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12速コンポのメリットとデメリット チェーンの寿命とリア調整がネック

自分用の備忘録のため、これから12速をはじめるシマノユーザーやロードバイク乗りのために12速 SRAM EAGLEドライブトレインのインプレを解説します。

12速コンポはこの3か月でどうなったか?

ぼくのメインチャリはこのMTBです。ホイールの換装やソロテントのダイレクトマウントでオールロードやツーリングやバイクパッキングにたびたび兼用されます。

2018年午前5時48分猪名川沿い
2018年午前5時48分猪名川沿い

12速換装後の約3か月のライドの詳細です。

  • バイクパッキング:1回
  • バイクパッキング未遂:1回
  • 100kmオーバー:4回
  • ヒルクラ:10回くらい
  • オフロード:10回くらい
  • そのほか:たくさん
  • 合計走行距離:2000kmくらい

オフロードのスタート地点=ヒルクラのゴール地点です。箕面か六甲。舗装路のヒルクラオンリーライドはせいぜい一、二回です。

日帰りロングライドは多くありません。宇治、木津、京都北山、亀岡くらいです。50km前後のミドルライド、ゆるポタはたくさんです。

バイクパッキングは猛暑で一回しか成就しません。35度オーバーの日はテント泊には向かないし、ツーリングにはもっと向かない・・・

3か月後のクランク周り

メカの各部の近況を紹介します。ドライブの顔のクランクとチェーンです。

SRAM GX EAGLEの32Tリングと12sチェーン
SRAM GX EAGLEの32Tリングと12sチェーン

ナローワイドリングの歯先がしっかり削れて、下地のアルミが露出します。ここの摩耗は距離のたまものです。

11速チェーンよりほそい12速チェーンのへたりはさほどです。SRAMのチェーンの個人的な印象はいまいちですが、このEAGLEチェーンはまあまあです。

バナナ型のクイックリンクの形状がYBNのものにそっくりです。KMC系ではありません。KMCのミッシングリンクは左右対称です。

ミッシングリンク
ミッシングリンク

ついでに11速チェーンを入れてみましたが、変速の違和感を覚えて、すぐに12sに戻しました。

現行のシマノのチェーンはMTB=ROADです。が、12速は11速より細身です。

いまからどっさり買いだめして、XTRや新型DURA ACEに使ってやるぜ、ひっひっひ・・・てのはむりです。

dubボトムブラケットはGOOD!!

SRAM GXPボトムブラケットの後継者がSRAM dubボトムブラケットです。28.99mmスピンドルのにくいやつです。

当初、PF30系のちょい小径版みたいな独自仕様には懐疑的な印象をいだきました。が、取り付けや乗り出しの1stインプレはわりにPROSでした。

で、この好印象はとくに変わりません。トラブルなし、異音なし、ゆるみナシ、ゴリゴリなしです。ぼく的にはBB30やGXPやホローテックIIより上、PF30系とどっこいです。

なんでシマノはさっさとシャフトを大口径化しないか? 新型XTRのここだけが不満です。

SRAM GX EAGLEクランクのつくりはそれなりです。塗装がやややぼったい厚化粧で、仕上げがのっぺりします。強度は十二分です。鍛造のが山道では安心です。アームのけずれはくんしょうです。

つぎのクランクの候補もSRAMかRACEFACEでしょう。dubの使いごこちは予想より上でした。とりあえず、GXPはおやくごめんです。

大活躍の12速ローギア50T

EAGLEシリーズのカセットのギアは10-50Tの12速です。XX1からGXまで共通です。最廉価のNXのみが11-50Tです。NXはEAGLEシリーズでは例外的なHG用です。

「こんなにでかいギアをほんまに使う? インパクトだけやない?」

そんな疑惑は杞憂におわりました。この50Tはオンロードにオフロードに大活躍します。使用頻度は特大です。でっかいことはよいことだ! もっともっとおおきくしよう!

最近のMTBのタイヤは幅広です。プラス系のセミファットはなおさらです。

セミファットタイヤ比較図
セミファットタイヤ比較図

うちの組み合わせはフロント29×3インチ、リア29×2.3インチです。リアはふつうですが、フロントは最大級です。

で、タイヤ外径がおおきくなると、足回りがおもくなります。11速時代の44Tや42Tがくるしくなります。自走オールマウンテン的な乗り方には50T以上はこころづよしです。

逆にタイヤやホイールをチェンジして、オールロードやツーリング仕様にすると、旧来の11Tや12Tにはものたりなさを覚えます。8-54の14速が早く来い!

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