先日、おとなりのはんなり共和国、京都へ用事をしに行きました。あきらかに今年の最大の重要事件です、そう、それはポケモンアドベンチャーウィークだ!
ARゲームのポケモンGOには自転車が切り札です。大阪、神戸へは自走でポケモンサイクリングしに行きますが、京都にはすこし及び腰になります。
- 大阪梅田6km
- 神戸三宮30km
- 京都河原町45km
です。ぼくののろのろペースで河原町へチャリすると、片道3時間を切れません。市内でポケ活するまえに消耗してしまう・・・
あと、この時期の大阪からの主要ルートの淀川サイクリングロード(虫爆沸き)と14号線(車激込み)がともにびみょうだ。
で、電車+自転車をひさびさにやろうと京都のレンタサイクルを探しますが、日本一の価格設定や出鼻をくじかれます。
で、シェアサイクルを探してみましたら、PiPPAてサービスを発見できました。創業が2017年です。非常に若い自転車活用事業です。
シェアサイクルとレンタサイクル
さきにシェアサイクルとレンタサイクルのちがいを説明しましょう。
レンタサイクルの特徴です。
- 受付窓口は特定or少数
- 返却場所も同上
- 現金払い
- 一部は予約制
- 手続きはわりとフォーマル
くわえて人気観光地での利用料は割高です。京都は日本一の観光地です。価格設定が弱気になりましょうか? ノー!
シェアサイクルの特徴です。
- 受付窓口不特定
- 返却場所多数
- チャージ払い
- 予約不要
- 手続きかんたん
特筆は料金の支払いと手続きの段です。シェアサイクルの貸し出しや返却には人との接点がありません。基本はスマホやカードでぴっぴです。
台湾の台北市内ではこれが活況です。以前、ぼくはYoubikeを利用しました。
台湾のイコカみたいな交通カードでチャージするか、ステーションのKIOSKて機械にクレカやデイビッドカードの番号を打ち込んで使います。
台湾のサイクリングロードらしきところでおなじYOUBIKEの地元の学生とデッドヒートを繰り広げつつ、観光名所を回りました。
外国人にはこっちのがスマートです。対人、対面の受付はなにかとめんどうですし。
PiPPAの使い方
さて、PiPPAの使い方を解説します。さいしょにアプリをインストールします。サービス名はPiPPAです。
ちなみに下のドコモ・バイシクルもシェアサイクルサービスです。でも、レビューが星2.1です、ははは。
アプリをインストして、おきまりの個人情報を入力します。それから、SMSで認証番号を受け取り、チェック、支払い方法入力へ。
クレカ、モバイルスイカ、キャリアの決済など使えます。ペイペイはむりだ! ざんねん・・・
チャージとデイパス
PiPPAはチャージ制です。つまり、先払いだ。そして、利用方法はふたつです。
上のチャージがチャージです。324円からチャージできます。京都のPiPPAの利用料金は30分108円です。東京は54円です。料金格差!
下段のデイパスは一日券です。東京は24時間300円プランが始まりました。京都は5時間540円です。か、かくさしゃかいだ!
といっても、ふつうのレンタサイクルより良心的です。京都観光の手段的には最安値でしょうよ。
ほかに月ぎめプランもあります。
デイパスの注意点
ぼくの利用目的ではデイパス5時間がベターです。しかし、注意事項があります。デイパスは決済した瞬間からカウントダウンが始まります。
ぼくは行きの電車内でつい決済してしまって、二十分くらい損しました。まあ、途中で疲れて帰ってきたけど。
京都へGO
ということで、PiPPAをインストして、十三で準急に乗って、河原町へ向かいます。何気にこれが今年の初電車でした。
ぼくはもともとひどく乗り物酔いします。車や電車のおでかけは苦手です。そして、スポーツ自転車との出会いでもとより多くなかった電車移動の機会さえが完全に消え去りました。
例のごとくおとなりの首都や繁華街は自転車圏内です。京都も神戸も奈良も往復100kmありませんし。和歌山だけがちと遠い。
てことで、これが今年の初電車です。社内の人の多さにどぎまぎします。閉所恐怖症の気がある?
ピッパのステーションへ
京都着後にPiPPAのステーションを探します。河原町から最寄りのところはフヤ野パーキングです、錦市場のそば、ナリフリ京都の近所。
PiPPAのステーションはアプリの地図上に出ます、ピパステ!
で、”P”をタップすると、上みたいなステータスをチェックできます。台数が5、待機中が2、空きが3です。
現場です。
ふつうのパーキング内のかたすみにPiPPAのポートがあります。基本的に手続きはセルフサービスです。
では、利用してみましょう。ぼくは電車内ですでにデイパス5時間/500円を決済しましたから、すぐに登録できました。
さいしょにQR読み取りか手動入力化を選びます。ぼくはアナログで手動入力しました。
で、開錠番号をスマホで受け取って、それを自転車のスマートキーて端末に打ち込みます、ぴっぴと。
じゃあ、鍵がかってにシャコーンと開きます。スマートだ!
PiPPAの自転車インプレ
賀茂川のどてまで来てみました。カップルをしり目にしつつ、車体をこまかくチェックしましょう。
各部の構成です。
- 変速:内装3速シマノネクサス
- フレーム:U字タイプ
- ホイール:24インチ
- タイヤ:ノーパンクタイヤ
- ハンドル:ハイライズのフラットバー+かご
- サドル:ふかふかのやつ
- ブレーキ:バンドorローラー
スマートなイマドキ実用系自転車ってところです。もちろん、重さはヘビー級だ。スポーティな走りはむりです。
宮崎の車体にはフリーパワー!
京都版のPiPPAのクランクはシンプルなやつです。
PROWHEELてロゴが見えます。台中のパーツ屋さんですね。中華系サイトでふつうに商品を買えます。
ところで、PiPPAのサービス展開は東京、京都、そして、宮崎です。この宮崎版の車体にはフリーパワーが搭載されます。
え、フリーパワーを知らない? メディアで取り上げられて、一時の話題をかっさらった非電動のアシストシステムです。サイクルオリンピックて店が独占販売します。
ちょっと興味あったのにー。
PiPPAの返却
返却は貸し出しの逆手順です。やはり、てきとうなステーションを探します。たまたま四条駅の近所のおされなホテルにポートを見つけました。
あ、おくの三角コーンが目印ですね。このまわりに自転車を止めて、スマートキーを施錠して、アプリで利用終了します。
貸し出しから返却まで人と接しません。かんたんスマートです。