100円ショップダイソーの大型店には自転車パーツの一角があります。実用系の消耗品がずらっと並びます。

ここはまさにピンキリ、玉石混交、当たり外れの箱庭です。
個人的に虫ゴムセット、パンク修理パッチ、ゴムのり、自転車カバーは最強のコストパーフォーマンスを誇ります。
他方、さび落とし、タイヤレバー、カギはぽんこつです。極論、100均の自転車ロックは防犯用品でなく、ただの鍵風の雑貨です。→100円ショップの自転車鍵がダメなわけ
で、このダイソーの100円自転車パーツのコーナーから今日のゲストをおまねきします。はい、ブレーキケーブルセットです。150cmの後輪用です。

おめあてはブレーキインナーでしたが、ワイヤーの単品が店頭に見当たらなかった。で、このオールインワンのブレーキセットがカートに投げ込まれました。
価格は安心安全の税込110円です。安すぎる。スポーツバイクのワイヤーケーブル類の相場から完全に外れます。ステンレスのインナーケーブル一本が250円~ですし。
それから、ドロップハンドルレバー用のブレーキケーブルセットはありません。ホームセンターにもない。スポーツデポにはあります。
100円の自転車ケーブルセット
この破格の安ブレーキケーブルセット内容は以下のとおりです。
- アウターケーブル x1
- インナーワイヤー x1
- メタルキャップ x1
この3セットが100円です。単価は約33円になります。まじで最安のスポーツバイク用品の10分の1です。
じゃあ、強度や品質に不安がつのります。細部を見ましょう。

ブレーキインナーのエンド部分です。しっかりとはんだ付けの跡があります。鋼線の太さはふつうです。
かなめの部分です、タイコとエンドキャップ。

目視ではざつな部分やあやういところは見当たりません。目ではっきりと分かるCONSはグレーのアウターケーブルのゴムのやすっぽさです。が、手ごたえは悪くありません。
ブレーキケーブル引き比べ
早速、自転車に取り付けましょう。1.5mの長さは大方の車体に十二分です。左レバーに通して、リアブレーキにフルアウターでつなげました。

右の黒いセットがJagwaireのテフロンコートのインナーとAlligator brakeのノーマルなアウターです。セットの実費はざっと750円です。使用期間は1週間です。
で、目をつぶって、呼吸をととのえ、100円セットと750円セットの引きごたえをくらべます。はい、違いはぼくにはわかりません。
100円の自転車ブレーキセットの引きごたえ、すべり、効き、ふつうのふつうです。めぼしい欠点はアウターケーブルの見た目のチープさばかりです。
この100円ブレーキセットはぜんぜん及第点です。安さを活かして、インナーを早めに交換すると、つねに気持ちよくブレーキングできます。
テフロンコートやポリマーコートは経年と使用ではがれます。これがライナーの中につまると、インナーの摩擦が大きくなって、結果的に滑りがわるくなります。本末転倒。
かりにインナーの単品売り、黒ケーブルセットがあれば、おすすめ度がパンク修理パッチクラスまで跳ね上がります。
正味、このチープな野暮ったい灰色のアウターは通学用のブリジストンアルベルトとかにしか合いません。スポーティなMTBやロード、おしゃれなミニベロや折り畳みには浮きます。

