新型デュラエースR9200大予想 12速 新型フリー フライトデッキ復活?!

2020年はオリンピックイヤーです。開催地はトーキョー共和国です。自転車競技はBMX、トラック、MTB、ロードバイクです。

 

実質の都内開催はBMXのフリースターイルとレーシングのみです。ロードは武蔵野からスタートし、ますが富士まで行っちゃいますし、MTBやトラックは伊豆で行われます。

 

2020年新型デュラエース大予想!

 

オリンピックも四年に一度、サッカーワールドカップも四年に一度です。また、自転車総合大手のシマノのパーツのアップデートも四年に一度です。

 

こちらはMTBコンポの最高峰、XTR M9100です。2018年に大幅リニューアルして、12速化を果たしました。

 

XTR12速カセット

XTR12速カセット

 

で、トップモデルの翌年には慣習的に上から二番目のグレードがパワーアップします。てことで、2019シーズンは2ndグレードのXT M8100のターンです。

 

さらにロードコンポの4番手のティアグラがおなじくアップデをひかえます。11速にはならず、10速を維持しましょう。これが11速になると、10速が空白になりますし。

 

で、シマノの新商品のサイクル的にTOKYOオリンピックイヤーにはロードコンポの最高峰デュラエースが生まれ変わります。

 

メモリアルな年に変革を迎えるこの新作を大予想しましょう。

 

新型デュラエースはR9200

 

シマノのコンポ=自転車パーツ一式の型番はアルファベット一文字と4桁の数字の組み合わせで成り立ちます。

 

M=マウンテンバイク系

R=ロードバイク系

S=実用系

E=電動スポーツ自転車系

 

などなど。これに数値が合わさって、型番が誕生します。現行ではこれは4桁です、9000とか8000とか。

 

二三世代前のモデルは3桁番です。とくにマウンテンバイク系ですね。ヤフオクやメリカりでM970とかM980とかの古いXTRはちょくちょく出てきます。

 

11速時代前夜のデュラエースは7000系です。7700とか7800とかです。

 

で、現行のデュラエースは2016年にデビューしました。型番はR9100です。11速の第二世代にあたります。

 

第一世代が2012年です。11速化はそんなに昔のはなしではありません。いや、人間の感覚が技術の進歩よりぜんぜんゆったりペースですが。8年もたてば、パーツは陳腐化します。

 

で、これまでのながれが9000→R 9100です。常識的に時期デュラエースはSH-R9200シリーズになりましょう。

 

ディスクブレーキ標準化

 

シマノは業界の先陣を切って、自転車のディスクブレーキを普及を推し進めます。実際、2016年のR9100にはすでにディスクブレーキモデルがありました。

 

既存のロードバイク乗りはこれに懐疑的です。とくに国内ユーザーはアレルギー反応を起こします。

 

現在の国内の自転車トレンドはロード系、で、このイメージが『リムブレーキ、クリンチャータイヤ、軽量タイプ』です。で、その下位互換のクロスバイクだ。

 

海外ではMTBとロードの比率はそんなにかたよりませんが、日本では異常に偏ります。多ジャンルの自転車に触れる機会がほとんどない。

 

てことで、ディスクブレーキやチューブレスタイヤがインベーダーに見えます。意味合いを良く噛み砕かず、門前払いでシャットアウトします。

 

でも、ここ最近の自転車の技術のけん引役はMTBです。新作や新技術はこちらに率先的に投入される。で、そこからロード系に流れて、フィードバックされる。

 

てことで、オンロード以外ではすでにスタンダードな位置を確立するディスクブレーキが自転車界の最後のとりでを崩しにかかります。

 

普及・・・てか、各所の啓蒙が相当に遅れましたけど、この1年でディスクロードは確実に増えました。

 

自転車メーカーのフラッグシップはほぼディスクロードです。

 

GIANT 女性用エアロロード ENVILIV

GIANT 女性用エアロロード ENVILIV

 

で、このオプションで後からリムブレーキモデルが追加されます。メジャーとマイナーが入れ替わって、ユーザーがこれをようやく受け入れ始めました。

 

12速化は既定路線

 

現行のR9100は11速の二世代目です。11速デュラエースの誕生からすでに7年の歳月がたちます。

 

人間の感覚的はそんなに大昔のはなしではありません。が、商品の7年はまあまあの歳月でしょう。2012モデルの自転車はけっこうな老体です。

 

で、11速はこの7年、ロードトレンドをながらく支えますが、つぎにパワーアップしないと、2024年まで現状を維持します。

 

さすがに12年の変速数アップなしのマイナーチェンジはありえません。12速化は必須です。

 

また、ほかのパーツ屋、カンパニョーロとSRAMはすでに12速を発表して、デリバリーを始めます。

 

先日のSRAM AXSはデビューから即座に販売受付を開始しました。これはすばらしいことです。

 

amazonの1ポチ翌日配達に慣れ切った現代人には公式発表から流通開始まで数か月のスパンが平気で空くのはビミョーなところです。

 

そもそも公式発表前のリークの時点で新作の詳細はほとんど丸裸になります。公式から出荷までの待ちぼうけ感はひとしおです。

 

で、2018年にXTRが12速化しました。パーツのトレンドはMTB→ロードです。デュラエースR9200の12速化は確実です。

 

新型フリーで10Tメガレシオ

 

さきのXTR M9100はシマノのひさびさの本気です。機械式12速、新型ハブ、XTR完組ホイール撤退が3大トピックスです。

 

この数年、シマノの完組ホイールは迷走を続けます。アルテグラホイールが分裂・補欠入りする、型番の数値と実際のリム高が合わない、カボクリ台頭でアルカーボンが不人気になるとか。

 

もちろん、ロードのプロチームはホイールの供給があります。PinarelloのTEAM SKYのホイールはシマノです。

 

pinarello dogma f10

pinarello dogma f10

 

が、一般ユーザーがハイエンドの完組デュラエースを買うかと聞かれれば、MAVICやカンパやフルクラムに流れてしまいます。

 

見た目はジャスティス!

 

COLNAGO C64 CAMPY

COLNAGO C64 CAMPY

 

で、先日のXTRの発表では完組ホイールはついにありません。単体のリムもない。回り物はハブのみです。

 

が、もともとシマノはハブ屋さんです。完組ホイールへの参入は後発です。それが原点へ戻った?

 

で、本業の新作の本気がこんなです。

 

XTR M9125b 12速ハブ

XTR M9125b 12速ハブ

 

ハブがDT SWISSのスターラチェットの改良版みたいな”SCYLENCE”になりました。読みは『サイレンス』です。ラチェット音なしの静音ハブです。

 

そして、フリーボディが新型のマイクロスプラインのHG+です。カセットのソケット部分が今までのHGより細身です。

 

つまり、現行のシマノタイプのスプロケやギアはぜんぜん入りません。

 

16Tの厚歯コグ HGフリー用

16Tの厚歯コグ HGフリー用

 

また、他社のフリーとも別物です。完全新作ボディだ。現時点でこれに収まるカセットは純正のM910012速スプロケットのみです。

 

なんでXDドライバーにしてくれへんかったんやー! ※商売敵の規格だから。

 

NOVATEC-SRAM-XDドライバー

NOVATEC-SRAM-XDドライバー

 

このSCYLENCEハブを使おうとすれば、3万の純正カセットを買わねばなりません。新型ハブの導入の最大の壁です。

 

しかし、ボディ自体の構造ではSRAM XDのが上でしょう。気がかりはSCYLENCEとラチェットばかりです。

 

SRAM GX EAGLEとかNX EAGLEが安価です。末端のユーザーはそうそう買い替えません。

 

で、SRAMはMTB用のXDドライバーをロード用のXDRにして、AXSの採用しました。10-34tとかのワイドレシオが可能です。てか、MTBのEAGLEとコンパチですね。

 

カンパニョーロは既存の130mmのカンパフリーに12速カセットをぶち込むとゆう離れ業をしました。

 

これは互換的にはけっこうなものですけど、ギアとチェーンの耐久度的にはハードなものです。

 

で、結局のところ、現行のロードハブやロードフリーでは段数が頭打ちです。13速や14速はむりだ。ギアとチェーンがほそくなりすぎる。

 

ゆえに新型デュラエースハブはディスクブレーキ化にともなって、ワイドフランジ化して、マイクロスプライン化して、12速-14速時代のスタンダードになります。

 

カンパニョーロが新型フリーを投入しないのは商品展開にオフロードジャンルがないからです。どっちも手掛けるSRAMやシマノみたいなネタが手元にない。苦肉の策だ。

 

実際、カンパニョーロの姉妹会社のフルクラムにはMTBホイールがありますけど、ボディはシマノかSRAMです。フルクラム独自のボディってのはない。カセットもない。

 

シマノの新型ハブにはけっこうな決意と思い切りが見えます。この新型ハブは入魂の一作です。これをロードに投入しない手はありません。

 

もしか、既存のHGハブの11速デュラはオプションでしょう。まあ、おそらくそうゆう救済措置は期待薄です。この点、シマノは意外とドライです。

 

10速専用ボディを思い出せ!

 

HGフリーの12sカセットは廉価版の105のオプションあたりで現実化しましょうか。

 

デュラファン、ハイエンドユーザーはごそっと買い換えますし、シマノファン的には新型ハブは気がかりでしょうし。

 

リングはダイレクトマウント

 

最近のクランクのチェーンリングはダイレクトマウント方式です。これはRACEFACEのダイレクトマウントです。システム名は”cinch”です。

 

ダイレクトマウントチェーンリング

ダイレクトマウントチェーンリング

 

ここはEASTONと同じくサスペンションのFOX傘下に籍を持ちます。で、EASTONのロード用クランクもCinchです。

 

Cinchの外し方

Cinchの外し方

 

スパイダーの部分がアタッチメント式に外れます。クランクアームににょきにょきのスパイダーアームはありません。

 

さらば、フロントダブル

さらば、フロントダブル

 

これが標準的です。で、非ダイレクトマウント派の大御所のシマノもさきのXTRでようやくダイレクトマウントに参入しました。

 

ちなみに超絶不評を買った先代のXTRはこんなでした。

 

XTR 9020右アーム

XTR 9020右アーム

 

アームカバーなしのルックスがなんかビミョーです。フロントシングル化が構想になかったからか・・・

 

今回のダイレクトマウントのXTRクランクはおおむね好評です。

 

「シマノにしてはかっこいい!」

「シマノらしくない」

「どうした、シマノ?」

 

てゆう謎の上から目線の声がユーザーから相次ぎます、ははは。

 

ダイレクトマウント方式の利点は軽量化と剛性アップと見た目のスマート化です。ギアもクランクもじつにソリッドです。加えてデザインの融通が利きます。

 

absoluteBLACKナローワイド楕円リング

absoluteBLACKナローワイド楕円リング

 

外側ボルトがないと、ルックスが非常にすっきりします。4アームvs5アームみたいな対立抗争は古いはなしになります。

 

ロードのフロントシングル化及びロード系ジャンル、ハイエンドなドロハン型自転車の1x化を構想に入れると、ダイレクトマウント方式を無視できません。

 

さいわいXTRクランクのルックスが好評です。次期デュラエースはこれを踏襲して、ダイレクトマウントにイメチェンしましょう。

 

おまけに現行R9100クランクのデザインの賛否がデビュー当時から今の今まではっきり分かれます。

 

新型デュラエース

新型デュラエース

 

このデザインが大幅に変わっても、文句はきっと出ません。とくにクールじゃないから!

 

無線電動、サイコン、電動ロードユニット?

 

ところで、シマノのいちばんの推しメンはすでにデュラエースやXTRではありません。ハイテク電動パーツです。

 

とくにEbikeの電動アシストユニットがキーです。これは欧州版のSTEPSユニットです。

 

SHIMANO STEPS

SHIMANO STEPS

 

パワーメーター、アクションカム!みたいなハイテク機器をどしどし売り出します。シマノ純正のサイクルコンピューターは夢物語ではありません。

 

で、パワーメーターを出して、対応のサイコンを出さないのは画竜点睛です。パイオニアはしっかり新作を出しましたし。

 

しかし、このシマノの純正サイコンは黒歴史のようです。シマノフライトデッキてものです。

 

ネット上では2010年前後のレポートは見つかります。最近のログはぜんぜん見当たりません。新作のはなしは無です、絶無。お察しのレベだ。

 

単体の優秀なサイコンは無数にあります。LezyneやBrytonみたいなミドルグレードのコスパ機が増えました。てか、スマホがすっかり高機能です。

 

でも、電動ユニット、電動コンポ、パワーメーターみたいなパーツを統合するようなハイテクデバイスはシマノ的には垂涎の的でしょう。

 

Di2 & STEPS連動のフライトデッキR9200がついに復活するか?! アプリとソフトの調整がぐだぐだになって、発売日がえんえん伸びそう、ははは。

 

新型Dura Ace R9200の予想リスト

 

ここから既存のパーツ表を参考にして、R9200のリストを仮組します。

 

モデル名重量素材価格備考
FC-R9200 クランクダイレクトマウント
FC-R9100-Pパワーメーター
ST-R9220 STIレバー機械式+ディスクブレーキ
ST-R9270 STIレバー電動+ディスクブレーキ
ST-R9250 STIレバー電動
ST-R9200-L STIレバー左機械式
ST-R9200-R STIレバー右機械式
ST-R9250 Di2 フロントメカ電動
FD-R9200-B フロントメカクランプ
FD-R9200-F フロントメカ直付け
RD-R9250 Di2 SS リアメカ電動 10-28T
RD-R9250 Di2 GS リアメカ電動 10-34T
RD-R9200 SS リアメカ10-28T
RD-R9200 GS リアメカ10-34T
BR-R9270 油圧キャリパー
SM-RT910 ディスクローター
BR-R9210-F ダイレクトマウントダイレクトマウントは残るか?
BR-R9210-R ダイレクトマウントチェーンステーマウント
BR-R9210-RS ダイレクトマウントリアシートマウント
CS-R9200 スプロケ10T~
PD-R9200 SPD SLペダル
SM-BBR9200 BB ねじ切りくん
SM-BB92-41B 圧入プレスフィットくん
BR-R9200 ブレーキ ふつうのキャリパー用
FH-R9200 ディスクハブリアハブ売り復活?
HB-R9200 ディスクハブフロント同上
WH-R9200 DBホイールいろいろカーボンクリンチャーチューブレス?
WH-R9200 ホイールいろいろアルミカーボンのC24デュラホイールはどうなる?
SH-SC9200 フライトデッキ黒歴史が来るぞーーー!

 

ピンク色はHOTなポイントです。C24ホイール、ダイレクトマウントブレーキはどうなるかな~? ハブは復活の可能性を秘めます。

 

もちろん、あくまで予想です。フライトデッキは出ません!

 

あと、XTRとDURA Aceのチェーンは共通です。XTRの12速チェーンが海外サイトで6000円前後です。国内価格もそんくらいでしょう。

 

ただし、次期デュラエースまでに毎年恒例のシマノの値上げが入らなければね! このいきおいでは7000円台も夢じゃないぜ! わーいわーい!

 

クランクの予想図

 

正直、技術的なあれこれは現行モデルやXTR M9100から予想可能です。最大の予想ポイントはクランクのビジュアルばかりです。

 

予想図です。

 

デュラエースR9200クランク予想図

デュラエースR9200クランク予想図

 

棒じゃねーか! 手抜きや!

 

いや、これが正解です。手抜きじゃありません。ダイレクトマント方式のクランクは基本的にこうなります。クランクはザ・棒です。

 

RACFACE ATLAS Cinch バラしたアーム

RACFACE ATLAS Cinch バラしたアーム

 

クランク=スパイダーアーム付きのものを考えるのがすでに前時代的な旧思考です。クランク=棒が正解だ。

 

この特性からダイレクトマウントのクランクアームは非対称デザインには不向きです。リング側の意匠がキモです。

 

そして、リング付きの新型デュラクランクはXTR M9100準拠のシンメトリックなイマドキスマートになりましょう。

 

とにかく今のR9100クランクよりゴリマッチョにはならない。11速第二世代のデザインは結果的にいまいちだったなあ・・・

 

「新型デュラエース、シマノにしてはかっこいいな!」

 

ぼくらにそうゆわしてくれ! たのむ!