昨今のエコ・ヘルスケアブームで国内のロードバイク人口は10万とも20万ともうわさされます。
他方、でこぼこ道を走るマウンテンバイクをシティで乗る街乗りMTBerの人口は全国で二億三千万にのぼることが最新のケンキューで科学的に証明されました。圧倒的じゃないか!
ぼくもその街乗りMTBerの一員です。おかいものして、グルメして、ダウンヒルするのが健全なるオールテラインチャリダーの日常です。
![ロケ地にて](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/91931faca3ef3870c13546e62beea0af.jpg)
やっぱし、おでかけにはスマホ、さいふ、フルフェイスが不可欠ですねー、ははは。
街乗りMTBあるある第二弾
このB4Cは昨年のくれに動画を撮り始めて、あれこれ手探りしながら、いろんなネタに手出しします。
今のところ、整備・改造、お買い物・開封、ライド・おでかけ、MTB技練習、TIPS・あるあるの5項目が主軸です。
もうひとつの『コラボ』てのはYoutubeでは重要なカテゴリですが、よそと交流するとかつるむのが個人的に苦手です。
で、コラボを後回しにして、ソロ活動にはげみます。その一角があるあるネタです。いまや第一弾の街乗りMTBあるあるはスマホ撮影時代のつたない作品です。
海外の人気自転車動画チャンネルのGCNやGMBNはしょっちゅうこういうネタをやりますが、なぜか国内の人気配信者はこれをやりません。
この理由はすぐに分かりました。あるあるネタのロケはめっちゃたいへんです。あっちこっちにカメラ片手に走り回らないといけません。
しかも、ちょっと実走する画を撮ろうとすれば、カメラから離れねばなりません。これは非常に神経質です。
![固定カメラで自撮り](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/e29d20bc5e9bb57674b82a688047ae7f.jpg)
でも、あるあるネタはけっこうな人気を集めます。第一弾はぼくのアップ動画の中ではベスト2です。一位はぼくのしょぼい技の練習風景です。需要が全く分からない・・・
とゆうことで、街乗りMTBあるある第二弾をおおくりします。また、この記事は動画のノベライズです。動画を見ない人は脳内で状況を補完してください。
自宅の扉がすでにアウェー
自転車界のアメ車的なMTBは日本の都市部の住宅事情を直撃します。外国みたいにでっかいガレージや屋根付きのスペースはジャパニーズピーポーにはありません。
てことで、うちのMTBさんは玄関のわきに安置されます。
![玄関のMTB](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/ad5525bfc29c8701c7c1a69da71725e1.jpg)
なかなかの圧迫感です。が、しかし、ハンドルがライザーでステムがショートです。ドロハン+レバーのロードバイクスより横方向には嵩張りません。
でっかいフラットペダルがじゃまだあ? 知らん知らん!
で、ここからおでかけの際におうちゃくをして、扉をきっちり開けないと、そこかしこをあっちゃこっちゃに引っ掛けます。
![ハンドルバーがつっかえる](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/d10d6383d6e93693f9feaf757c27d780.jpg)
家からアウェーがはじまります。
階段に行ってしまう
実のところ、ピュアな街乗りはわりとテクニカルです。いろんなところにアトラクションがあります。サイクルロードや郊外の道路ほどにイージーじゃない。
ごりごりの急階段はあれですけど、ゆるいスロープのとなりのなだらかな階段はふつうの道です。
サスペンションと太タイヤを持ち腐れさせないためにアクティブアーバンライダーは積極的にこちらにライン取りします。
![緩い階段は道](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/0ba3403196d71d77cbc4149b648d1ae2.jpg)
実際、このくらいの階段はオールロードのドロハンやクロスバイクにすらよゆうでしょう。ピュアレーサー、ミニベロ、ママチャリあたりはちとハードです。
縁石ジャンプ
街乗りのもっとも身近なアトラクションは縁石です。そして、この縁の角度と高さはジャンプ台にぴったりです。
このタイヤあとは車かオートバイでしょうね。
![縁石](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/af97c78f4d3c3f76d36027c38e8654fc.jpg)
歩道の自転車レーンから車道へ、車道からレーンへ移り変わるときにはしばしばここを通らざるを得ません。
![ジャンプ!](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/1dd7830125961a19e3c5649cae6b4759.jpg)
まあ、全力でほんとにジャンプしてしまうと、クルマにひかれて爆発四散します。超ミニジャンプないしドロップオフですね。
ちなみに左奥の黒い車はCannondaleの社用車です。このロケ地は江坂のCannondaleジャパンの本社前です、ははは。
駐輪場のかたすみで
最近のMTBはワイドでロングです。ロードバイクやクロスバイクみたいにちょっとした空きにたてかけられません。
縦のかさはかくじつに原付より上です。日本車の中のアメ車のごとしです。
![でかいぞMTB](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/fefbdfd6f653a5a34befd91393fb77a6.jpg)
こういう駐輪の心象はかんばしいものではありません。Twitterで拡散されると、炎上の被害にあいます。
てことで、隅のほうへ隅のほうへ行って、金網やフェンスにグリップを通して、こそっと立てかけます。
![おまえの居場所はここなんや](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/7a257395fe1638818ebb57dd6e76850b.jpg)
可変シンドローム
MTBのシンボルはサスペンションです。うしろのリアショックとまえのサスペンションフォークを備えるMTBはぞくに『フルサス』です。至高です。
で、イマドキのマウンテンバイクには第三の可変機構が加わります。
手元のリモコンでシュコシュコ上下する可変型支え棒、ドロッパーシートポストです。
![ドロッパーシートポスト](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/840fe0862c92395c49e0f628a0852a5d.jpg)
下りやジャンプやトリックでは下げてローポジに、登りや平地では上げてハイポジにします。トレイルやオールマウンテン系には必須のべんりアイテムです。
あと、サドル調整てゆう旧式のめんどうなものから解放されます。フィーリングで高さを決められるのは気ままさんにはベリーPROSです。
で、前後サスとドロッパーでMTBのギミックライフがいよいよ加速します。シュコシュコ、ガクガク、ユサユサが止まりません。
![ドロッパーベタ下げ&リアショックボトム](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2019/01/ae4f5b2e6f829d048e51e90b84b1f5aa.jpg)