ぼくはながらくノープロテクター派ですが、オフロードを走り始めて、しばしば身の危険を感じます。
近所の野良=山中=岩山です。ふもとのゆるいエリアはことごとくアスファルトコーティングです。そこにはオフロードがありません。ためにオンからオフへの変化が急激だ。
また、ぼくのチャリ活は基本的にソロライドです。オフロードでの負傷や怪我はしゃれになりません。
そして、たまたま近い期間にリアルとネットで「メットを被ってね」て助言されまして、岩で顔面強打の夢を見まして、ついにヘルメットを購入しました。
自腹の初メットが英国より届きましたで。
100%のAIRCRAFTです。レーサー向けのハイエンドモデルです。セール価格が25000円でした。
100%はもともとモトクロスのアパレル屋さんです。ロード乗りにはペーター・サガンのアイウェアでしょうか。MTBerにはメットとゴーグルです。
はじめてのフルフェイス
ところで、ふつうの趣味のMTB乗りはフルフェイスを最初にチョイスしません。売れ筋はMTB用の半ヘルです。国内の近場のライドはそんなにハードにはならないし。
が、ぼくは半ヘルの防御力に多少の不安を覚えます。かんじんの顔面がノーガードですから。半ヘルは悪夢をふっしょくできない。
ついでにたまたま堺の大泉緑地のダートジャンプへ遊びに行きました。
ここではフルフェイスが主流です。この体験で興味が出ました。で、極端から極端へ振れるいつものパターンが発動して、ダウンヒル用のフルフェイスがポチられました。
MTBフルフェイス試着
各部をチェックしましょう。うしろの表記です。
MIPSは自転車ヘルメットの標準的な衝撃分散システムです。サイズは安心安全のXLです。
メットの内側です。
パッドがてんこもりです。岩や木に頭をぶつけても、崖に落ちても、致命傷をさけられます。
とくに工夫なく試着しました。
数値のサイズはぴったりですが、実際はぎゅうぎゅうです。これが欧米フィットとアジアンフィットの差だあ?!
頭部のフィーリングはそこそこですが、ほっぺたと顔面がぎゅうぎゅうのぱんぱんです。着脱も異様にタイトだ。
つまり、ぼくの頭部はXL、顔面はXXLのようです。うえーん!!!
パッドを間引き
苦肉の策でパッドを抜きました。
これはゆるゆるです。メットがすぐにずりさがる。
ニット帽をかぶれば、滑りを抑えられます。が、クッション感がすこし足りないし、頭が蒸れる。夏場にニット帽はない。
頬当ての部分のパッドを入れず、頭部のクッションだけ入れました。これはどうでしょう?
はい、結果的にこれがベターな解答でした。つまり、ぼくの頭部はXLで、顔面はXXLです! そうゆうメットを作ってください!
多分、頬骨とえらが出すぎです。顔でか人間の典型的な特徴ですね。
同色の100%のゴーグルを合わせれば、フォーマルなMTBerに早変わりできます。
ポーズを取ってしまうのはフルフェイスあるあるです、ははは。
しかし、インソールを抜かないとシューズを履けない、パッドを間引きしないとメットを被れない・・・ほんまにこのボディは非スポーツバイク的ですねえ。
バイザーを外して嵩を減らす
ぼくは自走派です。チャリで行って、チャリで遊んで、チャリで帰る。クルマはうちにありませんし、電車輪行はめんどうです。自走がいちばんだ。
でも、このフルフェイスを被って、街中をぷらぷら走れません。本人は仮面ライダーのつもりですが、はた目には不審者です。
てことで、ぼくはこれをリュックにぶちこんで、持ち歩こうと思います。それにはこのフルフェイスはやや嵩高です。XLだしな!
このサンバイザーを外してみましょう。で、リュックにぎゅうぎゅう押し込みます。
パンパンです。
ただ、重さは1kgちょいです。自走はぜんぜんOKです。キャンプセットやコーヒーツーリングのソロバーナーセットや水のがヘビーです。
おうちではFalloutごっこで遊べます。おまけに即席の武器っぽいものがあれこれあるから。
ゴーグルの内側にはわりとよゆうがあります。メガネライドはOKそうです。コンタクトはすぐに乾くから。