大阪のマニアックなおもしろイベントのひとつになにわ旧車部品交換会があります。これは毎奇数月 1,3,6,9,11月の月末日曜日に行われる単車のバイクのフリマです。
まあまあでっかい有名なイベントで関西一円から出展者やユーザーが集まります。開催場所は大阪の舞洲のキャンプ場のかいわいです。
スタートは朝の6時からです。今朝、たまたまぼくは5時前に起きましたので、コーヒーを飲んで、えいやと出発しました。
神崎川沿いに出て、十三方面から伝法大橋まで行き、淀川の左岸へわたります。空はまだ暗いです。
ここから左岸のサイクリングロードをヨットハーバーまで突っ走ります。ここの道は広くてきれいで走りやすいです。早朝ロードバイカーも何人かいます。
六甲の山並みのはしっこの方が良く見えます。
ヨットハーバーの付近でこんな道に入ります。公園内の道です。
ここから車道に出て、舞洲へわたります。橋の上からこんな建物が見えます。
キノコ型にそそりたつヤバい形状のものに斜線の修正が入ってる・・・わけじゃありません。おそらく日本一ファンキーなごみ処理場です。
これをぐいーんと右折して、キャンプ場の方面に向かいます。
はい、会場です。午後6時過ぎですが、この人だかりです。ちなみに入場料はバイク、自転車、徒歩は300円です。車は1600円です。
見て回りましょう。工具は山ほどあります。
マキタのドリルやインパクトがあっちやこっちにあります。
もちろん、メインはバイクです。完成車はこんな価格です。
うーん、安いの? 相場が分かりません。DIO3万とかもありました。パーツ、ホイール、ライト、細々した小物は無数です。サイクルハンターのジャンクコーナーが100軒くらいあるような感じですか。
チャリもそこそこあります。マルイシ発見。
ほかにTREKのクロスバイク、ルイガノ、どっかのミニベロ、ピクニカとかがありました。お値段はふつうです。
こんなもんだあと思って、もう一巡りすると、帰りがけにこんなところを発見します。
ん? カーボンホイールです。無造作にROVALのカーボンホイールがあるやん。これはスペシャライズドの高級ホイールです。横のはフロントです。左端のはフルクラムです。
手前のカゴのなかにはカンパニョーロのアテナのクランクがガラクタのようにぶちこまれている・・・
価格は3万です。おっちゃん、ふっかけすぎや! 左のはChorusです。アルテグラの6700クランク、MegaEXOのBBとかもあります。カーボンフォークのばらが傘みたいにぶっさしてある。ぼろっちいのが5000円~。
箱の上に並ぶメットはロードの本格系、GIROとかKASKだのがぞろっと。
この品揃えはバイク屋じゃない? でも、バイクも並べてます。何屋さんでしょう?
極めつけは奥のミニベロ。ALEX MOULTON?
ブリジストンじゃなくて、アレックスのモールトン、正真のAMです! 趣味系のお金持ちミニベロです。
そして、この左にはピナレロのドグマがこれ見よがしにでーんとありました。価格は? 80万! です。売る気なし! 自慢しいか!
ドグマ、見たいですか? 見たいですよね?
じゃあ、ぜひ会場に来て、ご自分の目で確かめてください! けっしてぼくのいけずではありませんよ、あっはっは。
なんにも買いませんでしたが、300円はモールトンとドグマの拝観料でちゃらになりましたね。眼福ですう。