ドロップハンドルの取り付けと交換 レバーの位置はお好みで


ロードバイクのあたらしいドロップハンドルがついに届きました。

 

安エアロハンドル

安エアロハンドル

 

フルカーボンのエアロなドロハンです。おねだんは3500円です。細部のクオリティは正規ブランド品に劣りますが、強度は十分です。

 

2000円のライザーバーさえが過酷な使用で2年もちましたし。

 

カーボンクラック

カーボンクラック

 

高級ブランド品であれ安物であれ、カーボンハンドルは割れるときにはかんたんに割れちゃいます。安いのを早めに使いまわすのが得策です。

 

アルミハンドルは強度にすぐれますが、重量と振動吸収に劣ります。鉄は驚異的にヘビーです。

 

はじめてのカーボンドロハン

 

この安カーボンハンドルにぱっと見で不自然なところは見当たりません。でも、中華パーツの品質管理の担当はDIYセルフチェックです。身体測定をしましょう。

 

重量の実測です。

 

230g

230g

 

230gです。上ハンのひらべったいところがウェイトをかせぎます。ふつうのシャローのラウンドのカーボンドロハンは200gを切ります。アルミは300gまで行っちゃいます。

 

横顔です。形状はオーソドックスなアナトミックシャローです。

 

アナトミックシャローのドロハン

アナトミックシャローのドロハン

 

おつぎはハンドル幅です。採寸はバーエンドの芯-芯です。オーダーサイズはちょいワイドの420mmです。

 

ハンドル幅実測425mm

ハンドル幅実測425mm

 

写真の角度では450mmに見えますけど、実測は425mmです。+-5mmは誤差の範囲です。そして、ここは本命じゃありません。

 

かなめはステムのクランプ径です。過去にハイライザーバーの悪夢があります。クランプの実測がなぞの29.8mmでした。こいつです。

 

ハンドル回り 

ハンドル回り

 

これは31.8mmステムにはがばがば、25.4mmステムにはぎゅうぎゅうです。最後の手段でタイヤの切れ端を噛まして、上記のようにむりやり取り付けました。

 

表面の化粧カーボンはきれいで、バーエンドはきちっと22.2mmです。なぜかステムのクランプ径だけが異常値です。もしか、こうゆう未知の規格がある?

 

さて、このドロハンはどうでしょう。

 

クランプ実測

クランプ実測

 

31.57mmです。まともです。0.5mm以上のギャップはきびしくなりますが、このくらいは許容範囲です。

 

身体測定は及第点です。80点くらいのまんぞく度だ。これがスタンダードな安中華カーボンパーツです。意味不明のなぞサイズでひとさわぎしたかったぜ・・・

 

ドロップハンドル取り付け

 

さて、このドロハンをロードバイクに取り付けましょう。ステムはこれです。

 

THOMSON ELITE X4 50mm

THOMSON ELITE X4 50mm

 

THOMSON ELITE X4です。みてのとおりのずんどうのショートステムです。サイズは50mmです。

 

ロードのステムは100mmとか110mmとかです。この長さはぼくの腕には余ります。おまけにハンドリングがもっさりする。

 

最近のグラベルバイクやアドベンチャーバイクでは80mm以下のステムがトレンドです。旧来の「遠く低く」の前傾思想がもうはやりません。

 

このステムとドロハンをドッキングしました。X4の名前のようにキャップのボルトは四つです。対角線状に順々に締めて、トルクを均等にかけます。

 

クリアランスです。

 

均等に

均等に

 

ハンドルの高さを出すには車体に実際にまたがって、ベターなフィーリングを探ります。つまり、サドルの高さ出しが前提です。→サドルの高さの合わせ方

 

あれこれ検討して、この高さに落ち着きました。

 

ステム位置決め

ステム位置決め

 

から+1cmの余裕を見て、カットしましょう。しるしをつけます。

 

このへん

このへん

 

カーボンコラムカット

 

カーボンコラムのカットです。この作業は半年ぶりです。工具はこんなです。

 

ノコ、ステム、スペーサー

ノコ、ステム、スペーサー

 

構成の80%が自転車パーツに見えますけど、ステムは工具より工具らしい工具です。ことさらにコラムカットではその有用性はのこぎりを上回ります。

 

で、これらをバーガーします。

 

マックステムバーガー

マックステムバーガー

 

はい、かんぺきなソーガイドです。これがないと、断面がもののみごとにいがみます。このあとはおふろばでのギコギコギコギコギコタイムです。

 

カーボンコラムカット

カーボンコラムカット

 

ふう! この切れ端はざっと30gです。もとのフォークが380gです。38-30=350gです。じみな軽量化です、ははは。

 

こまかいところではスペーサーがわりに重量をかせぎます。

 

スペーサーいろいろ

スペーサーいろいろ

 

シフトレバーのポジショニング

 

しめはシフトレバーの取り付けです。ハンドルとステムの形状、腕の長さ、柔軟性でベターな着地点はそれぞれです。手探りがいちばんだ。

 

うちのレバーはカンパニョーロのポテンザです。

 

カンパニョーロポテンザ

カンパニョーロポテンザ

 

シマノSTI、SRAMダブルタップも同様です。定説の基本はこうです。レバー先を下ハンに合わせます。

 

シフトレバーの位置

シフトレバーの位置

 

ドロップを握ってブレーキレバーをむりなく引けるポジションです。そして、見た目の統一感が出ます。

 

しかしながら、ぼくは下ハンを常用しませんから、よりベターなポジションを手探りでさがします。

 

キャップつけて完成

キャップつけて完成

 

はい、めいっぱいまで上げました。ブラケットポジションがらっくらくです。ぼくのライドスタイルとちょい乗りの用途では上 > 下です。

 

一瞬しか使わんドロップ部分におもきを置かず、常用する上ハン・ブラケット部分の快適性を重視します。

 

あと、基本は左右均等です。が、これもベターな答えは十人十色です。ぼくの場合、左腕のが右腕よりちょい長めです。ために左レバーは下げ目です、0.5cmくらい。

 

結局、「基本」のポジショニングは微調整のスタート段階にすぎません。そこからフィーリングや好みと相談して、ベターなポジションを「応用」しましょう。

 

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