京見峠ヒルクライム & 沢の池グラベル 熊注意の京都北山自転車行

地元の北大阪以外の坂を上ろうシリーズの第三弾は京都の北山です。古都の自転車乗りのあいだで人気No1にかがやく京見峠が今回のターゲットです。

以前の京都ぶらりゆるポタではネタ的ゲキサカ千束坂と裏道の長坂道には上りましたが、なぜかメインの京見峠をスルーしちゃいました。なぜ?

グッドグラベル!
グッドグラベル!

先日の大阪北部地震のあとの高槻、枚方の様子見を兼ねて、淀川サイクルロードで京都を目指します。

地震のあとの北摂自転車事情

淀川は京都府の南端と大阪府の北端から発して、高槻、茨城、枚方、摂津、吹田、豊中などなどを縦断して、大阪湾にそそぎます。ザ・北大阪で、ザ・震源地 by 大阪北部地震2018です。

淀川右岸に異常あり

地元の神崎川沿いのなにわ自転車道は異常なしでしたが、淀川右岸の鳥飼大橋の先が早速にこんなでした。アスファルト舗装が割れたか、陥没したか・・・

2018年6月淀川右岸

何か所かこんなふうに通行禁止の案内があって、路面がブルーシートに覆われます。土手上は実質的に走行不可です。土手下、土手中は平常運転のようです。

で、仮設の迂回路らしきものが見つかりませんから、朝っぱらからヤブ漕ぎモードが発動します。草がまた元気だ。

朝一ヤブコギ

それから、枚方近辺の公園や休憩スポットの水道には一時休止の札がありました。地震の影響はこんなところにちょくちょく現れます。

ひらパーはOKのようです。

2018年6月枚方大橋よりひらパー付近

桂川右岸を北上して松尾大社へ

さて、枚方、背割提と来まして、桂川沿いに入ります。左岸のサイクルロードを避けて、右岸に渡りましょう。理由はなんとなくです。

こちらの土手上の道路には車が入ります。でも、道はきれいで、幅広です。速度を出すなら、こちらにしましょう。手狭なチャリ道をばかすか飛ばすのはベリーデンジャラスですから。

桂川右岸土手上

で、順調に北上して、サイクルロードの終点の嵐山の一つ手前の松尾大社に寄り道します。ここで江坂の榎木橋からちょうど50kmです。ここはお酒の神様です。

松尾大社

境内のきれいな砂利道にグラベルマンシップがくすぐられます。ほんとにジャリッシモ、グラベリッシモです。このジャリジャリ感は野山にはない。

グラベリッシモ

亀の井の水と駆け込みラーメン

おめあてはこちらです。本殿の右奥に沸く亀の井の水です。霊亀の口から山の水がこんこんと湧き出ます。市内の湧き水スポットの一角です。

捕獲LV8 松尾大社亀の井のゴッドウォーター

水質はザ・山水です。生水には少々の砂礫がまじります。神経質な人はフィルターでこして、お茶やコーヒーを淹れますが、ずぼらなB4Cさんはふつうにがぶ飲みします。

正直、気温30度の真夏日のもとではどぶ水さえがありがたいものです。腕がぱりぱりに焼けてきました。

時刻はすでに午後の二時です。飯を食べましょう。近所のラーメン屋に駆け込みまして、ニボトリラーメン大を頼みます。

ビミョーなニボトリラーメン大

うーん、味はビミョーです。まずくもなし、うまくもなし。今シーズンの駆け込みラーメンの勝率は高くないな~。

京見峠へGO

前回の京都行きで土地勘は頭のなかにあります。京見峠や長坂道は金閣寺の奥にあります。ランドマークは光悦茶屋ですね。

大きな通りを避けて、閑静な裏道を行きます。で、千束へたどり着きます。これをひいひいあえぎながら登ります。

有名な下向きミラーです。

千束坂の下向きミラー

この坂のおわりが光悦茶屋の前で、左手が京見峠の入り口です。ぱっと見の印象はただの住宅街の生活道です。

京見峠入口

登りはここから始まりますが、TTのスタート地点はここじゃありません。この少し先の電光掲示板がスタートの合図です。

コース情報です。

  • 標高差:233m
  • 距離 :3.2km
  • 平均斜度:6.8%
  • 最高斜度:10%

数値は初心者向けです。大阪-奈良の清滝峠にそっくりですね。オレンジの長坂道は全面的にグラベルバイク向けのセミオフロードです。落ち葉と枯れ木がモリモリです。

はい、TTスタートの電光掲示板です。きっかり30度の表示に気分がめいります。松尾大社の亀の井のゴッドウォーターはもう半分しか残りません。

京見峠TTスタート電光掲示板

こんな手狭な道がしばらく続きます。車とバイクはまあまあ来ます。

中盤で道がふいに開けます。

きれいな道

そして、熊注意のお知らせです。六甲のピークは羊注意のヒツチュウ、奈良市内は鹿注意のシカチュウ、京都北山は熊注意のクマチュウです。

熊注意! クマチュウ!

長坂道の合流地点です。ここから道が狭くなり、坂がきつくなります。道路状況が短い区間でころころ変わります、京見峠。

長坂道合流
一車線アゲイン

終盤の民家や茶屋を左手に望みつつ、ゴールの氷室分岐へ到着します。ちなみに眺望はありません。四方は木々に囲まれます。写真ポイントはすこし手前です。

京見峠ゴール氷室分岐

直進がさらなるゲキサカへのいざない、左手が杉坂への下りです。

レストランはせがわからグラベルへ

杉坂への下りの途上にこんな看板が現れます。レストラン山の家はせがわですね。

ログハウスレストランはせがわ

京都人のあいだではそこそこ有名なお食事どころです。たしか市内の洋食屋の支店です。名物はハンバーグやオムライスです。途中でまずいラーメンを食わなけりゃ、バーグを食えたのに!

ここの店のおくに京都一周トレイルの入り口があります。北山の定番ハイキングコースです。京見峠はゴールではありません。京見峠はスタートです!

はせがわ奥の京都一周トレイル

序盤はなだらかな砂利と草地の広いトレイルです。車が余裕で入れます。ドロハンのグラベルバイクで十分に行けますね。

きれいなトレイル

ヒルクライムの途中で取り忘れたグッドビューをパシャリしました。正面が金閣寺の大文字山で、遠景の左手の水辺は琵琶湖です。

京都一望

山小屋の京見山荘のさきの分岐点です。初心者向けコースらしくあちこちに案内と看板があります。しかし、ここまでのハイカーは親子連れの一組だけです。登山シーズンじゃないのか?!

千束、沢の池分岐

熊 < 蜂

沢の池までやってきました。杉坂から回り込めば、舗装路で来れます。げんに自動車やバイクの先客が何台かありました。

沢の池

しずかな湖畔からのこの真新しい書き込みです。

熊出ます

ええ~、まあまあ最近に出てはりますやんか~、森の熊さん。京阪間のクマはわりに小型なツキノワグマです。グリズリーじゃない。が、100m7秒台のスプリンターです。逃げは決まらない!

しかしながら、日本国内の山中、森中の最強のクリーチャーは熊や猿や羊や蝮ではありません。危険ランク1位はぶっちぎりでオオスズメバチです!

  • 時速20-40km
  • 100kmを飛行するスタミナ
  • 圧倒的攻撃性
  • 地形適正空S
  • 100匹単位で仲間を呼ぶ
  • どくばりで一撃必殺
  • 毒液噴射で標的をマーキング
  • 本体が死んでも毒針は自動的に反応する

て、やばい能力がそろいます。夏秋のアウトドア全般の最大の強敵です、オオスズメバチ。ツキノワクマごときはプーサンみたいなもんですわ。

で、森の中のブンブンにびくびくしながら、押し担ぎ投げを駆使して、山道をしこしこ進みます。て、暑さに負けて、ハキモノのチョイスをまちがえたー!

サンダルで登山はNG

ぶじに舗装路に出ました。古道系のセミオフロードです。しめった苔の上はひじょうにスリッピーです。油断禁物。

高雄方面への下り

162号に合流して、京都市内へ戻ります。ゆるい快適な下りです。交通量はふつうです。

結局、トレイルの自転車走行禁止区間の全容がはっきりしません。沢の池-高雄はだめっぽいです。千束、船坂近辺にはそれらしい注意書きは見当たりません。てか、山中にトラックがふつうにある。

河原町中心部の意味不明な軽車両走行禁止区間もそうですけど、アナウンスや浸透度がいまいちですね。

で、この自走京見峠が往復130kmになって、何気に今年の最長ライドを更新します。おかげで腕と顔が松崎しげるみたいにこげ茶色になってきました、ははは。

あー、河原で水遊びが正解でしょう~。海チャリキャンプするか~。

2018年6月桂川上流右岸