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ロードバイクのフレーム丸洗い 靴の手入れと共通する自転車の洗車

先日、フラットバーロードのオーバーホールをはじめました。パーツ一式を取り外して、完全にバラバラにしました。

ロードの展開図
ロードの展開図

オーバーホールはめっちゃめんどうです。バラ完のがかんたんだ。シングルスピードのパーツの少なさが救いです。

多段ギアのスプロケの掃除しにくさは破格です。ギザギザ、どろどろ、穴穴・・・ファッキン!

SRAM GX EAGLEカセット
SRAM GX EAGLEカセット

オーバーホールの第二弾はフレームセットのクリーニングです。今年の垢を落として、デビュー時のかがやきを蘇らせます。

フレームセット丸洗い

日常的なフレームのクリーニングはせいぜい拭き掃除、ドライクリーニングでしょう。で、たまにワックスやコートを掛ける。

バイクを部屋まで上げて管理する派の人は都度にタイヤを拭かないと、同居人にぶうぶうぶうぶうゆわれます。帰宅後の3分間メンテは歯磨きのようなものでしょう。

ぼくはこのフラットバーロードを完全屋外駐輪にしますから、日常的にクリーニングしません。ポジション的にはママチャリです。鍵すら掛けない。

しかし、もともとこいつは20万のフルカーボンロードです。原付や電動アシストより高級だ。あんまり存在に扱うと、チャリの神様に怒られます。

ベアリング回りを拭く

自転車を撮影しながらメンテすると、まあまあの高確率でスマホやカメラをどろどろにしてしまいます。

これはグリス、オイル、サビ、ダストの波状攻撃のためです。自転車整備はこれらとのたたかいです。寒い時期に整備をしすぎると、ひどい手荒れを食らいます。要注意。

フレームセットのやっかいな部分はベアリングまわりです。トップチューブの上下、BBハンガー、そして、フォークの根本です。

ここらをまっさきにふきふきします。

フレームのグリス汚れをふき取る
フレームのグリス汚れをふき取る

でろでろの汚グリスが浄化されました。

グリス汚れ
グリス汚れ

で、フォークのプレッシャーアンカーを外します。

プレッシャーアンカーを外す
プレッシャーアンカーを外す

多分、このアンカーは鉄製です。抜き忘れて、水洗いして、へんな乾かし方をすると、サビサビ軍団を招きかねません。

ディレイラーハンガー、ドリンクホルダーネジも意外と盲点です。

表面ふきふき

で、余計なものを取っ払って、表面をふきふきしました。

フレーム拭き掃除
フレーム拭き掃除

完全にバラすと、こまかいところまできっちり拭けます。個人的にはもうまんぞくなきれいさです。

気がかりはステーのしつこい汚れです。

ステーの傷
ステーの傷

これはただのオイル汚れじゃありません。チェーン落ちでできた傷にオイルとサビとダストが浸透します。まんまタトゥーですね、タトゥー。

反ドライブ側の内側の痕跡はタイヤのこすれです。結局、これはクリーニングでは落ちなかった。

つぎは水洗いです。

グリス汚れにJOY

おそとにフレームを持ち出して、水でじゃぶじゃぶ洗います。散水シャワーのおかげで丸洗いが非常にはかどります。

こまったときのJOYだのみ
こまったときのJOYだのみ

ぼくはクリーナーの類を使わず、中性洗剤や洗濯洗剤でじゃぶじゃぶします。この洗剤はぼくがこよなく愛する家庭用食器洗剤のJOYです。微香タイプがジャスティス!

軒先でシャワーをぶちまけられないなら、セルフのコイン洗車場や公共の水場を検討しましょう。洗車場には洗剤やスポンジが常備です。

さっきのステーのよごれを全力でぞうきんがけします。

チェーンステーを全力ぞうきん
チェーンステーを全力ぞうきん

ぬるま湯+JOY+百回ごしごしのウルトラコンボが通じません。じゃあ、これはもう落ちない!

で、陰干しします。て、一連の流れは靴の洗い方にそっくりです。

簡易ガラスコーティング

水気をすっかり抜いて、簡易コーティングします。AZのシャインコートをぷしゅぷしゅ。

AZシャインコートでコーティング
AZシャインコートでコーティング

一月二月でどろどろになるのは目に見えます。けど、こんなときに使わないと、せっかくのスプレーを使いきれません。

水気切りには物干しざおが有用です。うちの竿はヘッドチューブにゆうゆうとおります、ははは。

もの押し竿はオーバーサイズ?
もの押し竿はオーバーサイズ?