ナイキレボリューション5 4Eのレビュー サイズ感や評価など

  • 総合評価 3.5/5 ★★★
  • コンパクトな4Eシューズ
  • インソールがいまいち

これがNIKE REVOLUTION 5の率直な印象です。上位モデルのZOOM PEGASUSや似て非なるダウンシフターとの比較などを交えて。以下で詳しく解説します。

ナイキレボリューション5の基本情報

スポーツアパレルの二強はどこでしょう? 三本線としゅっとしたアイコンのところです。そう、アディダスとナイキですね。

NIKEの外箱
NIKEの外箱

NIKEの社名はギリシャ神話の勝利の女神ニーケーに、このトレードマークはその翼に由来します。

最強最速のランシュー

ナイキのランニングシューズは全世界的に大人気です。

土日に近所の公園に行って、他のランナーの足元を確認すると、三人に一人の割合でこの勝利の女神の翼を拝めます。

その人気は老若男女を問いません。真のスーパーブランドだ。

また超高性能厚底シューズのNIKEヴェイパーシリーズは好記録を連発して、長距離界・マラソン界を席巻します。

現代は実質的にナイキの一強時代です。

ぼくはNIKE ZOOM PEGASUSをしばらく愛用しましたが、ふとBROOKS GHOST12に出会って、こちらへ鞍替えしました。

レボリューションとダウンシフター

で、今回のシューズは先代の愛靴のズームペガサスでなく、もう少し手頃なNIKE REVOLUTION 5です。

サイズは26.5cm、ワイズは4Eです。エクストラワイドのカラータイプは黒のみです。

NIKE REVOLUTION 5
NIKE REVOLUTION 5

「ダウンシフターは?」

そう、ナイキの入門用の名盤はNIKE DOWN SHIFTERです。こちらにもEXTRA WIDE幅、4E widthの展開があります。

が、2020年7月のNIKEの公式サイトにはダウンシフターの個別ページが存在しません。

カタログ落ちのようです。キッズ用とウィメンズ用しか公式ページの商品検索に出てこない。

とはいえ、現行モデルのダウンシフター10や9以前の型落ちも市場にまだまだあります。

そして、ダウンシフターもレボリューションも初心者向けのクッション系のランニングシューズです。4000~5000円の価格設定も被ります。

ナンバリング的にはレボリューションの方が後発商品です。現行モデルはRevolution 5だ。

つまり、ダウンシフター10の後継モデルではない。古参が削られたか?

使用者の身体情報

ぼくの足のデータを紹介します。

性別男性
体系中肉中背
素足サイズ25.5cm
スニーカーサイズ26.0-26.5cm
素足幅11cm
スニーカー幅4E
土踏まず足囲26cm
母指球足囲27cm
※数値は夜に計測したもの

足囲=足回りのことです。幅広甲高の足囲は縦のサイズを優に越えます。この特徴がシューズ選びを難しくします。

標準、ワイドタイプ、アジアンフィットは入りません。エクストラワイド、スーパーワイド、4E~が適正です。

ナイキレボリューション5の特徴

ナイキの公式サイトからRevolution5のキャッチコピーを紹介します。

  • 柔らかいソックライナー
  • 贅沢な裏地
  • (高視認性の) 個人用保護具としての使用を目的とした商品ではありません
  • 表示カラー: ブラック/アンスラサイト/ホワイト
  • スタイル: BQ6714-003
  • 原産地: インドネシア

多少の機械翻訳と説明不足の風情が漂います。括弧付きの(高視認性の)はリフレクターのことでしょう。

ソックライナー=インソール=中敷きです。※このサイトでは『インソール』で統一します。

希望小売価格は税込4599円です。実売は3500円~ですが、26cm前後の4Eモデルはそうそう売れ残りませんね。

ところで、欧米のシューズは欧米人にはジャストですが、東洋人にはタイトです。

アメリカ人やヨーロッパ人は靴を脱ぎませんからね。基本の幅はC~Dです。

で、アメリカ代表のナイキの標準的なシューズは幅広甲高の私には非常にタイトです。

スニーカー系、日常系、競技系はほとんどダメですね。アッパーの容量が明らかに足りない。

が、ランニングシューズの4Eのサイズ感やフィット感は国内のアシックスやミズノのスーパータイプとほぼ同じです。

実際、ぼくはこの二年で二足のズームペガサスの4Eをヘビロテして、完全に履きつぶしましたし。

NIKE-ZOOM-PEGASUSとNIKE-REVOLUTION
NIKE-ZOOM-PEGASUSとNIKE-REVOLUTION

そんな訳でズームペガサス4Eの下位互換的なダウンシフターやレボリューションには不安感がありません。

ペガサスと同じく26.5cmの4Eがジャストサイズでしょう。まあ、念のためにスポーツデポで試着しましたが。

薄手のシームレスアッパー

ナイキのランニングシューズのアッパーはシームレスメッシュタイプです。生地はかなり薄手です。

おかげで通気性と伸縮性は最高です。少し分厚い靴下のような感じ。

NIKE-REVOLUTION-5アッパー
NIKE-REVOLUTION-5アッパー

反面、保温性や防水性は皆無です。冬場にこれでサイクリングやツーリングをすると、数分で爪先の感覚を失います。熱がすぐに逃げる。

耐久度は普通です。が、足の小指の爪を切り忘れる、ボールを蹴る、藪を歩くなどをすると、メッシュの寿命を急速に消耗してしまいます。

ほつれor穴開きからのダメージが加速度的です。

それから、Revolution 5の4Eのカラーバリエーションはこれのみです。

サイズ感はコンパクトな4E

シームレスなメッシュアッパーの履き心地は非常に快適です。

生地の繋ぎ目がありませんから、内側に余計なデコボコが生じない。足の当たりがストレスフリーだ。

もちろん、ムーンスターの防水スニーカーM196や同価格帯のシームありのasics JOG 100 2よりReevolutin 5は上です。

ただし、上位のNIKE ZOOM PEGASUSやBROOKS GHOST12には負けますね。

サイズ感はコンパクトな4Eで、ゆったり目の4EのBROOKS GHOST12やNB MT410よりタイトです。個人的に26cmへのサイズダウンはない。

こちらは踏み込み時のアッパーの変形です。指の形が浮き上がります。とくに親指と小指はサイドに突っ張る。

Revolution-5のメッシュアッパー
Revolution-5のメッシュアッパー

ゆったり目の4Eではこのようなことは起こりません。つまり、このNIKE REVOLUTION 5のアッパー容量はわりとコンパクトです。

伸縮性のメッシュ素材のおかげでタイトさは和らぎますが。

仮にアッパーがメッシュ以外のキャンパス生地や革製であれば、サイズ感はさらに窮屈になります。

インソールは糊付け

ナイキの公式ページでは『ソックライナー』と記載されるインソールはこちらです。

NIKE-REVOLUTION-5-インソールソックライナー
NIKE-REVOLUTION-5-インソールソックライナー

フラットなウレタンのプレートです。

と、こんな風に撮影のために取り外しましたが、このRevoluton 5のインソールは糊付けです。ソールの裏側はべとべとします。取り外しは非推奨ですね。

個人的に貼り付け固定タイプの中敷きは好みではありません。これだけを取り外して、気軽に洗濯できないから。

あと裏に張り付いた汚れやゴミはなかなか落ちません。撮影時に何か変なカスがこびりついてしまった・・・

インソールを戻す
インソールを戻す

インソール自体の品質も値段相応です。凡庸な緩衝材の域を出ません。この事情から交換不可の糊付けは蛇足に思えます。

ついでにインソールの土踏まず側の段差がやや気掛かりです。

インソールが細身?
インソールが細身?

アッパーの部分はメッシュのおかげで伸びますが、ソールに近い部分は伸びません。土踏まずの辺りは4Eの中ではコンパクトです。

で、接地時に伸びるアッパーと伸びないソールでギャップが生じて、土踏まずがインソールの角を踏んでしまいます。これが快適ではありません。

解決策はインソール抜きです。が、新品の状態では糊がべたべたします。これもストレスだ。何回か水洗いをすれば、落とせますけどね。

Brooksやasicdsの4Eではこの問題はありません。つまり、NIKEの4Eのランシューはスタンダードより少し細身なコンパクト幅広です。

実質3.5Eくらい?

ズームペガサスの中敷きでカスタムしてみましょうか?

ヒールは普通

Revolution 5のヒールはこちらです。差し色のグレーが入ります。これが『アンスラサイト』カラーです。

この部分の印象は可もなく不可もなしです。内側にわりとしっかりした補強があります。

白いミッドソールは柔らかめで肉厚です。最近の厚底ブームのおかげで旧来の初心者的印象は薄くなりました。

固めのアウトソール

ナイキのズームペガサスの購入理由の一つがアウトソールの硬さでした。接地時の感覚は「たったった」という感じです。

モチモチのハイグリップではありません。NIKE SPEED RIVALなども同系統です。

で、この安価なRevolution 5のアウトソールも同じ傾向にあります。靴底のゴムは固めです。

NIKE-REVOLUTION-5-アウトソール
NIKE-REVOLUTION-5-アウトソール

切れ目やブロックはありません。サンダルの裏みたいな一枚物のフラットソールです。

柔めのミッドソール+固めのアウトソール=ちょい固めの接地感になります。

靴底の感覚は「たったった」という感じです。粘りやしなりはありません。サンダルぽいです。

アウトソールは固め
アウトソールは固め

またソールにブロックや切れ目がありませんから、雨の日のコンクリートやマンホールは苦手です。

重量は重め

Revolution 5はランニングシューズの中では重めです。片足の実測重量は293gです。

NIKE-REVOLUTION-5の重量
NIKE-REVOLUTION-5の重量

同クラスのasics JOG 100 2が268gで、ハイエンドのクッション型のBROOKS GHOST 12が295gです。靴底の接地感は軽快ですが、総重量はもっさりです。

NIKE REVOLUTION 5のまとめ

  • 価格:5
  • ブランド:5
  • デザイン:3
  • 性能:3
  • 機能:3
  • 幅広甲高:3
  • トータル:3.5

総合評価は3.5/5です。上位のZOOM PEGASUSの印象がすでにありますから、下位モデルのRevolution 5の評価はやや辛口になりました。

価格とブランド以外は平凡です。目ぼしい加点ポイントがなかった。