先日、ぼくのお買い物チャリンコのGIANTのクロスバイクのアヘッドステムをロード用の長いやつからストリート系の短いやつに交換しました。
下はCNC加工の7075超々ジェラルミンで、上はてきとー金型のなぞアルミ製です。でも、遠めに分かりませんね! 青のがきぱっと目立ちますしね!
価格は上400円、下1000円です。でも、下の定価は10000円です。春のシクロジャンブルで安く買いました。ロード用の26mmクランプのステムの需要がもうない?
ハンドルクランプ径問題
で、やっぱし、問題はクランプ径です。今のハンドルのクランプは25.4mmですが、新ステムのクランプ径は31.8mmです。26mmクランプにはきつめのトルクで取り付けできました。やけにきしきし言いますけど。
ステムの交換のときにマグシートのかませで応急手当をしました。が、ほんの数日でハンドルがゆるゆるのがたがたになって、まともなハンドリングが夢のまた夢になりました。
31.8mmと25.4mmの差はざっと6mmです。この隙間はやすやすと埋まりません。今やカーブのたびにハンドルが左右にるんたったとスライドします。
これはデンジャラスチャリダーです。お買い物チャリンコにこんなエクストリーム要素は無料です。じゃあ、怪我しないうちにハンドルを調達しましょう。
太いハンドル買う
ヤフオクで1000円のやっすいバーを落札しました。長さ比べの画像です。横幅は広くなって、ライズはやや低くなります。
この長さはオフロード用でしょうね。街乗りにはベリーロングです。でも、この見た目は嫌いじゃないなあ。てことで、ハンドルバーのカットはNGです。ダイソーパイプカッターの出番はありません、ざんねん!
キッチンばかりの重さは350gでした。フルカーボンライザーバーハンドルの3本分です。ヘビーハンドルだあ。
AliExpressで安く買えますが、受け取りまでえんえん待てませんしね。
グリップとレバー類を外す
ステムの交換と作業が被ります。まず、グリップとレバーを外します。バーエンドがどこかに行ってしまって、グリップがゆるんと外れちゃいます。どこで失くした~?
このチャリは外置きの野ざらし雨ざらしです。ブレーキレバーの表面のくすみがめっちゃ目立ちます。もともとの加工はもっとシャイニーだったのに。でも、おとなりのDEORE XTのシフターのマウントはぜんぜんへたりません。さすがのセカンドグレードです。
おや、こんなところに2012の表記があります?
このチャリのモデルは2013モデルです。つまり、製造販売は2012年です。前のオーナーはほんまにぜんぜんカスタムせんかったな。
で、ハンドルをすっきりさせて、ステムから取り外します。取り付けのときには順番にこうしますが、取り外しのときには一気にぐりぐりやりましょう。
ある程度まで緩めたら、バーをすとんと抜けます。今回の場合、最初からゆるゆるでしたが、ははは。
結局、手探りフィーリング
で、新しいバーをステムに通して、レバーを再セットします。
先にステムのボルトを締めて、ハンドルを固定しちゃうと、バーの横幅のせいでレバーを付けられません。ケーブルが突っ張ります。先にレバーをセットしましょう。
が、ブレーキのマウントがやってくれます、がりがりくん。
これがフルカーボンのブランドハンドルだったら、このTEKTROのブレーキレバーは極刑でしたね。
ハンドルのセンターの目印でセンターをセンタリングします。
ローライザーの角度の調整はびみょうです。フラットバーの調整はもっとびみょうです。トルクは毎度のマイベストトルクです。ライズがすこし物足りない。
ブレーキレバーの角度はフィーリングです。ぼくは水平気味にします。深めより浅めがグッドフィーリングです。手の大きさが関係します。
ぼくは典型的なミニハンド男子です。レバーを深めにセットすると、指をかけられません。
グリップを付けます。完成図です。バーエンドバーはサブに降格しました。銀色の見た目がうるさく思えたので。