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自転車旅行の持ち物や費用 初心者向けのルートの作り方

先日、ぼくは二年ぶりの自走ビワイチにチャレンジしました。

猛暑日の琵琶湖湖畔
猛暑日の琵琶湖湖畔

初日は35度の炎天下、二日目は台風直撃でした。さいわい特段のトラブルに襲われず、たのしい夏休みを過ごせました。

いちばんの思い出フォトジェニックはキャンプの夕飯です。近江牛と白ご飯。

究極のキャンプ飯

ザ・シンプル・イズ・ベストです。これ以上のごはんはそうそうありません。

飯炊きの道具はもっぱらちいさなヤカンです。これがB4Cの動画の名物になります。

やかん飯
やかん飯

しかし、このエクセントリックなはんごうすいさんに方々から批判が殺到します。

「それはヤカンじゃありません。それは急須です」

おー、たしかにこれは急須だった! じゃあ、急須飯じゃねーか!

ちなみに米一合を炊くのに適量の水は180-200mlです。

自転車ソロキャンプの費用

今回、ぼくは道中でGoProを回して、要所要所を撮影して、動画にまとめました。で、これを見返すと、おやつやジュースや補給の費用を完全に算出できます。

自転車乗りは距離にはびんかんですが、道中の費用にはちとうとくなります。われわれは補給やごほうびと称して、高いランチやおやつを頼んでしまう。

また自転車のパーツ代と比較して、数百円~1000円の出費を安く錯覚してしまい、無駄遣いをくりかえしてしまいます。

ばかにならないコンビニ代
ばかにならないコンビニ代

シビアなおかんの目線ではこれはノーカンになりません。コンビニで食料を買うのがすでに王侯貴族、上級国民並みのぜいたくです。

この一泊二日バイクパッキングの出費の全部をリストアップして、チャリ活のコストパーフォーマンスを見直しましょう。自転車遊びはほんとに安上がりでしょうか?

出費の内訳

最初の問題は『遠出の予算をどこまで含めるか』です。ぼくはこのロングライド用に自転車パーツをあれこれ新調して、模様替えをしました。総額は3万くらいです。

SRAMカセットにシマノディレイラー

事前のカスタムが予算に組み込まれると、コスパは完全に瓦解します。電車とバスでキャンプ場まで行くほうがぜんぜん安価です。

ために今回の計上は当日の実費のみです。クレカもPayPayもNGです。現金払いがジャスティスだ!

費用の内訳

バイクパッキングの費用の内訳は3つです。

  • 飲み物代
  • 食べ物代
  • キャンプ代

むだなおみやげやチャラい寄り道はありません。走って、飲んで、食って、泊まる、以上です。

ラコリーナ近江八幡に寄りましたが、バウムクーヘンとミルクティーをスルーしました。

ラコリーナ近江八幡
ラコリーナ近江八幡

カップルは手をつないで館内に入りましょう。汗くさいぼっちのおっさんは撮影だけでまんぞくしましょう。

そんな調子でさくさく走りましたから、むだな出費をぜんぜんしません。多分に最安クラスの予算ですよ。

一日目の出費

では、一日目の費用を計算しましょう。動画から補給ポイントをたどると、出費を確認できます。

ちなみに飲食物の持ち出しです。

  • お茶500ml
  • 米一合

シンプル!

初日の補給ポイントです。

  1. 伏見の藤森神社
  2. 大津港
  3. ピエリ守山
  4. JAマーケットきてかーな
  5. ウェルシア近江八幡
  6. 平和堂木之本

それぞれのポイントの補給物資がこうです。

  • 境内の湧き水 0円
  • 自販機の500mlペット 150円
  • 自販機の500mlペット 150円
  • よもぎアンパン 140円、お茶500ml 150円、試食の漬物 0円
  • 午後の紅茶ミルクティー 2000ml 180円、おにぎり160円
  • 近江牛モモバラ200g 2300円、水2000ml 80円、ラーメン80円、シュークリーム100円、飲むヨーグルト90円

最後の平和堂の買い物はほぼ晩飯と翌日の朝飯です。道中の食事はあんぱんとおにぎりのみです。昼食休憩はありません。

上記の合計が3580円です。+キャンプ場のフリーサイトの利用料が500円です。一日目の出費の総額は4080円です。

まあ、これには近江牛200gが含まれます。ごほうびの法則がみごとに発動しました、ははは。

晩飯分を除いて、食べ物と飲み物代を分けてみましょうか。

  • 飲み物代:720円
  • 食べ物代:300円

飲み物代が勝ちました。都度の自販機の500mlペットのコスパがよろしくありません。ウェルシアで買った2000mlの午後の紅茶の3倍強の高級品です。

でも、2000mlのペットをリュックに詰め込むのはハードなものです。肩が悲鳴を上げ、背中が滝になります。

てか、リュックがこの炎天下には鬼門です。背中から熱がまったく逃げない。やわな人は排熱ミスでオーバーヒートします。ぼくは平気ですけど。

当日の熱より翌日ないし翌々日のあせもがたいへんでした。

二日目の出費

帰路の二日目は安上がりです。キャンプ代と晩飯代がまるまる浮きます。昼食は安定の「ぬき」です。

出発前にキャンプ場の生水をがぶ飲みして、500mlと2000mlのペットに補充します。これで自販機500mlペットの5本分が浮きました。

休憩ポイントです。

  1. ローソン北小松店
  2. イズミヤ堅田店
  3. 京都府内自販機その1
  4. 京都府内自販機その2

台風のせいで気温が下がって、行程が駆け足になりました。しかし、走行時間はそんなに変わりません。まあ、土砂降りハイスピードは死亡フラグですし。

補給です。

  • いなりずし130円、アメリカンドッグ110円
  • ランチパック 100円、ポカリ500ml 100円、シャビイ 100円
  • ペプシお徳用 500ml缶 100円
  • CCレモン 500ml 150円
  • 飲み物代:350円
  • 食べ物代:440円

ドリンク代が一気に半減します。水道水がぶ飲み作戦は大成功です!

一泊二日のチャリ旅の費用の総額

二日分の費用を合算しましょう。

4080+790=4870

4870円ですよ、おかあさん! 安上がりのあそびでしょう?!

うーん、この結果はぼくの予想より割高ですねえ。やはり、ごほうびの法則の発動の結果の近江牛が予算限界を跳ね上げてくれやがります。

かりに二日分の昼飯がここに加わると、1000×2=2000円の追加です。1日目におやつを食えば、さらに1000円をさっぴかれます。

他方、キャンプ場のフリーサイトのコスパはどうでしょう。二日分のドリンク台より安上がりです。これは文句なしに最安値の宿泊方法だ。

ついでに日本各地には無料のキャンプ場もちらほら見つかります。これを利用すれば、さらに経費を圧縮できる。

ごほうび封印ライド

結果的にごほうびが最大の出費となりました。「せっかくだから」は危険な呪文だ。

でも、ぜんぜんご褒美なしでストイックにかつかつ走るのは退屈なものです。わてらはプロアスリートじゃおまへんで。

とすると、とくに感動的でない自販機ドリンクの回数を減らすのが経費圧縮への近道でしょう。猛暑では500mlペットは秒でなくなる。