中古クロスバイクの鉄下駄ホイールをメンテ 玉押しに虫食い発見

先日、クロスバイクのオーバーホールをしました。これは記事の流れでは一連の作業に思えますが、飛び飛びの足掛け一週間のてまひまメンテです。

 

バラシからクミタテまでを一日でやるのはぼくの腕ではむりです。てか、手がケミカルでがさがさになるし、腰と肩がくたくたになります。

 

床置き作業はなかなかのヘビーワークです。この機にスタンディングで作業できる台を用意しようかな?

 

さて、前回の記事でフルオーバーホールとほざきながら、ホイールに言及しませんでした。タイヤ交換をしたときにちょろっといじりましたから~。

 

と言い訳でごまそうと思いますが、雨がちの天気予報に予定の変更を強いられて、ホイールのオーバーホールに着手します。

 

推定4年目のフロントホイールの状態はいかに?

 

今回の主役はこんなです。GIANTのクロスバイクのホイールです。

 

GIANT純正ホイール formulaハブ

GIANT純正ホイール formulaハブ

 

フロントエンド100mm、リアエンド135mm、クイックリリース、Vブレーキ用のザ・クロスバイクホイールです。こんなホイールはぞくに『テツゲタ』とヤユされます。

 

実際にこいつのテツゲタパワーは桁違いの3kg前後です。クイックなしのフロントが約1.3kgです。スプロケつきのリアホイールが1.8kgです。超エリートてつげたです。

 

さらにこのタイヤはContinental CONTACT 47-622です。

 

Continental Contact 700-47C

Continental Contact 47-622

 

外径はほぼ28インチです。スチールビードです。これがまたまたヘビー級です。単体で800g、対応チューブ込みでざっと1kgオーバーです。

 

さらにさらに前後のクイックリリース、そして、QR式のスタンドが加われば、足元の重量が大台5kgに届きます。もうママチャリクラスです。真テツゲタ、真ゲッター、いや、ゲッターエンペラーですわ、ははは。

 

タイヤとチューブで1kgだ!

タイヤとチューブで1kgだ!

 

多分、クロスバイク用では最重量級の組み合わせでしょう。MTBの良いタイヤはチューブレスのケブラービードで、これよりぜんぜん軽量です。セミファット系の29プラスの3インチさえが800g前後です。

 

とすると、うちのクロスのタイヤとリアホイールのセットは素のフレームより確実にヘビーです。ずっしり感の手応えはサスペンションフォークなみです、うえーん!

 

しかも、Vブレーキ用の軽いホイールがすでに絶滅危惧種です。ディスクブレーキ用かキャリパーブレーキ用は無限にありますけどね。130mmエンドのロード系ホイール x アダプターで行けますが。

 

リムテープを見ましょう。きれいです。

 

リムテープOK

リムテープOK

 

これは交換から半年くらいしか経ちません。そのリムテープのメンテの記事の日付が去年の10月ですから。

 

フロントはZefalのコットンテープです。

 

ZEFALコットンリムテープ

ZEFALコットンリムテープ

 

この布テープは安っぽくなくて、お気に入りです。へたりはほとんどありませんねー。こっちの交換は去年の8月です。汚れもないなあ。外置きの雨さらしだのに。

 

じゃあ、今回の目玉はフロントホイールです。リアホイールのハブは購入時にメンテ済みですが、こちらのハブはぜんぜんアンタッチャブルです。BBと共に前の持ち主時代から推定4年はノーメンテです。

 

覚悟を決めて、シャフトを抜きます。

 

上・リア 下・フロント ホイール軸

上・リア 下・フロント ホイール軸

 

下がフロントです。グリスがすかすかです。一方のリアはでろねちょです。ちなみにフロントシャフトに左右はありません。左右のいずれが同構造です。

 

フロントのハブ内を見ましょう。

 

推定4年放置のフロントハブベアリング

推定4年放置のフロントハブベアリング

 

オー、カップアンドコーン! わりにきれいです。てか、グリスが少なめだあ?

 

で、前後左右のベアの鋼球を出しました。左の大9×2の18個がリア、右の小10×2の20個がフロントです。

 

大9個x2=リア 小10個x2=フロント

大9個x2=リア 小10個x2=フロント

 

このカップアンドコーンの球はよくどっかに行方不明になります。シャフトを外すときにすごく注意しましょう。

 

タオルで拭き拭きします。ガチャピンにうらみはありません。

 

ガチャピンがムック色に汚れていくう!

ガチャピンがムック色に汚れていくう!

 

大きいほう=リアのいくつかが変色します。傷はありません。新しいボールを買うなら、もうホイールを換えますわ。

 

で、シャフトを拭き拭きして、小さな異常に気付きます。玉押しに虫食いがありました。

 

玉押しの虫食い

玉押しの虫食い

 

リアのフリー側の玉押しに一箇所、フロントの玉押しの一つにでっかめのガリです。現実、右側のはもう寿命です。でも、スモールパーツを取り寄せるなら、ホイールを交換します。

 

しかし、ベアリングと虫食い・・・第四部か! 「狩り(ハンティング)」に行こう!! か。あのラット戦のエピソードは第四部内で屈指の名勝負です~。

 

『スタープラチナ・ザ・ワールド!』

「やはり見たな・・・外すと必ず見ると思ったよ」

バリーの靴

 

などなどの見所が満載です。単行本は35巻です。

 

 

あ、メンテに戻りましょう。ダメージはこの二箇所です。ハブ側のベアリングカップはきれいなもんです。ノーダメージのノーダメカンタービレです。

 

ハブ側はノーダメカンタービレ

ハブ側はノーダメカンタービレ

 

ついでにフリーボディを外そうと思いまして、10mmアーレンキーをセットして、アルミパイプで柄を延長して、ばんばんトルクしても、リアハブの内側のフィキシングボルトをびくとも緩められません。固着だあ?

 

逆切れしてぶち壊す前に諦めましょう。懸命なグッド判断です! だてにプレステを何台も壊さないよ!

 

ベアリングをぽちぽち戻して、グリスをブヂュルブヂュル入れます。

 

イエローテンパランスをぶち込みます

イエローテンパランス風のグリスをぶち込み

 

ベアリングのところ以外のグリスは無駄撃ち無駄無駄ラッシュです。ずぼらして指でやるとうまく塗れません。ぼくの指は精密動作Cです。不正確無比! 筆かグリスガンを使いましょう。ドゥーユゥーアンダスタンド?

 

前後左右でこれをやって、シャフトを戻して、ハブメンテを終了します。やれやれだぜ・・・

 

と忘れた頃にこいつらが袋から出てきました。完全に油断しましたわ。

 

シャボンカッター! 

波紋カッター! パパウパウパウ、フヒィーン! でなくスプロケット SRAM PG1070

 

トップとロックリングはシマノです。10速のSRAMとシマノのカセットや変速はいろいろコンパチです。ぼくの仕様はこのSRAM PG1070、Shimano XT780 10spd リアメカ、XTシフトレバーです。実使用の支障はとくにありません。

 

が、11速のシマノとSRAMのドライブは基本的にノットコンパチブルです。レバーの引き代が違うとか、インデックスが異なるとか。まあ、調整できれば調整できますし、走れれば走れますわ。理論より実践のが正解です。

 

11速のシマノ x SRAMのちゃんぽんドライブ、シマスラは個人的にまだ未経験です。11速のSRAM PG1130のカセットが手元にあります。シマノのXT 8000かSLX 7000のレバーとリアメカを取り寄せて、ちゃんぽんしてみようかな?

 

一枚一枚にグリスを塗り塗りしながら、かちゃかちゃセットして行きます。

 

メンテを乗り越えたスプロケット

メンテを乗り越えたスプロケット

 

ハイ、OK牧場! バラして塗るとうすく均一に塗れます。

 

ふーう、ほんとにやりきりましたね~。グリスとベアリングにはしばらく遠慮します、ははは。