クロスバイクのホイール交換は至難 立ちはだかるクロスゆえの壁


クロスバイクは街乗り、ホビ乗り、チャリ通にベターな実用系スポーツチャリンコです。ママチャリ・シティチャリ以外の自転車界多数派最大勢力でしょう。

 

チャリンコ的には新参者のニューカマーですね。2000年台以降にぶわっと浸透しました。

 

ザ・クロスバイクオブクロスバイクオブクロスバイクはGIANT ESCAPE R3です。これの初代は2004年デビュー組みです。同期はニンテンドーDSですね。ほら、意外と最近だ。

 

変わり者のぼくはマイナーなROMA3てモデルを買いました。MTB寄りのクロスバイクです、サス付き。

 

GIANT ROAM3 ver8

GIANT ROAM3 Custom ver 8

 

うちのやつのエンド幅(フレームのリアホイールをはめるところの幅)は135mmです。これは一昔前のMTBの規格です。現行の本格オフロードバイクのリアホイールは142~148mmにワイド化しました。

 

なので、今日のクイックリリース式の135mmエンドのイメージはMTB寄り=ノットロード系のクロスバイクかミニベロてものです。

 

クロスバイクの信念は安定感です。横幅の広さは走行の安定度をダイレクトに左右します。じゃあ、130mmより135mmです。単純計算で安定度が4%増です。

 

また、一般的なロードバイクのエンド幅の130mmもそろそろ限界です。おそらくスプロケットが12速化すれば、130mmは役目を終えます。もうすこし先、2020年ごろのはなしですが。

 

135mmのリムブレーキがすでに骨董品

 

普及価格帯のクロスバイクのブレーキはたいがいリムブレーキです。エントリーモデルはほぼVブレーキですね、で、メーカーはTEKTROです、まちがいなく。

 

DEORE? それは良いクロスバイクです。ディスクブレーキだあ? それはグッドですねえ! うちのはザ・テクトロのVブレーキです。

 

完成

完成

 

TEKTROはTRPの安い版です。そんなに悪いもんじゃありませんが、そんなに良いもんじゃありません。高いキャリパーとどっこいですね。

 

で、Vブレーキは二昔前のMTBの標準ブレーキです。前世紀末ですか。キャノンデールがUSA製だった頃ですね。

 

で、一昔前のMTBの標準はディスクブレーキ&135mmエンドのクイックリリースです。今世紀初頭の規格ですね。2010年頃までのモデルにはこれがまだありますね。

 

で、現行の本格MTBは140mmオーバーエンドのスルーアクスルの油圧ディスクブレーキです。ワイヤー引き、135mmエンド、クイックリリースは役目を終えました。

 

新型のMTB用のVブレーキみたいなのはもう出ません。補修用ですね。まず、リムブレーキ用のホイールが出ませんし。

 

つまり、リムブレーキ用ホイール、135mmエンド、Vブレーキの普及帯クロスバイクの3点セットはざっと20年くらいまえのMTBスタイルになります。

 

さらにホイールの大きさは700Cです。これはロードバイクのスタンダードです。ごちゃまぜチャンポンだあ。

 

ここにクロスバイクのホイール交換のむずかしさがあります。完成車のデフォルトのホイールは専用のホイールです。パッケージの一部です。補修用に同レベルのアイテムもあります。

 

GIANT純正ホイール formulaハブ

GIANT純正ホイール formulaハブ

 

このタイヤ、スプロケ、QR、スタンド込みのペア重量はなんと5kgオーバー! です。スーパー鉄下駄や!

 

本格オフロードホイール&タイヤのがぜんぜん軽量です。

 

前後ホイール完成

前後ホイール完成

 

 

手頃なアップグレードバージョンがぜんぜんありません、ほんまに。

 

二昔前のMTB標準規格である26インチの135mm幅のリムブレーキ用のホイールは中古ショップやヤフオクでざくざく出ます。数がありますから、そこそこの物が出ます。

 

おなじく135mmの700cないし29インチのディスクブレーキのホイールはごろごろ出ます。これは一昔前の今世紀中の産物です。まだまだヴィンテージじゃありません。

 

そもそもブレーキがディスクブレーキであれば、ホイールのサイズはそんなに神経質じゃありません。クリアランスだけが問題ですね。

 

リムブレーキの135mmエンドの700cのホイール、これが異端児です。99%がクロスバイク完成車のメーカー純正品です。もしくは、補修用。それよりベターなそこそこのやつがぜんぜんありません、ほんまに。

 

ロード用ホイールの130mmのハブを135mmシャフトやワッシャーで改造してフレームにむりやりインする、て方法はあります。

 

130mm-135mmのアダプターはこれですね。

 

 

でも、ロード用のホイールはリム幅が圧倒的にナローです。17mmくらいがせいぜいです。30mm以下のロード用の細タイヤしか使えません。ロードタイヤはお呼びじゃない。

 

うちのROMA3のタイヤはコンチネンタルの47-622です。シティ系の最大クラスです。スチールビードです。重さは800g前後ですね。ぐえ!

 

リムテープ交換完了&タイヤチューブセット完了

リムテープ交換完了&タイヤチューブセット完了

 

実際問題、2インチオーバーのものを入れて、29er化しようとしましたが、リム幅のせいであきらめました。タイヤとリムのギャップがでかくなりすぎます。

 

今でこんなですし。

 

紙等をパッドの後ろにはさむ

紙等をパッドの後ろにはさむ

 

あきらかにタイヤがぱっつんはみ出すぎです。Vブレーキのパッドのクリアランスが怪しくなります。上のところが擦る。

 

てなわけで、小まめにヤフオクや中古ショップで700Cの135mmのリムブレーキの太め幅のそこそこのホイールを物色しますが、ぜんっぜん見つけられませんね。

 

最終手段は・・・手組みですか。めんどくさー!!

 

 

ハブはDEORE LXとかでしょうか。ディスク台座つきの135mmハブはどっさりですが、リムブレーキ用の135mmハブはドマイナーです。

 

太めタイヤをあきらめるなら、ゾンダとかレーシングスリーとかを妥協的に使えますけどね~。そうじゃないのよね~。

 

内径22mm幅の700cのそこそこのハブのリムブレーキホイール、ありません、見つかりません。

 

後輪だけディスクブレーキ化して、135mmのシクロクロス用のディスクブレーキホイールを買うとかの方がまーだ効率的ですね。フレームにディスクブレーキ台座はありますし。

 

一応、ワイヤー引きのディスクブレーキキャリパーはあります。

 

メカニカルディスクブレーキキャリパー

メカニカルディスクブレーキキャリパー

 

サイクルハンターのジャンクコーナーで見つけました。300円です。Vブレーキのレバーで引けます。ホイールとディスクローターを1万くらいで調達するか~。できれば軽いやつを、かっこいいやつを、50mmのタイヤまで行けるやつを。

 

アマゾンのは補修用クラスの1kgオーバーばっかしですしねー。

 

 

しかも、先日のフルオーバーホールでホイールハブを開けたら、フロントホイールの玉押しに虫食いを発見しちゃいました。

 

玉押しの虫食い

玉押しの虫食い

 

左はチッピングですが、右のガリはもう寿命ですね。で、これだけを替えるなら、ひとおもいにホイール総とっかえしますわねー。現行ホイールがおんぼろ鉄下駄ですし。

 

でも、上記の理由で手頃なやつを見つけられません。ヤフオやサイクルハンターでたびたび探しますが、目ぼしいのを見つけられない。

 

最後の花道でやけくそにロードバイクの23Cタイヤを付けちゃったり。

 

23Cタイヤセット完了

23Cタイヤセット完了

 

案の定、乗り心地ががちがちになります。23cのチューブドはまあまあの苦行ですね、ははは。

 

最後のしめにフォークをリジッドに交換して、ルック車乗りの友だちに譲ろうと思います。でも、リム打ちパンクをさせまくりかねないな~、あのファッキンマイフレンド。

 

じゃあ、ミニベロよりいじりがいがしませんね、クロスバイク。つまり、実用的マイルドスポーツ車ですね。

 

カゴとかキャリアとかのアクセで飾るのがフレンドリーでしょう。ちょっとしたグレードアップにはほとほと向かんな~。

 

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クロスバイクのホイール交換は至難 立ちはだかるクロスゆえの壁
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クロスバイクのホイール交換は至難 立ちはだかるクロスゆえの壁
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135mmエンド、Vブレーキ、700cのクロスバイクのホイールはスポーツバイク的には異端児です。純正品や補修品はありますが、ちょっと良い手頃なホイールが壊滅的です。ロードバイクぽい乗り味にするのは意外と簡単ですが・・・
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