1xはなんか違います。やっぱし、ピュアロード風味が強くなる。

 

ロードはREDかデュラエースだけど、シクロやアドバイはFORCEだて人は少なくありません。質感? ドロやダートの下に消えます、ははは。

 

つまり、FORCEには固定ユーザーがいます。この層にはFORCEの無線電動はREDの12速化より朗報です。輪行や旅行のメカの取り外しが格段にらくちんになりますから。

 

RED AXSとFORCE AXSのちがい

 

さきに出たRED AXSとFORCE AXSのちがいをさくっとリストアップしましょう。

 

REDFORCEポイント
おもさ2000-2500g2500-2800gだいたい300g差
おかね30-40万円20-30万円だいたい10万円差
みためジュリアン・ソレル

 

こんなです。パワーメーターとか1xとかAEROオプションで重量、価格は増減します。無線電動最小セット売り(シフター、ディレイラー、充電器)もあります。

 

dubとXDR

 

SRAMのロードコンポはRED AXSから完全独自路線になりました。forceもこれを踏襲します。

 

具体的にはホイールハブのフリーボディのXD化とクランクのdub化です。これはマウンテンバイクではすでにおなじみの規格です。

 

XDRはXDドライバーのロード用です、XD ROADの略。XDドライバーはこんなやつです。

 

Novatec ハブ とXDフリー

Novatec ハブとXDフリー

 

XDRは無印XDより胴長です。その差は1.85mm。13速の余地がすでに見えます。XDとXDRには互換性があります。

 

このフリーボディは非常に優勝な構造です。旧式のシマノ/SRAM互換のボディのネックであったスプロケかじりがほとんど起こりません。

 

シマノHGタイプはアルミであれ、鉄であれ、チタンであれ、よくガリガリかじられます。

 

チタンフリーと爪の向き

チタンフリーと爪の向き

 

XDドライバではこれが起こりません。で、アルミでボディを作れますから、軽量に仕上げられます。

 

このYuniperのXDハブはセット330gです。

 

手組ホイールの材料

手組ホイールの材料

 

ぼくの感覚ではシマノのHGや次世代HG+よりこのSRAM XDのが上です。で、このXDを使うと、小さなトップを使えます。最少はe’thirteenの9Tギアですね。

 

SRAM純正カセットは10T~です。EAGLEカセットは固定で、10-50Tです。

 

SRAM GX EAGLEカセット

SRAM GX EAGLEカセット

 

で、ロードのAXSもXD化しますから、カセットは10T~になります。じゃあ、コンパクトクランクがフレンドリーになります。つまり、1xがワンモアフレンドリーに。

 

2xロードのおわりのはじまりです。

 

dubクランクはこんなです。

 

SRAM DUB

SRAM dUB

 

SRAM GXPを跡を継ぐざんしんクランク&BBです。シャフトが未曽有の28.99mmです。それ以外はPF30みたいなものだ!

 

より大口径のBB30はがんじょうでパワフルです。じゃあ、なんで径をわざわざ小さくするか? 独自路線のためのむりくり規格じゃない?

 

ぼくもそう思って、いろいろ調べました。海外のコミュニティでそれっぽい答えを見つけます。

 

「BB30の内蔵ベアリングの鋼球はシャフトの太さとの差し引きで小さくなる。SRAMはシャフトを1mm細くして、ベアリング球のサイズを上げて、BB側の剛性をアップした」

 

てことです。真偽は不明ですが、一理はあります。RACEFACEのBB92系のBB30のボトムブラケットはいまいちでしたから。

 

過去ログがあります。RACEFACE純正のbb92タイプのBB30のシールドベアリングの鋼球は3.16mmでした。

 

ベアリングボール直径3.16mm

ベアリングボール直径3.16mm

 

dubシャフトの差分がベアリングに行くなら、dubのBBのベアリングは3.66mmくらいになる? 1.01/2=5.005mmですから。

 

とりあえず、dubとXDフリーは優秀な規格です。はっきり言いましょう。シマノ系より上です。

 

XTRのHG+はすこしビミョーに見える・・・結局、この形状では積年のスプロケかじりは解決されませんぜ~。

 

XTR M9125b 12速ハブ

XTR M9125b 12速ハブ

 

まあ、FORCE AXSもけっこうですけど、MTBのEAGLE AXSの国内流通はどうでしょう? 無線電動の『無線』が個人の並行輸入にはちょっと厄介です。国内代理店のダートフリークはあれだしなあ。