うちのお買い物用のGINATのクロスバイクは屋外雨さらしチャリです。

GIANT ROAM3 カスタムver5
以前、こいつのVブレーキボルトをサンポールできれいにして、ガスコンロで焼き入れをしました。

焼入れボルト
が、その後の数日でこんなです。

数日でもとのサビボルトに
きっちりサビとるがな!
せっかくの苦労が水のあわです、はーあ、おもんな。
しょぼんとへこみましたが、気を取り直しました。サビ除去&ペイント塗装でリベンジアベンジャーズしましょう。
といっても、手法は相変わらずの手持ちアイテムオンリーで、二度目のサンポールと毎度のウレタン用ラッカーの力を借ります。

サンポール
この際、メインチャリのボルトも一緒に洗浄しちゃいます。結果的にこんだけのサビパーツが集まりました。

各パーツのM6ボルトなど
M6ボルトばっかりです。ねじ頭の六角のくぼみに雨が残ると、即効でサビが出ちゃいます。
室内保管してるミニベルのボルトさえがこんなざまですわ。

リアショックボルトのサビ浮き
これらをサンポールにぶちこんで、しばらく放置して、ちょくちょくかき混ぜます。頃合いに水揚げして、中性洗剤やせっけん水でボルトの表面の酸化反応を中和します。
この中和作業をおこたると、近日中のサビ復活劇を見ることになります。しっかりめにやります。

せっけん水すすぎ後のボルト
もちろん、用済みのサンポールをそのまま廃棄せず、トイレやバスルームにふりまいて、しつこい汚れをお掃除しましょう。サンポールが浮かばれますし、奥さんがにっこりします。
何気に右に見切れたベルのサビが最強でした。
Vブレーキのパッドをメンテ
さあ、ペイントしましょう・・・の前にVブレーキのパッドを見ましょう。リムはピカールでピカピカピカチュウになりましたが、シューはスルーでした。

Vブレーキシュー
異物の付着はありませんが、パッドの削れ方がいびつです。ちなみにメーカーはジャグワイヤですから、うん、そんなに悪いパッドじゃないな。
これのメンテはかんたんです。アスファルトかコンクリの平らな所でごりごり削ります、包丁研ぎみたいな感じで。
今度こそボルト塗装
いよいよボルトの塗装に着手します。てきとうなダンボール箱を用意して、ボルトを裏側にばすばすぶっ刺します。

ボルトをダンボ箱にセット
アマゾンの空き箱です。カスタムにはまると、もれなく空き箱まみれになりません?
この状態でパツクリをさーっと吹いて、油分や汚れを落とします。ボルトやワッシャーを寄せ目にすると、スプレー量をけちれます。パツクリももらいもんです。もう一本プリーズ、マイフレンドー!
仕上げです。

ペイント完了
塗りのきれいさより厚さを意識して、たっぷりスプレーしました。締め付けするときにどうしても削ってしまいますので。
念のためにグリスを綿棒でうすくぬって、保護膜を厚くしましょうか。こちらはミニベロのリアショックですが。

綿棒でボルトヘッドをグリス塗り
OKOK グッドジョブりんこです。
やっぱり、無地のシルバーのボルトよりこっちがクールです。でも、むき出しの真っ黒リアショックはすこしいかつすぎますな。
FOXかROCKSHOXのステッカーを探しますかね。本体はKSのやすいエアサスですけど、ははは。
さて、これがうまくいかなかったら、ぼくのカスタムスピリッツがほんとに今度こそフェードアウトしますよ。やから、ボルトはん、雨にも風にも負けんといてや!
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定番のクレ556が防錆にぜんぜんへっぽこだてのが何気に衝撃大です。今度、ぼくはAZ長期防錆オイルを買います。ヤフオクストアのAZ直販品は送料無料ですしね。なにわのメーカーはさすがですわ。