ぼくは2018年12月からYoutubeで動画配信を始めました。で、撮影機材をぱぱって揃えます。
Youtuberに人気のミラーレス、PanasonicのGH5Sです。本体、レンズ、サウンドアダプター、マイク、SDカードの総額はざっと30万ちょいです。まあまあ思い切りました。
撮影機材にはド定番を
ぼくはカメラにはまったく無関心です。これまでの主力はスマホのカメラですね。デジカメをいじるのはじつに十数年ぶりです。
ゆえに中途半端なものに手を出してむだに出費を重ねず、一気にこの感度最強モデルを買いました。定点の長回しはこいつの役目です。
室内の部屋の蛍光灯のあかりで動画撮影して、こんなにくっきりはっきりの画像を切り抜けます。夜間撮影がとにかく優秀だ。
やっぱし、安いスマホのカマラでは夜間暗所の室内撮影の画がにじみます。で、色味がころころ変わる。
GH5Sは固定撮りには最強ですが、チャリ撮りには無力です。アウトドア中の砂埃とか湿気も不安の種だ。防水・防塵はどうでしょう?
てことで、活動中には活動中のカメラが必要です。アクションカムの出番です。やはり、業務用機材と考えると、へんな安物をすっぽかして、一気にド定番を買います。
はい、アクションカムの王、GoProのフラッグシップの最新モデル、HERO7 Blackです。
このB4Cは自転車パーツではまあまあひねくれますが、撮影機材ではひねくれません! 完全に門外漢だからな!
カメラやビデオもこだりすぎると、沼にはまるとゆわれます。ぼくは沼にはまろうとは思いません。泉のきれいな水だけをさくっといただきます。
はじめてのGoPro
そもそもデジカメがひさびさです。それより後発のアクションカメラは完全に未知のデバイスです。
ISOとかAWBとかの機材的なところはさっぱり分かりません。構図とかの技術的なところもぜんぜん分かりません。
ぼく的にはオートがジャスティスです。人間の進歩より機械の進歩のが上でしょう。カメラにまかせた!
究極、ピンボケしないように撮ればだいたいOKでしょう。映画じゃあるまいし。
4K60fpsみたいな高画質で撮ると、保存、編集、アップロードで大苦戦します。4K60fpsの動画撮影では128GBのSDカードが二時間しか持ちません。おそろしー。
手振れ機能とマイク性能UP!
GoPro HERO7の発売は2018年の秋です。当初から好評を博して、1シーズンで盤石の地位をきずきます、『アクションカムの決定版』と。
ことさらに手振れ機能とマイク性能アップが大々的に宣伝されます。「ジンバル(カメラを安定する棒みたいなやつ)と別付けマイクが不要になった!」て。
そのほか、4Kや240fpsの8倍超スロー撮影とかぬるぬるのタイムラプスが話題です。超スローは分かりますが、タイムラプスが分かりません。早送りとちゃうの? て、そのレベルだ。
自転車乗り的には一にも二にも手振れ機能の大幅アップが目玉です。これのためにほかの候補を外せます。
しかも、ぼくはMTB乗りにジョブチェンジしました。それがHERO7を使わずになにを使う?! まさにうってつけです。
手振れ、振動の修正は編集ソフトではなかなかままなりません。パソコンにでっかい負荷がかかります。編集がはかどらない。
今時、高解像カメラはあたりまえです。GH5Sの高感度、HERO7 Blackの手振れ機能みたいなオンリーワンが個人的には不可欠です。
とにかく、編集の手間を減らすのが最優先事項です。カメラは良い素材を捕るための投げ網のようなものです。
刺身で食えるようなしんせんな動画素材をかき集めるとなると、へんな安物を選べません。amazonの中華アクションカムもネタ用にはおもしろい小道具ですけどね、安いし。
ちなみにBlack以外のHERO7 silverなんかは旧モデルのHERO6 Black以下ぽいです。7を買うならBlackを選びましょう。
ヤフオクで買ったのは小売店版だった
さて、サイクルコンピューターのGarmin製品やアップルのIPhoneのようにGoPro製品の価格は全国的に一律です。割引やセールは掛かりません。初売りとかオープンがせいぜいです。
2019年のビックカメラかヨドバシのGoPro福袋3万は旧モデルのHERO 6でした。まあ、価格的にはおねうちです。でも、6の手振れは最新モデルに劣ります。
HERO 7 BLACKの価格は税抜49500円、税込53460円です。中華カメラ10台分です。人気ナンバーワンのブランドものはさすがです。
Paypayの20%キャンペーン+ビックカメラポイント8%が実質4万アンダーの直近の最安値でした。そのおかげかヤフオクで未開封のBlackがやたらと出回ります。
ぼくはふつうの中古のやつを買いました。送料込み42810円ですね。まあまあのショッピングです。
国内流通分は二種類
日本国内のGoProの流通はすこし特殊です。二つの正規品があります。ひとつはヤマダとかヨドバシとかビックとかの家電屋の店頭の正規品です。
どこへ行っても、53460円の札をおがめます。あとはポイント還元です。
もうひとつはGoPro.comの公式サイトの直販品です。こちらも53460円です。ポイントは付きませんが、キャンペーンでSandiskのSDカードが付きます。
ポイントかSDカードか、それが問題です。
小売店分にはタジマモーターの保証書
値段、ポイント、おまけ以外のところでは保証があります。家電屋のGoPro製品にはタジマモーターてところの保証書が付きます。
ここはGoPro製品の日本代理店です。小売店の販売品のアフターサポートをします。Garminのいいよねっとみたいなもんでしょう。
一方、GoPro.comの直販品はタジマモーターの保証の対象外です。販売責任元は本家のGoProですね。
新規ユーザーは???て首をかしげざるを得ません。代理店保証とメーカー保証がある・・・てことだあ? 販売店保証はない?
で、うちのHERO7にはYAMADAのレシートとタジマの保証書がバンドルしました。つまり、小売店の正規品です。GoPro.com直販のSDカードのおまけはありません。
「直販分の保証や返品がめんどうだ」てはなしがネット上にちらほらあります。メーカー保証はアメリカ本国GoProの仕事ぽいです。並行輸入品やグローバル品とおんなじだあ?
とはいえ、総代理店のタジマモーターの評判も賛否両論です。結局、どっちもどっちな感がします。
デジカメの罠
そして、デジカメの宿命でGoProには内部ストレージがありません。うちにはmicroSDカードがありません。デジカメのやつはふつうのSDカードです。
じゃあ、その日に撮れへんし!
おなじことをGH5Sでやりました。なんでデジカメにはSSDやHDDがないのや! なんか技術的な問題でしょうか? たんなる慣習? うーん、ミステリ。
あげくに高級ぶんちんの再来です。
この週末、ぼくはおあずけを食らった犬のようにしょんぼりしました。せめて開封動画にして溜飲を下げます。
しかし、中華カメラはおもちゃみたいな値段だなあ・・・あと、タイトルがもりもり全部乗っけだ、ははは。