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日跨ぎクエスト攻略法 出ないときの復活の仕方も

フードデリバリーの配達パートナーは給料を貰えません。パートナーの稼ぎは時給や月給のような固定の賃金でなく、成功報酬型の売り上げ、個人事業の営業利益です。

配達報酬は基本報酬と追加報酬で算出されます。後者はフーデリ用語で「インセンティブ」です。

  • ブースト
  • クエスト
  • ピークタイム
  • 紹介料
  • チップ

厳密にはチップは運営元からの追加報酬ではありません。注文者からの善意の心付けです。アプリのインセンティブよりはるかに尊いものです。

が、チップは時の運と注文者さんの機嫌に寄ります。以下ではより確実な追加報酬であるクエストの解説と既定の回数を効率的に達成するコツを伝授します。

フードデリバリーのインセンティブ

現代的なフードデリバリーの業界標準はアメリカ系のUber Eats です。おかげでフーデリ界の用語には横文字が飛び交います、インセンティブ=追加報酬のように。

そのインセンティブの基本の三本柱が以下の横文字です。

  • ブースト=増額
  • クエスト=依頼
  • ピークタイム=繁忙期

この3つのインセンティブはたいがいのフードデリバリーにあります。配達パートナーの売り上げを底上げする大事な要素です。

逆に追加報酬なしのプレーンな基本報酬はアルバイト代とどっこいどっこいです。固定給を貰えない、福利厚生を保証されないフリーの不安定な営業スタイルでそれは微妙です。

ことさらに専業、ガチ勢はインセンティブには神経質です。その有無は死活問題だ。雨の日に雨クエが出ないと、嘆き節がSNSに溢れます。

クエスト=配達回数ボーナス

配達パートナーの中長期の売り上げを左右するのがクエストです。この単語はゲームでは「依頼」や「冒険」を、フードデリバリーでは「配達回数ボーナス」を表します。

まあ、ゲームにも「このスープを隣町のお婆さんに届けてください!」のようなお使いクエストは普通にありますが。バーチャルでは500G、リアルでは500円です。

そのリアルお使いクエストの代表的ビッグタイトル”Uber Eats(ウーバーイーツ)”のクエストの内容です。

Uber Eats クエスト報酬
Uber Eats クエスト報酬

Uber Eats のクエストはいくつかの難易度に分かれます、初心者・中級者・上級者のように。期間は主に月曜から金曜の一週間以内です。これは日を跨ぐクエスト=日跨ぎクエストと呼ばれます。

Uber Eats クエストの消失と復活

Uber Eats のクエストの難点は配達実績で出たり消えたりすることです。

パートナー登録から時間を置いたり、前回の配達からしばらくログインしなかったりすると、一時的にクエストへの参加権を剥奪されます。サボりペナルティーです。目安は二ヶ月くらいです。

このペナルティー期間中には配達アプリの「プロモーション」をチェックしても、クエストの予定すら見れません。

この後で真面目に配達を続けると、クエストが復活します。目安は二週間くらいです。

DiDi Foodも同様の週単位の日跨ぎクエストを定期的に開催します。

DiDi Foodの跨ぎクエスト
DiDi Foodの跨ぎクエスト

こちらにはペナルティーは特にありません。大阪や神戸での開催頻度はほぼ毎週で、Uber East のクエストより安定です。

menuには定期の日跨ぎクエストはありませんが、レベルアップボーナスが実質的なクエストです。これは期限なしの累積の配達回数ボーナスです。

経験値を溜めて、レベルを上げると、ボーナスを貰えます。LV50の累積金額は64200円です。必要な経験値=配達回数は約4500回です。

出前館は特別オファーの形でクエストを出します。お知らせはメールです。

インセンティブの上限は4000円ですが、配達単価は悪くありません。直近20回の配達が実質+200円になりますからね。

クエストを効率的にこなすテクニック

フードデリバリーのクエストは配達回数に依存します。つまり、期間内により多くのリクエストを効率的にこなすのが大切です。

とくにUber Eats やDiDi Foodの週単位の日跨ぎクエスト上級編では1回の差が数千円の差になります。金曜4:00に89回で時間切れを迎えようなら、土日を穏やかに過ごせません。

もっとも、初心者や副業勢は平日にフル稼働できませんし、上級者並みのハイペースで配達できません。30~40回が日跨ぎのクエストの妥当な目標です。

長距離より短距離

このご時世、コンビニや飲食店は時短しますが、フードデリバリーのサービス時間は右肩上がりでずるずる伸び続けます。menuでは24時間エリアが始まりました。深夜長距離の単価は激熱です。

しかしながら、フードデリバリーは出前兼飲食です。ピークタイムはご飯時と重なります。つまり、ランチタイムの11:00~13:00とディナータイムの18:00~20:00です。

この時間にコンスタントに3件/1時間の配達をこなせば、クエストの達成率を一気に上げられます。

ランチ6回orディナー6回x5日=30回

と、昼夜のピークタイムの稼働だけで初級レベルを卒業できます。まあ、週5日稼働はかなりの重労働ですが。

3回/1時間は20分/1回のペースです。安全な速度で移動できる走行距離の目安は自転車で2km、原付で3kmくらいですね。

それ以上の長距離配送は3回/1時間のペースを狂わせます。おまけに他のエリアに流されてしまう。とくに大きな川の向こうやハブ駅の向こうへ飛ばされると、ホームへの復帰に手間取ります。

モールとタワマンを避ける

フードデリバリーの配達時間は走行時間だけに限りません。加盟店への受け取り、注文者への受け渡しも実働時間に含まれます。

最も効率的なパターンは路面店ピック→一軒家ドロップです。建物の出入りのコストが最低限です。置き配はさらに楽だ。ただし、一軒家への配送は多くありません。

逆に大型のショッピングモール、ハブ駅の構内、タワーマンションでは建物の出入りのコストが一気に跳ね上がります。

湾岸部のタワマンは稼ぎ所
湾岸部のタワマンは稼ぎ所だが難所

ショッピングモールの入館の一例です。

  1. 自転車や原付を専用駐輪場へ止める
  2. 入館証を借りる
  3. 従業員出入り口から入る
  4. 店舗で受け取り
  5. 入館証を返す
  6. 出る

お次はタワーマンションの入館の一例です。

  1. 玄関で部屋番号を押して、オートロックを開けてもらう
  2. エレベーターで上がる
  3. ノックないしインターフォン
  4. 受け渡し
  5. 出る

と、しばしば建物の入退場のコストが移動時間を上回ります。初見のモールやタワマンではなおさらです。

とくにドロップ先のオートロック率は50%を軽く越えます。配達パートナーの視点ではこのセキュリティシステムが恨めしく思えます。ヤマトの人はもっと大変でしょうけど。

で、オートロックは不可避ですが、大型モールや駅構内の飲食店は回避可能です。実際、駐輪のしにくさや入館の煩わしさから大型施設へのピックは配達パートナーには不評です。

ターミナル駅の周辺を避ける

繁華街の中心部、私鉄やJRのターミナル駅の周辺は絶好の狩場に見えます。しかし、その周辺の交通事情は自転車と原付には優しくありません。

大阪で最もごった返すヨドバシ梅田前です。ここから阪急側への横断が非常に厄介だ。

ヨドバシ梅田
ヨドバシ梅田

シンプルに交通量が多すぎます。そして、複数路線の横断がかなりの手間です。また、禁断の大型商業施設が立ち並びます。

さらにターミナル駅の周辺には無数のタクシーとバスとトラックが行き交います。これらの職業ドライバーはフードデリバリーの配達パートナーの存在を快く思いません。

原付+ウバッグのライダーは良く煽られます。

ホームを作る

エリア内の配達の効率を最大限に高められるのは場数と土地勘です。これは通勤通学が徐々に早くなるのと同じです。近道とか信号のタイミングとかが分かる。いわば、ホーム補正です。

初心者は気分でぶらぶら流さずに、特定のエリアでしばらく配達して、土地勘を養いましょう。おすすめはアウェーなターミナル駅の隣の繁華街や飲食店街です。

大きな公園、賑やかな商店街、ビジネス街と住宅街が混在するエリアは非常に理想的です。個人的な目印はドン・キホーテです。

箕面ドンキホーテ 多彩な食料品が充実
箕面ドンキホーテ 多彩な食料品が充実

ドンキの客層とフーデリの利用者層はまあまあ被ります。

日跨ぎクエスト攻略まとめ

フードデリバリーのクエストは配達回数ボーナスです。短距離を多くこなすのが日跨ぎ攻略の近道です。

ショッピングモールやタワーマンションの入退館のコストはしばしば移動時間を上回ります。オートロックは配達業者の最大の関門です。

都心のターミナル駅は非常に賑やかです。が、賑やかすぎて、快適な配達には不向きです。

最初からアウェーなエリアに挑戦せず、特定のエリアでしばらく稼働して、場数や土地勘を養いましょう。

Uber Eats
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