うちのお買い物用のGINATのクロスバイクは屋外雨さらしチャリです。
以前、こいつのVブレーキボルトをサンポールできれいにして、ガスコンロで焼き入れをしました。
が、その後の数日でこんなです。
せっかくの苦労が水のあわです。
気を取り直して、サビ除去&ペイント塗装でリベンジしましょう。
といっても、手法は相変わらずの手持ちアイテムオンリーで、二度目のサンポールと毎度のウレタン用ラッカーの力を借ります。
この際、メインチャリのボルトも一緒に洗浄しちゃいます。結果的にこんだけのサビパーツが集まりました。
M6ボルトばっかりです。ねじ頭の六角のくぼみに雨が残ると、即効でサビが出ちゃいます。
室内保管してるミニベルのボルトさえがこんなざまですわ。
これらをサンポールにぶちこんで、しばらく放置して、ちょくちょくかき混ぜます。頃合いに水揚げして、中性洗剤やせっけん水でボルトの表面の酸化反応を中和します。
この中和作業をおこたると、近日中のサビ復活劇を見ることになります。しっかりめにやります。
もちろん、用済みのサンポールをそのまま廃棄せず、トイレやバスルームにふりまいて、しつこい汚れをお掃除しましょう。サンポールが浮かばれますし、奥さんがにっこりします。
何気に右に見切れたベルのサビが最強でした。
Vブレーキのパッドをメンテ
さあ、ペイントしましょう・・・の前にVブレーキのパッドを見ましょう。リムはピカールでピカピカピカチュウになりましたが、シューはスルーでした。
異物の付着はありませんが、パッドの削れ方がいびつです。ちなみにメーカーはジャグワイヤですから、うん、そんなに悪いパッドじゃないな。
これのメンテはかんたんです。アスファルトかコンクリの平らな所でごりごり削ります、包丁研ぎみたいな感じで。
今度こそボルト塗装
いよいよボルトの塗装に着手します。てきとうなダンボール箱を用意して、ボルトを裏側にばすばすぶっ刺します。
アマゾンの空き箱です。カスタムにはまると、もれなく空き箱まみれになりません?
この状態でパツクリをさーっと吹いて、油分や汚れを落とします。ボルトやワッシャーを寄せ目にすると、スプレー量をけちれます。パツクリももらいもんです。もう一本プリーズ、マイフレンドー!
仕上げです。
塗りのきれいさより厚さを意識して、たっぷりスプレーしました。締め付けするときにどうしても削ってしまいますので。
念のためにグリスを綿棒でうすくぬって、保護膜を厚くしましょうか。こちらはミニベロのリアショックですが。
やっぱり、無地のシルバーのボルトよりこっちがクールです。
本格的な防錆にはAZの長期防錆オイルてのがベストです。