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ICANホイールのインプレ 安くて軽い中華カーボンの評判は?



自転車弄りと海外通販を趣味とするものはこれを避けられません。そう、中華カーボンです。

これは最近の大失策の中華フルサスMTB用カーボンフレームです。見た目〇、細部×であえなく本国強制送還となりました。

中華カーボンフルサス
中華カーボンフルサス

と、この無駄に豊富な経歴が業界内外に知れ渡ったか、有名な自転車パーツ屋さんからサンプル提供の打診が来ました。

「うちの通販ページから好きなの一つ選んでください!」

太っ腹です。しかし、ぼくの独断で決めかねて、twiterのフォロワーさんにアンケートを取りました。

  • ロードフレーム
  • カーボンホイール
  • MTBフレーム
  • 折り畳み

結果、僅差でカーボンホイールが1位になりました。2位はMTBフレームです。ロードフレームと折り畳みはなぜか不人気でした。

で、この結果をメーカーの先方に伝えて、めでたくこちらを頂きました。

ICAN NOVA 40
ICAN NOVA 40

ICAN NOVA 40です。趣味が高じて、名が知れると、カーボンホイールさえが自動的に生えます。

折しも後ろのクロスバイクフレームのホイールの調達が難航中でして、これは非常にありがたい案件でした。アンケート結果とICANに多謝!

しかも、動画や記事の公開に特別な縛りはありません。担当者さんから「そのVOODOOのフレームに似合いますよ!」とメッセージを貰いました。ただのファンやないか!

ということで、この超有名な中華カーボンクリンチャーのインプレッションを率直に書きます。



ICAN NOVA 40のインプレッション

まずはICANの基本情報です。ここは総合的な自転車パーツメーカーで、カーボンホイールからロード、MTB、折り畳みまで総合的に取り扱います。

販売は公式サイトとamazonセラーです。どちらもICANの日本代理店の管轄です。とくにamzonのIACNブースは国内最大級の中華カーボンの供給元です。

ロードバイク用のホイールセットのお値段は50000~70000円です。メーカー物の半額以下ですね。シャマルなどの高級アルミホイールの海外通販の相場より安価です。

さすがに手組やAliExpressの中華直販の特価より高くなりますが、この価格展開は非常に良心的です。

さすがに手組やAliExpressの中華直販の特価より高くなりますが、この価格展開は非常に良心的です。

国外在庫のホイールセットの送料はEMSで3000円、Fedexで4000円です。国内在庫の送料は無料です。

リムブレーキ用のNOVA 40

ICANのロードバイクホイールの主要モデルです。

  • AERO
  • NOVA
  • ALPHA
  • FL

この中でNOVAシリーズはリムブレーキ用の軽量セミディープです。リムサイドにブレーキフェイスがあります。

ブレーキフェイスあり
ブレーキフェイスあり

フレームはVOODOO MARASAです。

VOODOO MARASA
VOODOO MARASA

ロード用のフレームではありません。その証拠にブレーキ台座はVブレーキ用、フレームエンドは135mmです。

同モデルのクロモリフレーム版の完成車の価格が10年前で10万円前後です。高級路線のクロスバイクないしフラットバーロードですか。そのアルミフレームはかなりレアです。

本来の用途は街乗り用です。こんなハイスペックなホイールは不要です。

まあ、正味、組み立て予算を一気に削減できましたけど。鉄下駄以上のクロスバイクホイールの調達や手組は至難です。3万では収まりません。

NOVA 40のパーツ構成

ところで、ぼくの第一希望はNOVA 40でなく、NOVA 35でした。街乗りクロスバイクにエアロ性能は蛇足です。

ちなみに商品名の数字はリム高です。NOVA 40=40mmディープ、NOVA 35=35mmディープ。

当然、35mmリムの方が40mmリムより物理的に軽量です。しかし、35の在庫がメーカー欠品中でした。

ICANのような現地のファクトリー系の企業さえがパーツの調達に苦労します。世界の自転車商品の供給の正常化はまだまだ先のはなしのようです。

そんな訳で一つ上のNOVA 40を送ってもらいました。リム高以外の仕様は35と同じです。

ICAN NOVAシリーズの構成です。

  • ハブ:POWERWAY R51
  • リム:ICAN
  • スポーク:SAPIM CX RAY
  • ニップル:SAPIM

オリジナル要素はリムのみです。POWERWAYハブやSAPIMスポークは手組の汎用品ですね。

WiggleのオリジナルレーベルのPRIMEホイールなども近い構成です。あっちのハブはNOVATECですが。

ホイールの設計や構造を完全に差別化できるメーカーはカンパニョーロ、フルクラム、ロルフ、マビック、コリマくらいです。

MAVIC コスカボ UST 2020
MAVIC コスカボ UST 2020

ICANは基本的にカーボンパーツ屋さんです。スポークやハブの製造や設計は専門外ですね。それでも、AEROシリーズのハブは専用品です。

が、個人的にハブはハブ屋です。あと、フリーボディの交換のためにPOWERWAYハブのNOVAシリーズが好都合でした。

POWERWAY R51
POWERWAY R51

でかいフランジのストプルタイプです。スポーク数は16:8の2to1ですね。カンパとかフルクラムのパターンに近いスポークレイアウトです。

カーボンリムの形状

で、カーボンはカーボン屋です。ここはICANの専門分野です。

NOVAシリーズのリムです。

チューブレスリム
チューブレスリム

当然、チューブレス互換です。サイドの段差=ハンプが平らですね。ここにタイヤのビードを上げて、気密性を保ちます。

ところで、このようなリムブレーキ用のカーボンチューブレスホイールは新機軸です。ディスクブレーキ用ほどメジャーではありません。

NOVA 40のカタログスペックです。

  • 材料:東レT700/T800
  • サイズ:700C
  • 仕上げ:UDマット
  • ドリル:20/24H
  • 幅:外部25mm 内:18.35mm
  • ハイト:40mm
  • フロント:589±10g
  • リア:742.4±10g

このリム高でセット重量は1331.4±20gです。有名メーカーの高級アルミホイールより軽量です。

無論、カタログスペックの軽さだけでホイールの性能は決まりませんが、パーツ構成はそんなに無茶なものではありません。むしろ、安パイの鉄板です。

あと、AEROやその他のシリーズのロゴのキャラクターはかっりちりし過ぎですが、NOVAシリーズは良い感じでほにゃっとします。

ロゴはペイント
ロゴはペイント

フレームのデザインと街乗り用にはこっちのが合います。まあ、ロゴなしのオプションもありますよ。

ちなみにこのホイールのコンディションは非常に上々です。さすがに雑なものは提供品には回りません。うーむ、役得です。

実測重量は前後共に+10gでした。ぎりぎり誤差の上限です。まあ、セット1350gはめちゃ軽量ですし、街乗りには明らかにオーバースペックですが。

グラベルタイヤでチューブレス化

NOVAシリーズのリムの内幅は18.5mmとまあまあ広めです。推奨タイヤは28mmですが、許容範囲は~40mmです。

ぼくは快適性と見た目を重視して、グラベルキングの700×32のTLCのアメサイドモデルを取り寄せました。

ICANにグラキン
ICANにグラキン

この組み合わせの総評です。

  • タイヤの付けやすさ:良い
  • 空気の抜け:普通
  • ビード上げ:普通
  • 見た目:良い

セミディープに黒タイヤはいかつくなります。アメサイドのチョイスは正解でした。

空気の抜け、ビード上げは普通です。タイヤの着脱はぼくの手持ちホイールの中では〇です。まあ、これはタイヤに寄りますが。

デメリットです。

  • 付属品のクイックとリムテープは微妙
  • 10速スペーサーはちと安っぽい
  • チューブレスバルブは付属しない
  • 梱包の段ボールが何か匂う

クイックリリースは微妙です。何かレバーの回転の手応えがスムーズじゃありません。スペーサーもややチープだ。

カーボン用のブレーキパッドはふつうです。

リムテープはチューブレス用でなく、クリンチャー用のぺなぺなのフリップです。これは明らかにおまけです。

チューブレスバルブが付属しないのは提供品だからかと思いましたが、通常販売のものにも付かないようです。

段ボールがけっこう匂います。いや、これは梅雨のせいだ?

ホイール本体の隙の無さと比較すると、付属品の詰めの甘さに若干の不満を感じます。

フリーボディをXDRに

POWERWAYやNOVATECのハブは手組、オリジナルレーベル、パターンオーダーでは超定番アイテムです。

おかげでスモールパーツやオプション品が充実します。

で、手持ちのSRAM系のスプロケットを流用するためにPOWERWAY R51用のXDRドライバーを取り寄せました。

12速に使えるSRAM XDRフリーボディ
12速に使えるSRAM XDRフリーボディ

これでSRAMロード用12速、MTB用12速、3Tの特殊カセットなどが使用可能です。

このように汎用パーツの手組ホイールはカスタマイズや補修に有利です。特殊な完組ホイールのスモールパーツは割高ですし、そもそもなかなか流通しません。

ちなみに135mmエンドのクロスバイクフレームへの130mm幅のロードバイクホイールの取り付けにはアダプターを使います。

130→135mmアダプター
130→135mmアダプター

無論、ハブのセンターが5mmずれます。キャリパーではセンター出しが推奨です。ぼくはVブレーキ側で調整しました。

試走

この後、数日間の寝かせを経て、試走に出かけました。

ICAN試走
ICAN試走

結論から言いましょう。カーボンリム+太めのチューブレス=サイキョー! です。これに乗ったらもう25Cとかには戻れません。

重量的にもアルミホイール+ロードクリンチャーと五分かそれより軽量です。軽快で快適、文句なし。

唯一の欠点がカーボンリムとブレーキパッドの相性ですか。Vブレーキ用のカーボンリム用のパッドというのがなかなかレアです。

この点からカーボンリムにはディスクブレーキがおすすめです。で、ディスクブレーキにはクイックリリースよりスルーアクスルがおすすめです。

ICANホイールまとめ

ICANは国内で一番人気の中華カーボンの自転車パーツ屋さんです。国内公式ストアとamazonでカーボンパーツを安く早く供給します。

ICANホイールの構成は手組の定番から大きく外れません。POWERWAY、NOVATEC、SAPIMなどは鉄板です。オリジナルはリムのみです。

リムブレーキ用のチューブレス互換のカーボンホイールというNOVAシリーズの立ち位置はなかなか特殊です。売れ筋はよりレーシーなAEROです。

付属のクイックリリース、リムテープ、スペーサーのクオリティーは微妙です。これらは明らかにメーカー物に劣ります。交換推奨。

チューブレスバルブは付属しません。

ICANホイールの典型的なパーツ構成はカスタマイズや補修には特殊な完組ホイールより有利です。

amazonnよりICAN公式ストアの方が割安です。

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