自転車屋=ぼくの頭に真っ先に思う浮かぶのはあさひ自転車です。
あさひ自転車、あさひサイクル、サイクルベースあさひ、大阪ではまあほんとにしょっちゅう見かけます。コンビニのサンクスやデイリーヤマザキより確実に見かけます。
実店舗の品揃えはファミリー向けで、専門的なプロショップには劣ります。パーツの価格もそんなに安くありません。
ただ、工賃は明確で良心的です。ハンドルバーのカット864円、とか、下玉押しの圧入432円、とかのマニアックな作業がきちんとリストに明示されます。
実際、ぼくはシートポストの持ち込みカット作業を近所のCBAに頼みました。ただし、あんまりむずかしい作業はやんわりと断られますが。とくにカーボンパーツの作業は嫌がられます。
また、初心者向けのメンテの情報が満載です。ヘッドパーツの規格のページなどはベストです。
ネット店のセールの品揃えは多彩
実店舗には空気入れを借りるとか、サプライを買いに行くとかくらいしかしません。店頭のは定番のパーツばっかりです。とうぜんはとうぜんですけども。
しかし、ネット店は違います。変なパーツや掘り出し物がわんさかあります。
パーツ、ウェア類が大量にあります。なかでぼくがいちばんおっとなったのはこれです。
KUWAHARAのMTBフレーム25920円。カンパタイプインテグラルヘッドセット付属。チェーンデバイスのボルト台座あり。プレイバイク系のフレームです。なかなかのマニアックです。
ジオメトリの26インチがあいにくですー。これは不良在庫まっしぐらだ。
完成車セールのページはMARINのクロスバイクの大洪水です。
シンプルなデザインのミュアウッズが44800円です。各カラーが大量処分です。端から端まで26インチです。これぞほんとの売れ残りって感じです、あはは。
26インチはほんっとに不人気です。たしかにプレステ2並みの旧世代機です。2万円代が相場だな~。26インチバイク、3万でヤフオクで中古の良いのを買えますしね。
で、リストの最後にまた面白いやつがあります。ミニベロロード凪
凪いでどうすんねん! て思いますが、451ホイール、カーボンフォーク、105とティアグラのミックスコンポ、てぜんぜん凪いでへんやん!
むしろ疾風、HAYATEです、NOT NAGIです。
お値段は20万オーバー! これを買うなら、サイクリングエクスプレスでAZZURRIアルテグラDi2搭載のロードバイクを買いましょう。
ロードバイクもあるよ!
本格的なスポーツバイクはないんけ? はい、あります。たまにセールに出ます。今日の特価はこれですか。スペインのBHの22速。
本気のロードバイクです。性能的にはミドルグレードですが、価格的には入門クラスです。サイズがあって、お値打ち感があります。おすすめ。
ちなみにBHはスペインの大手総合企業で、BH Bikesがそこの自転車部門です。日本の代理店はアキコーポレーションです。ルイガノのとこです。
全チャリブランド中最古参のイタリア名門ビアンキの入門ロード。
ビアンキを25%引きで手軽に買えるのは文句なしでしょう。すっきりしたカラーリングです。
フランスの有力ブランドのラピエールの入門ロードは7万です。
ルイガノ、3Tの総代理店へ
2017年にあさひはルイガノと3Tの総代理店になりました。ライトのMOON、タイヤのKENDAなども。
これらのもともとの代理店は大阪のAKIコーポレーションです。てか、『ルイガノ』はAKI発のライセンスブランドで大ヒット商材です。
これが本家のLouis Garneauとともにあさひの扱いになりました。ぱっと見、一種の業務提携のようなふんいきです。あさひの本社とAKIの本社は大阪市内の近いエリアにありますから。
おかげでルイガノ取扱店は販売最大手のあさひからルイガノを仕入れるようになります。自転車販売業界ではまあまあのビックリトピックスです。
3Tがあさひの店頭に並ぶか?
おそらく、来店客の購入層と合いません。通販で特価フレームが出ないかな~。
そんなわけで意外なロードバイクや高級パーツがあさひの楽天ストアに並びます。