今年の春先から、ぼくはしげしげオフロードへ通います。行き先は六甲山か北摂の山々です。さくっと練習orテストライドするなら、淀川の草むらか近所の公園で済ませます。
![グッドグラベル](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/05/a3f30cc1259416065a91f02a9e669e87.jpg)
もともとのベースはKONA HONZOで、れっきとしたトレイル用のフレームです。日本の郊外の里山遊びにはぴったりの車体です。
スタイル変われば、ハンドル変わる
が、当初にはこんなに未舗装路へ通い詰めようとはついぞ思わず、クロスバイク風のカスタムをほどこして、フラットバーオールロードみたいな車体で6000kmほど走ります。
![アワイチスタート岩屋](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/09/52eb0169691c203dae4628e0e5263fb3.jpg)
で、街中走行のためにメインのフラットバーハンドルをカットしてしまいました。先代のクロスバイクのおさがりのCannondale C3ハンドルです。
![ワイドハンドルバー](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2016/10/bfe25c51f94cb365405cb3ceae4f169a.jpg)
この画像ではハンドル幅は60cm強です。で、ここからダイソーパイプカッターでバーエンドを5cmずつ切り落としまして、現行の愛機のメインハンドルにしました。
![トレイル](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/02/57c3fcc62e079423900d492e2396768a.jpg)
が、こういうシングルトラックには60cm弱のハンドルは力不足です。しかも、フロントフォークはフルリジッドです。おかげでハンドリングがへんにテクニカルになります。
ふつうのライザーバーGET
てなわけで、今後のMTBライフをイケイケにするために新しいハンドルを海外通販のCRCでぽっちしました。
![brandX ライザーバー 740mm](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/9bd65be67ab342a5dd5ad2e5c967e243.jpg)
brandXのライザーバーハンドルです。brandXはあやしいメーカーでなく、英国の自転車ストアの汎用通販パーツのブランドです。イギリス版のCYCLE PROみたいなもんですか。
で、このおニューのハンドルはシンプルなアルミ製のふつうのライザーバーです。2000円です。サイズは740cmです。ぼくのチャリライフのなかでは破格のリーチです。
でも、最近のオフロードバイクのハンドルはこんなもんです。トレンドは70cm後半から80cmオーバーです。ロードのドロハン二個分とどっこいです。
新旧のライザーバーの長さを見比べましょう。
![新旧ハンドルの長さ比較](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/0ca1eacb4f0cb33ad11c3106aa886968.jpg)
はい、拳一個分のリーチが左右に加わりました。ライズの上り角度はイーブンですが、長さのせいでグリップがより手元に来ます。
ハンドル取り付けとステム交換
フラットバーやライザーバーの取り付けはじつにかんたんです。てか、ロードバイクのドロハンの交換がむだにはんざつです。内装ケーブルはなおさらです。
![内装ルーティング撃破](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/05/51bd3100c54abd697c198d4531d12339.jpg)
ついでにこのロードバイクのステムを借りパクしましょう。ものはTHOMSON ELITE X4の50mmです。
![THOMSON ELITE X4 50mm](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/05/THOMSON-ELITE-X4-50mm.jpg)
このモデルの50mm以下はこんなふうにずんどうになります。ELITE X4自体は車種を問いません。高精度の切り出しのアメリカ製のグッドプロダクトです。
で、これとハンドルをコラムにセットします。トップキャップはなぜかSCOTTです。黒いのがこれしかなかった。
![THOMSON ELITE X4ステム](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/eaa170eb3231b1839a77e1bc0608d9a2.jpg)
このビジュアルはチャリダーのFPVやUIやコンソールみたいなものです。ステムとキャップのカラーが変わると、イメージがほんとにがらっと変わります。ちゃらさが消えました。
ビビッドなイロモノはナマモノです。飽きが意外に早く来ます。とにかく、ぼくのなかのライトグリーンの旬はかくじつに去りました。
ついにふつうのMTBに
俯瞰です。
![MTBハンドルらしくなった](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/68b38dde554763407e45d449b075f0f9.jpg)
リーチがMTBらしくなりました。くしくもタレタレだったブレーキホースの長さがジャストになりました。うらはらにドロッパーポストのグリーンのケーブルがちょっときゅうくつです、ははは。
トムソンのステムの男前な横顔です。
![ステム長50mm](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/7ec5dab0072ce022e4fe0253a58dade6.jpg)
ビバ・ショートステム! ですね。MTB、オールロードのステムはショート化の一途をたどります。ロードバイクは急激にはショート化しませんが、インテグラル化でてんやわんやです。
![PROPEL ハンドル回り](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/03/fdc3df578d87c1919deef83bb6434098.jpg)
いじり方が直感的に分からない・・・
THOMSONの正面です。うーん、まじめだあ。そして、緑のケーブルの若気の至り感がえげつないレベです。
![THOMSON ELITE X4 正面](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/c8a1d75a135d69798445150719e532ce.jpg)
このハンドルチェンジで車体が完全に原点回帰しました。もう木の根っこや岩肌に負けないぞ!
て、今回の海外通販のメインはこっちでしたが。
![膝パッド](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/8df930e298d093dad5eaf94e52c7c69b.jpg)
これで膝に矢を受けてもヒャッハーできるぜ!
にしても、暑さのせいか笹のいきおいがどえらいこっちゃです。
![笹まみれ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/07/7c79bb1fa4a0b5f9455cfe486b2c86ea.jpg)