手組ホイール復活計画 カーボンリムとおさがりパーツで29er再生

2018年の年末、マウンテンバイクのホイールが壊れました。

 

カーボンリム破損

カーボンリム破損

 

ギャー!

 

カーボンリムがばきばきに割れて、白い液が溢れ出します。さすがのシーラントもリムの傷には無力です。

 

ザ・大破、まさに凄惨な凶行の現場です、ひろしです。

 

原因は縁石の角へのHIT!です。バニーホップで乗り上がろうとして、リアを上げきれずに、がしょん! てやってしまいました。角にモロ直撃でした。

 

犯行現場

犯行現場

 

これまでにこのB4Cはいろいろな自転車パーツを破壊しますが、リムの大破はおはつです。

 

家までの3kmをてくてく押して帰りましたよ、とほほ・・・

 

カーボンリムが来た!

 

この悲劇から3か月が過ぎまして、新しいカーボンリムが中華大陸より届きました。

 

中華カーボンリム

中華カーボンリム

 

29インチのフックレスのチューブレスのカーボンリムです。Light BicycleのFLYWEIGHTて超軽量モデルです。

 

先代のリムもこれです。実測が300gアンダー!

 

中華カーボンのMTB用フックレスリム 295g

 

チューブラーリムみたいな軽さです。反面、強度は強くありません。実際にぼくは破壊しましたし。

 

もっとも、クラッシュ時の打ち所の悪さとタイヤの空気圧の低さはイレギュラーな要因でした。いつのまにかリアタイヤが1bar以下だった?

 

ちなみに割れたカーボンリムは可燃ごみの日に収集車に消えていきました。サヨナラー!

 

回収されるカーボンリム(可燃))

回収されるカーボンリム(可燃)

 

カーボンパーツは可燃です。アルミやスチールパーツは不燃です。

 

少し増量した二代目

 

不幸中の幸いに壊れたのはリムだけでした。スポーク、ニップル、ハブは健在です。事件の後でホイールをばらして、パッキングしました。悪い思い出だ・・・

 

おさがりパーツ

おさがりパーツ

 

で、完全に同型、同寸のリムを調達すれば、このおさがりを余さず、もとの超軽量ホイールを再構成できます。

 

ALiExpressのお買い物履歴を見れば、先代ホイールの詳細を確認できます。仕様はこんなです。

 

  • サイズ:29er
  • リム外幅:27mm
  • リム内幅:22mm
  • リム高:24mm
  • スポーク本数:28H
  • スポーク位置:対称
  • ニップル:内装タイプ

 

ピンク字のところが重要です。これらが変わると、スポークの長さが狂います。じゃあ、先代の忘れ形見がむだになる。

 

そして、軽量なエアロスポークは安いもんじゃありません。Pillerのものが~200円/1本、DT SWISSやSAPIMのものは~500円/1本です。

 

上・DT AEROLITE 中・SAPIM CX RAY 下・Piller1423

上・DT AEROLITE 中・SAPIM CX RAY 下・Piller1423

 

このほっそい針金三本で価格がすでに1000円オーバーですよ!

 

で、完全にマッチするものをオーダーして、きっちり実測します。寸法はOKです。しかし、重量が??です。

 

FLYWEIGT第二世代?

FLYWEIGT第二世代?

 

340gです。50gの大増量だ! うえーん!

 

て、軽量厨は天を仰ぎましょうけど、このB4Cは動じません。むしろ、重量アップは剛性アップです。あの惨劇のあとでは不安がやわらぎます。

 

先代のリム、Light BicycleのFLYWEIGHTはこのモデルの初期型のようです。購入は2017年11月ですね。

 

で、はや1年が過ぎて、なにがしかのフィードバックがあったか、この340gのちょいデブFLYWEIGHTが届きました。

 

おそらく、初期型の300gアンダーのカーボンリムは剛性不足でしょう。工場長が「やべ・・・」て思って、こっそりアップデしたとか?!

 

しかし、むちゃな使い方をしなければ、かなりのライドに耐えられましたけどね。でも、MTBerはむちゃをするからなー。

 

これは山中夕暮れライドの先代FLYWEIGHTさんの雄姿です。

 

衝撃でビードが落ちたの図

衝撃でビードが落ちたの図

 

ひさびさホイール手組

 

早速、この二代目カーボンリムとおさがりパーツを使って、リアホイールを再生します。ひさびさの手組ですね。

 

手組

手組

 

ハブはSRAM BOOSTタイプのストレートプルハブです。これで一から手組をやると、スポーク長の計算に四苦八苦します。

 

ニップルとスポーク

ニップルとスポーク

 

まあ、ネットのスポーク計算アプリを使えばふつうに算出できますし、のむラボのブログを見ればふつうに組めます。

 

特殊なハブやスポークの調達のワンクリでOKです。手組の全体的なハードルは低くなりました。編み物や手芸みたいな感じですね。ぼくは楽しめます。

 

でも、忙しい現代のチャリンコ乗りには完組が手軽でしょう。「振れ取り台や工具を買う金でZONDAを買える!」とか言い出すと、もうしませんわ、ははは。

 

仮組しました。

 

仮組

仮組

 

支障なく新旧パーツをドッキングできました。あとの作業は根気の仕業です。

 

初期のホイールはぐにゃぐにゃですね。

 

ぐにゃぐにゃホイール

ぐにゃぐにゃホイール

 

スポークニップルを締めて、テンションを上げつつ、振れを取ります。ここが長丁場です。作業時間の8割はここだ。

 

テンションアップと振れ取り

テンションアップと振れ取り

 

意外に整備好きのおっさんより手芸好きの女子の方がこの作業には向きそう。ちまちまこつこつ型の作業です。

 

ぼくは縦振れ→横振れ→センター出し→微調整のながれで作業します。

 

ハブセンターのずれ

ハブセンターのずれ

 

一回目のセンター試験はがばがばでした、ははは。

 

そんなこんなでホイールが復活しました。

 

ホイール復活

ホイール復活

 

以前のセット重量が1350gです。リムが50g増量して、1400gの大台に乗りました。それでも、そこらのロードバイクの完組ホイールより軽量です。