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自転車ナイトライド ライトひとつで深夜の都心が快速コースに早変わり

自転車はアウトドアです。基本の活動時間は日中です。朝から晩まで。遠乗り、長乗りには夏場が有利です。5-19時の14時間をチャリについやせます。

逆に冬場のあかるいリミットは7-17時です。10時間しかない。どこかでぐずぐずするとかトラブるとかすれば、目的地の寸前で闇にのまれます。

山中のとうげやオフロードはひとしおです。くらい木立や草むらのおくのガサゴソが恐怖と化します。

2018年9月塩尾寺-午後6時

しかしながら、基本のタイムリミットを越えて、遅い時間や夜中に走ると、昼チャリとは別種のおもむきを感じられます。

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夜チャリ、ナイトライダー

昼間の都会の都心はチャリンコフレンドリーではありません。人と車がごちゃごちゃと行きかい、けんそうが絶えません。

そして、チャリンコ乗りの行く手には数多の違法停車、違法駐車がたちはだかります。

神戸付近自転車レーン
神戸付近自転車レーン

自転車レーン上にタクシーさまがいらっしゃいます。休憩中のようです。「手前のコンビニの駐車場に入れや!」ておこるのはナンセンスです。

運転主さまに特段の悪意はありません。だれもがこうゆうあつかましさを持ちますし、かるい気持ちでずぼらをしてしまいます。でも、その密度がちょっと高すぎる。

これが都心では常態化します。自転車レーンや道路の左端は完全フリーダムではありません。

観光地周辺の道路はわりにきれいです。しかし、この場面では前方30mからチャリ通の学生さまがもうぜんと突っ込んできます。

歩道に上がるor右に膨らむor相手の動きを読んで直進 さあ、どれだ?! ※歩道に上がってやりすごしましょう。

彦根城下
彦根城下

一転、深夜の都会はしずかです。終電後が狙いめです。

2018年10月 午前3時 JR大阪駅前

スマホのカメラでこの明度の写真をとれます。深夜の都会はぜんぜん怖くありません。そして、衝撃の事実に気づきます。

「通行少なくて違法駐車ないだけでめっちゃ走りやすいやんか!」

はい、そうです。都会の道の走りにくさの主因は通行車両と路肩の停駐車です。道自体は広々ですし、見通しはばっちりです。

「引っ越しするのに部屋片付けたら意外と広いやんか!」

このクラスの衝撃はあります、ははは。

対照的に田舎の夜道は午後8時からまっくらけです。路面はスマホのカメラにおさまりません。

福良の夜景
福良の夜景

ちなみに正面が海、左右が道です。闇の中にガードレールが見えますか? 100円のしょぼいライトでは足元がおぼつきません。

かように深夜の都心の幹線道路は最高のサーキットです。昼間よりあきらかに効率がよくなりますし、集中力がまします。ピチピチウェアが人目に触れません。

都心ナイトライド大阪キタ-ミナミ編

では、ためしにもよりの都会の大阪市内中心部をさらってナイトライドしましょう。

人、人、人でにぎわうヨドバシ梅田前のスクランブルがひっそり感です。

がらんどうのヨドバシ梅田スクランブル交差点

おなじく人、人、人でにぎわう阪急-大阪駅前の信号もひっそりです。でも、客待ちのシータクはいます。

2018年10月午前3時JR大阪駅前-阪急の交差点

バス、バス、バスでにぎわうJR大阪駅前のロータリーがかんこどりです。

がらんどうのJR大阪駅前ターミナル

しかし、御堂筋は平常運転です。ド都心は眠らない! トラック、タク、バンの駐停車オールスターズが火を噴きます。車線のおおさがすくいです。

朝からおしごと

カニ、タコ、グリコでにぎわう道頓堀も平常運転です。

なんばグリコ前人多し

朝の三時になんでそんなに出歩くぅ? ぼくも含めて。

銀のリンゴ屋さんはひっそりです。が、アメ村方面からスケボー乗りのあんちゃんたちがわらわら押し寄せます。ミナミはにぎやかです。

アップルストア心斎橋

自転車移動もたくさんです。ONとOFFの割合はだいたい1:9です。折り畳みとミニベロが多数派です。そして、ルック車が大人気です。なんばのドンキで買うたか?!

イルミネーションの作業現場にでくわしました。おしごとごくろうさまです。

御堂筋イルミネーション取付作業中

て、ひとっぱしりのナイトライドでけっこうなフォトジェニックスをあつめられました。スマホのカメラでぱしゃぱしゃできるのがGOODです。深夜にでかいカメラを持って歩けませんし。

夏には花火ライドもおつですね。自転車の小回りのよさがスポットめぐりに大活躍します。

2018年8月淀川花火大玉

あ、めずらしい雪夜のナイトジェニックスが過去記事にありましたで。

2018年1月万博記念公園
2018年1月万博記念公園

ライトアップの観覧車のフォトジェニック度はずるいレベです。

LIGHT in NIGHT

夜間走行の必須装備がライトです。自転車の無灯火は取り締まりの対象です。フロントライトは白色のライト、リアライトは赤か橙の反射板かライトです。

フロントのカラーライトはNGです。そして、点滅もNGです。白いライトを常に点す。これが交通法の原則的には正解です。

取付位置は自由です。メット、チャリ、ウェア、いずれがOKです。ぼくはスマホのライトを全開にして、胸ポケに入れます。

スマホのフラッシュやライトは30-60ルーメンです。都心のナイトライダーにはあかるさは十分です。でも、たまに前傾ダッシュからの急停止でスマホがつるってすっぽ抜けます。

対人、対車の注目度的には点滅が正解です。チャリの速度域の常夜灯はわりに目立ちません。万全を喫するなら、点滅&常夜灯の2連式を装着しましょう。

あかるさの規定はとくにありません。『10m先を見通せるもの』とかなんとかです。都心部で10m先はよゆうです。無灯火ロンダリグ、ポリ除けには100均のライトが十全に用をなします。

正味、都会のナイトライドは闇とのたたかいではありません。深夜の都心は地方の夕暮れや山中のたそがれどきより暗くならない。

河川敷、郊外、田舎、オフロードのナイトライドこそは闇とのたたかいです。

暗い無人島
暗い無人島

100均ライト、胸ポケスマホが闇にのまれます。足元がみえても、一寸先がみえない。この写真の路面はキャンプ場の芝生で、やや前方に浅いみぞと渡し板があります。まっっっつたく見えない。

オンロードで500-1000ルーメン、オフロードで1000-2000ルーメンが安全安心ナイトライドの目安です。それ以下のあかるさで走ろうとすると、路面とにらめっこしながらのろのろせざるをえません。