2019シーズンはぼくのカメラ元年です。33万の大枚をはたいて、ミラーレス一式をそろえました。
![GH5S](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/GH5S.jpg)
128GBのSDカードのおかげで自撮りの長回しが可能です。4Kを2時間ばかし取れます・・・て、128GBで二時間しか撮れない4Kのデータ量が脅威です、ははは。
これまでの撮影環境はハーウェイのスマホです。ストレージの空きは2GBです。HDで10分ちょいしか回せません。長回しはむりゲーです。
で、一時間二時間の長回しできると、撮りっぱなしで練習風景を記録できます。うごきのチェックがはかどります。
![DHの様子](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/3d23fba2886f60abf6e2ff4ae44a16b3.jpg)
練習と撮影のスポットを発見
オフロードのライドのロケはたいへんですが、定点観測の技の練習の撮影はかんたんです。
さいわい撮影と練習にベターな場所を身近に発見できました。
![最高の環境](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/17cddf805d4027c75e586ee9abbf587f.jpg)
公園内のフラットな未舗装のやわらかい落ち葉の一角です。奥の方に遊歩道がありますけど、そっちからの人目はそうそう届きません。
いい大人はビビりで痛がりです。アスファルトやコンクリートにはちょっと気後れして、それを口実にして、練習をさぼってしまいます。で、技がぜんぜん上達しない。
はずい、痛いの克服が見栄っ張りでへたれのオトナには非常に重要です。人目、注目、コンクリート、アスファルトは練習への最初の関門だ。
ついでに周りの木が風よけになります。カメラのマイクが風音を拾わず、編集いらずのプレーンな動画素材ができあがります。
河川敷や土手はただの練習には好環境ですが、動画撮影には難所です。ふきっさらしの強烈な風切り音で音声チャンネルが占領されてしまいます、ははは。
![土手上のグラベル](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/c4b2c9feecc9b6b53849335229d883c5.jpg)
で、絶好の場所を見つけましたので、ちょくちょく自撮りして、Youtubeにアップロードして、ブログにノベライズしようと思います。まさに一石四鳥だ!
今日のテーマはジャックナイフです。
ビビりにはできないジャックナイフ
ふつうの自転車乗りにはジャックナイフは恐怖体験です。急ブレーキで身体が前のめりになって、後輪が地面から離れる・・・これが不意のジャックナイフです。
MTBer、BMX、トライアルライダーにはジャックナイフは基本的な技のひとつです。英語では”endo”ですね。上級者はここからターンやダニエルに移行します。
で、ぼくはMTB初心者ですし、ライド派ですから、このトリックの練習を重点的にはとくにやりません。遊びでちょろっと試すくらいが関の山です。
が、動画素材と動作チェックにはいろんな技をまんぜんとやるよりテーマを決めてひとつの技を徹底的にやる方が効率的です。
ジャックナイフの練習を1時間ほど延々やりまして、カメラにおさめました。で、手応えはありました。とりあえず、前のめりにはでんぐりがえりしなかった!
ジャックナイフの解説
技のジャックナイフのながれです。
- ゆっくり走る
- フロントをロック
- 慣性と反動でリアを上げる
- すこし耐える
- リアを下す
モーションのキモは4番です。リアアップでのキープが初心者には難関です。
![ジャックナイフのキモ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/287526149a64e1673c53d8bd5dfbc494.jpg)
ふつうの自転車乗りにはこの状態がすでに事故です。でんぐりがえり未遂、あげくに顔面強打、爆発四散です。
てか、それ以前のフロントブレーキのロックが黄信号です。カックンブレーキはだめだって教習所で習いましたしー。
コツは思い切り
ジャックナイフの練習はこのでんぐりがえり&顔面強打の恐怖とのたたかいです。テクニック < メンタルです。思い切らないと絶対にできません。
ただし、思い切りすぎるとこうなります。
![ジャックナイフによる犠牲者](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/273bdf67fe5587bc39e9a933191fdbf6.jpg)
でも、安心してください。ふかふかの落ち葉の地面のおかげで一命をとりとめました。場所選びはほんとにだいじです。
で、実践です。遊びでは何度か成功しますが、モノにしたとはぜんぜんゆえません。ケツの上りが自分にはわからない。
今回の動画撮影で何回かまんぞくな手応えがありました。パーフェクトは5回/100本てところです。
これはそのうちの一本の動作4の切り抜きです。
![ジャックナイフ成功!](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/a7bc8724d62096b6b8d1db78cee50d50-1.jpg)
リアの上りは十分です。しかし、なんか姿勢がゴリラっぽいですね、ウホウホ。ケツをうしろにせり出しすぎ? いや、短足の余波で胴体が長すぎ?
正面からの4のモーションです。
![正面からのゴリライダー](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/0a2944fb4e1c08dba05f9dd3fa565a71.jpg)
ケツの上りは申し分なしです。そして、ゴリラの曲芸感がさらに跳ね上がります、ウホウホウホ。きっと背景のせいでしょう、きっと・・・。
ターンはむり
ジャックナイフの習得のよろこびとゴリラっぽさの自覚のかなしみにふくざつな気分になりつつも、変則技の練習にいどみます。
ジャックナイフは基本技です。ここからの派生技、変則技がいくつかあります。そのひとつがジャックナイフターンです。
リアをもとの位置に下ろさず、フロントを軸にして、90度や180度ターンするて技です。むりだ!
![ジャックナイフターンはできず](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/361abd54e04ac8e7220295f8ce5659f0.jpg)
フロントロックのときにハンドルをちょと切って、中途半端な側転みたいに車体をぐいーんて旋回する・・・ゆうはやすし、おこなうはかたしです。できましぇーん。
この車体はハードデューロ向けです。長いホイールベース、寝気味のヘッド角、こまかいトリック向きではない。
そして、29erホイールが拍車をかけます。動作が大回しになって、体力がごっそり奪われます。一時間の練習であせだくですよ。
まあ、これをぶんぶん振り回せれば、パワーとテクを一気にゲットできる! と思いましょう。
ノベライズの元ネタのアーバンゴリラのおあそびです。チャンネル登録をおねがいします、ウホウホ!