3月4日、5日に万博公園で行われたサイクルモード大阪2017でいろんなバイクに乗って、ぼくのスタイルにベストな条件を把握できました。
第一の条件がカーボンフレームです。
で、たまたま理想的なモデルをカンザキで見つけて、発注をかけました。
さあ、オープンゲット!
KONA初のカーボンハードテイル HONZO CR TRAIL DL
てことで、KONAの最新式のフレームをゲットしました。価格は15万ちょいです。最新式の海外人気ブランドの正規モデルのフルカーボンの15万は非常に真っ当プライスでしょう。
ロードの正規小売品はちょっとばか高ですわね~。フレームに50万も出せませんわ~。型落ちや試乗車のハイエンドを買えちゃいますし~。
で、どこ製やねん?
台湾製です。ラッキー!
で、HONZOカーボンの見た目はこのようにごっついビジュアルですが、重量はせいぜい1.3kgです。ロードのカーボンフレームのざっと30%増です。
オフロードのジャンル的には名前の通りのトレイル用です。DHみたいなタイムやフリーライドみたいなジャンプを競うものでなく、山走り・オフロード走行を楽しむためのバイクです。
有名なSDA王滝はAMロングトレイルライドの典型です。オフロードのジャンルではマイルドな方です。宙返りとか崖ジャンプとかしない。
ぼくはこれを町乗り用快速パワフル号にしようと思います。目標はスーパービーチクルーザー! です。
HONZOのトップチューブです。
黒主体のしぶいカラリングです。ストリート系です。でも、キャノンデールのBADBOYほどにあざとくありません。まじめなストリート系です、ははは。
このフレームはMTBの最新式モデルです。仕様が未知のものばかりです。BB受けはノンスレッドです。つまり、PF=プレスフィット圧入式です。
で、幅が92mmです。つまり、PF92が正解です。
が、テキトーにPF92のBBをセットすると、クランクの選別に苦労します。
ぼく的にはRacfaceかHOPEかe*thirteenが好みです。が、手元に新品のXTRの9020クランクがあります。
9020=Trail用です。そして、これのカラーがフレームのデザインとマッチします。じゃあ、たまには釣具のシマノのチャリパーツを使いますか~。
で、クランクが決まると、おのずとBBが決まります。シマノのクランクの軸の太さは24mmです。SRAM、TruvativのGXPは22-24mmです。ROTORは30mmですか。
自作パソコンの組み立てと一緒でここらの互換性をきちんと確かめないとあとで後悔します。実質、パーツ発注の段階から組み立てが始まります。
AM3+のマザーボードのソケットにAM4やFM+のCPUは入りませんわね。げに自作パソコンと自作チャリンコの組み立てには共通項があります。規格、派閥、相性etcetec…
まあ、物好きの趣味、てか、道楽ですわ、道楽、ドーラク。日本語には良い言葉があるなあ、ははは。
WishboneのセラミックベアリングのBBにしますわ。これは確定です。1万オーバーの高級品ですが、圧入不要で高剛性でリサイクルフレンドリーです。
圧入は家DIYには鬼門ですしねー。力技でやってしまう、ははは。
12-148 BOOSTエンドでホイールをどうする?!
このフレームの最大の見所がリアセンターの短さとエンド幅です。リアセンター415mmは29erの最短クラスです。
AliEpressの中華カーボンフレームにはこのジオメトリがありません。スペシャラやトレックのハードテールベースのものばかりです。425-445がふつうです。
スペシャラのルーべコンプがいまひとつでしたから、ぼくの中でスペシャラのランクは下がっちゃいました。あと、屋台骨のフレームをも中華無印にしちゃうのはひんしゅくものでしょうし。
第二の注目ポイントがリアのエンド幅です。スルーアクスル12-148mmのBOOST規格です。
SRAM発祥の新規格です。オフロードのけん引役は完全にSRAMになりましたね。ライバルのシマノがBOOST用のSLX、XTハブを出しました。今年来年で148がすっかりトレンドになります。
で、このホイールはまだまだレアです。海外ストアやヤフオクではなかなか出てきません。CRCやMelrinでセミオーダーするのが王道みたいです。イギリスらしくHOPE推しです。
でも、HOPEのハブがいまいち不安です。てことで、AliExpressでできたてほやほやのチューブレスカーボンホイールを調達しようと思います。
ノバテックのハブモデルが65000円~です。275プラスにするか、29プラスにするか、うーん、悩ましいところです~。もうすこし考えましょう。
トップチューブはテーパーインテグラルです。チューブ内にベアリング受けの加工があります。めんどうなヘッドパーツの圧入が不要です。
ただし、サイズが要注意です。これは1 1/8-1.5の上42mm-45/45度 下52mm-36/45度です。
36/45度はCane creekタイプ=青パッキンのブルーベアリングってやつです。45/45度の赤パッキンはカンパタイプ=レッドベアリングです。じゃあ、トップは共通ですぅ?
ヘッドパーツの規格はサイコーのどきどきポイントです! でも、圧入がないから、気は楽です。
あ、BOOST用のフォークを買わないとねー。ぼくはサスフォークを使わず、カーボンリジッドフォークをセットします。山には行きませんし。9kg台を目指します。
それか、前をセミファットの3インチタイヤ、リアをスタンダードな2インチにして、なんちゃって前後異径にするかあ? リアは29の2.5ぐらいが限度みたいですし。
ポストチューブは太目の34.9mmです。シートポストシムで対応しましょう。
ドロッパーの内蔵ルートがどこかにあります。でも、うちにあるのは外装タイプです。地味にハウジングはめんどいものです。
おっと、手持ちの秘蔵パーツがついにたんすから躍り出てきました。