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べたべたの自転車グリップの交換 せっけん水で楽に取り付け

一般的な自転車のハンドルの握りにはゴムや樹脂のカバーが付きます。ハンドルグリップです。

OGKスポンジグリップ
OGKスポンジグリップ

機能は滑り止め、クッション、カバー、装飾です。むき出しのハンドルバーの太さ=直径22.2mmは成人男女の手にはやや細身です。握り心地が物足りない。

素材はゴム、スポンジ、ウレタン、EVA、シリコン、本革、コルク、コットンなどなどです。つねに人の手とコンタクトして、汗や油を吸いますから、けっこうな速度で消耗します。

さらに屋外駐輪のママチャリやクロスバイクには雨風光がおそいかかります。化学素材、天然素材、いずれが野ざらしには不向きです。

スタンダードなゴムグリップはあからさまにベトベトしはじめます。これが交換のサインです。

べたべたグリップ
べたべたグリップ
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べたべたぼそぼそは加水分解

ゴム製品がこんなふうにべたべたするのは加水分解の仕業です。おなじ作用でウレタンはぼそぼそになります。

長期保管の靴の底がそぼろみたいにぼろぼろになった! てのもこの加水分解です。ウレタンゴムはポピュラーなクッション素材です。

そもそも常識的に長期間の野ざらしで湿潤と乾燥にさらされれば、どんな物質もノーダメージではいられません。金属は錆びるし、カーボンは割れる。

カーボンクラック
カーボンクラック

+手の塩分や油分が加わります。雨、風、光、塩、油の五属性の波状攻撃です。外置き、野ざらし、普段使いのチャリのグリップは1-3年でへたりはじめます。

やせたスポンジグリップはちょっとやそっとで空回りします。べとべとになったゴムグリップは手のひらにしつこい汚れをくっつけます。ゆかいなものじゃありません。

実際、ぼくは上のロックオングリップのべとべとのゴムを避けて、はしっこの金具を握ります。安全性はよろしくありません。

日常品をこんなふうにだましだまし使うのはへんなはなしです。スポーツ用品ではこれがパフォーマンスに直結します。交換が正解です。

ほんとに1タッチでべちゃゴムが手に移ります。

ベチャゴム
ベチャゴム

古いグリップの取り外し

べたべたorぼそぼそのグリップはゴミです。使いまわしはむりです。カッターやナイフで切れ目を入れて、べりべりひっぺがしましょう。

パーツ交換やカスタマイズのためにグリップを無傷で取り外すなら、棒状のものをさしこんで、せっけん水を流し込みます。

なにはなくとも石鹸水
なにはなくとも石鹸水

乾いたグリップはぜんぜん滑りません。むしろ、ちょっとの力で空回りするとか横にずれるとかするグリップは危険です。「滑り止めが滑んなよ!」てなものです。

ハンドルむき出し
ハンドルむき出し

あと、このグリップ部分のハンドルの塗装は否応なく痛みます。ガリやコスレを作っても、そんなに心を痛めない。

ちなみにプラスチックの芯材と左右の金具付きのロックオングリップは再利用OKです。が、しかし、やっぱり、グリップ部分のゴムは雨風で痛みます。

グリップ取り付け

さて、取り付けに行きましょう。せっけんや中性洗剤を水でうすめて、そこにグリップをどぼって投じます。

せっけん水を塗る
せっけん水を塗る

あ、コルクや本革のやつにはこの方式はNGです。カビが出ます。「過度の水分をつけない」てのが天然素材の取り扱いの基本です。

おなじ理由で革サドルや皮テープは屋外駐輪の自転車には向きません。雨でカビカビになるか、日光でカピカピになります。

で、このせっけん水をハンドルにもぬりたくって、グリップエンドをバーエンドにはめ込みます。方向に注意しましょう。

バーエンドにかぽっと
バーエンドにかぽっと

このとき、新品のグリップはわりにイヤイヤをします。バーにすなおに入らない。親指で口をすこし広げるか、じみちにこじり入れましょう。

で、軍手をするなり、タオルを巻くなりして、ときどき水気を足しながら、ぎゅむぎゅむ押し入れます。

プレーンな新品のソフトグリップの取り付けはそこそこの力仕事です。大の男が両手を使って、ひと汗を掻きます。女子は馬力を出しましょう。

タオルを巻く
タオルを巻く

はい、しまいまで入りました。完成?

厚みが均等じゃない
厚みが均等じゃない

いえ、往々にやわらかいグリップは不均等になって、元の形よりずんどうになります。ここから押す、揉む、伸ばすして、グリップの厚みをならします。

グリップ取り付け
グリップ取り付け

OKです。

せっけん水を使わないと、ひと汗では済みません。カスタマイズの難易度が最強クラスにはねあがります。翌日の上腕の筋肉痛は必至です。

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