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サイクルモード大攻略 試乗会でおめあてのロードに乗るための兵法

国内最大の自転車展示試乗会、西のサイクルモード=サイクルモード大阪2018が近日に迫ります。

日時は2018年3月3日(土)、4日(日)の両日で、場所は毎度の万博記念公園の東の広場です。チケットは前売り900円、当日1200円です。万博入場料込みです。

この時期には埼玉と名古屋の試乗会が重なります。春先のチャリイベントの最後を飾るのがこのサイクルモード大阪です。

人気の自転車ブランドはほぼ出そろいます。会場に出向けば、おめあてのバイクに出会えましょう。

ただし、それにすんなり試乗できるかはさだかじゃありません。混雑は必須です。最新のハイエンドバイクは争奪戦になります。

試乗会でおめあてのバイクに乗る方法

サイクルモードは国内最大の自転車展示試乗会です。11月の東京開催には3日で2.7万人、3月の大阪開催には2日で18000人が訪れます by 2017年入場者実績。

つまり、9000人/1日の人出です。試乗車は366台(2016年11月東京開催)です。単純計算で倍率は25倍に達します。

ぼんやりと昼過ぎに行っても、『本日の試乗受け付けは終了しました』の無情の通達に見舞われます。人気の自転車ブランドの試乗の雌雄は午前中に決まります。

試乗コースは事前に分かります。そこから一人当たりの試乗時間が決定します。一部のブースは整理券を配ります。それで閉幕時間までの予約がぱんぱんになります。

だいたい20分前後が試乗時間の目安です。万博の試乗コースはアップダウンの2kmです、長め。

朝イチで並ぶ

めあてのバイクを確保するには朝イチで並びましょう。30分前に行けば、グッドな位置を取れます。

万博の開園時間は9:30で、イベントスタートは10:00です。勝負の分け目は9:00です。場所は東口です。

スペシャライズド ルーべコンプ
スペシャライズド ルーべコンプ

誓約書を持参する

サイクルモード大阪で試乗するには誓約書が必要です。チケットの窓口で用紙をもらってその場で書けますが、なるべく持参しましょう。

公式ページに入力フォームがあります。項目を入力して返信メールを受けてプリントアウトして署名するだけです。

公式から引用します。

  • ※プリントアウトしたメールに自筆の署名が必要になります。
    ※ご登録いただいた氏名と自筆のお名前が違う場合は無効となります。
    ※試乗される方が小学生以下の場合は、保護者の方の署名が必要となります。
    ※登録フォームを利用されない場合は、「EXPO’70パビリオン」もしくは万博記念公園・東口ゲート(両日8:30~10:30過ぎの間のみ)に設置の試乗誓約書にご記入ください。

穴場を狙う

反対におめあてのバイクやモデルがとくになければ、試乗車探しは難しくありません。なぜかコルナゴブースはそんなにでした。100万クラスにすぐに乗れた。

colnago concept
colnago concept

試乗車? 展示車? みたいなのは狙い目です。一見、3Tのバイクは展示車風でしたが、きっちり試乗車でした。手前で判断せず、ブースのスタッフに聞きましょう。

3T Exploro グラベルバイク
3T Exploro グラベルバイク

あと、パーツブランドやホイールブランドがちょろっと試乗車を出します。Shimano、SRAM、Campagnolo、MAVICとかを覗きましょう。

混雑するブース

サイクルモードの訪問者の60%がご新規さんです。リピーターは3割弱しかいません。複数回訪問者はぐっと少なくなります。

初心者はおうおうにミーハーです。有名ブランドの人気モデルにわって集中します。ユーザーアンケートでベスト10入りするようなメーカーのブースは大行列です。

CANYON

CANYONはドイツの自転車ブランドです。現在、もっともノリノリなチャリ屋です。ウェアのRaphaとおなじく数十パーセントの成長率を記録します。

さて、このCANYONは自転車業界内では異例中の異例の通販専門ブランドです。本国ドイツの公式サイトでしかオーダーを受け付けません。ものがチャリ屋の店頭にない。

車体の常設展示はコブレンツの本社ショールームだけです。エンドユーザーが実機に触れられるのは大きい試乗会のみです。

てなわけで、CANYONブースは一瞬で埋まります。新作のAEROAD DISCやフラッグシップのULTIMATE CF SLXは最激戦モデルでしょう。

Specialized、CANNONDALE、TREK

Specialized、Cannondale、TREKはアメリカ御三家て称されます、ツールドフランスの常連、人気ランキングの上位陣、オンオフロードジャンルのトップブランドです。

SpecializedはTARMACのモデルチェンジで激戦です。Cannondaleはシナプスで、TREKは最軽量EMONDAで激戦です。

さらに会場のブースがTREK、CANYON、Specialized、Cannondaleて横並びになります。CANYONに並び損ねる→御三家駆け込み! の構図が容易に思い浮かびます。

おまけにTREKの向かいは女子受けNo1のBianchiです。毎年、この付近はカオスゾーンになります。

Bianchi、GIANT

そのチェレステ屋さんもそうですが、GIANTも女子モデルに力を入れます。ノーマルGIANTとウィメンズのLIVのブースが併設します。さすがの世界ナンバーワンだ。

カップル、夫婦、ライトユーザーがごそっとこちらへ来ます。GIANTの試乗車は御三家通りなみの争奪戦です。

おまけに今年のGIANTは最注目ディスクロードのPROPEL ADVANCED PRO DISCを投入します。げんにぼくのおめあてはこれです。乗れるかな~。

TERN、GIC、CARACLE

小径車がにわかに活況です。TERNは電動アシストのVEKTRON、GICはSAVANEやルノーウルトラライト、そして、CARACLEは6.9kgの超軽量折り畳みCOZをひっさげます。

ミニベロ乗りは熱心なチャリンコ好きです。軽いの、目新しいの、おもしろいのに目がありません。くしくも2017年から上記のような注目モデルが目白押しです。

VEKTRONとCOZに乗れるかな~。

MTBerはコメンサルかSCOTTへ

国内のブームの影響で試乗のメインはロードバイクになります。MTBはレアです。

そんななかで上位モデルをそろえるのはコメンサルとSCOTTです。毎回、コメンサルはごりごりのDHを持ってきます。

コメンサルスプリーム
コメンサルスプリーム

どこの崖を下れとゆうのや・・・万博のゆるい下りではウルトラスーパーオーバースペックです、ははは。

SCOTTはMTBの試乗車の比重を増やしました。最近のオフロードの実績は抜群です。さらに親企業が韓国系になって、設計が全般的にややアジアンフレンドリーになりました。

店頭の露出はそんなに大きくありませんが、ここは実力派のブランドです。エアロロードのFOILはMADONEやVENGEに匹敵します。自転車ブランド的総合力は最高クラスです。

IZALCO MAX屋さんの異名をとるFOCUSのブースの奥にはひっそりと12速がありました。

Focus JAM
Focus JAM