フルサスMTBバラ完 SRAM12速ドライブトレインをごそっと乗せ換え編


フルサスMTBのバラ完シリーズ第5弾です。前の回でケーブル・ワイヤーの取り回しをして、フォークとホイールを仮セットしました。

 

ケーブル取り回しOK

 

てきとうなサスペンションフォークの調達に手間取りますが、手持ちのドライブトレインを組み込めば、このセミサスモードでテストライドに行けます。

 

室内に置いても、むやみにまたがって、Rockshoxのリアサスペンションをシュコシュコさせてしまいます。もちろん、トレンディーなトラニオンマウントです。

 

この結果、先代のメインバイクのKONA HONZOはすっかり身ぐるみをはがされました。

 

身ぐるみはがされたKONA HONZO

 

ザ・出がらしです。15万のフルカーボンフレームには見えません。が、腐っても鯛です。まあまあ軽量です。

 

1300g

 

近日中にオールロード風のツーリングバイクに転生させようと思います。

 


12速ドライブトレインをのせかえ

 

前回までにベアリング部位の圧入、ケーブル類のカットみたいなややこしい作業は完全に終わりました。気持ちがらくです。

 

とくにケーブル・ワイヤー類は意外とくせものです。へたに切りすぎるとリカバリーできません。

 

おかげでブレーキホースの内装化はおながれになりました。長さがあきらかに足りません。

 

ブレーキホースが足りない

 

KONA HONZOのリアブレーキのルートはトップチューブ沿いの上ルートでした。このVitus Sommetのルートはダウンチューブ下の内装ルートです。で、このざまです。

 

あたらしい油圧ディスクブレーキのホースは2m=2000-3000円です。費用と時間と整備性を考慮して、外装でしあげました。

 

クランクはこんなです。

 

SRAM GX EAGLE dubクランク

 

SRAM GX EAGLEのdubシャフトバージョンです。スピンドル径はざんしんな28.99mmです。混迷なるボトムブラケット界の新鋭です。

 

SRAM純正のdubボトムブラケットのできばえが事前の予想をこえました。これはよい規格です。

 

BBのよごれは砂ぼこり

 

一週間前にクランクをブラッシングしましたが、そのあとのオフロードライドでまたもや砂利を吸い上げてしまいました。

 

ダイレクトマウントリングを外して、クリーニングしましょう。SRAMリングのマウント方式は3つのT25の星型ねじです。

 

T25トルクスドライバーでボルトをはずす

 

こんなふうに分離します。RACEFACEのCinchダイレクトマウントより着脱はかんたんです。Cinchは締め具合でおそろしく固くなる。

 

チェーンリング分離

 

綿棒でシャフトのソケット部分をほじくります。ここはグリスとダストのたまり場です。

 

綿棒でグリスをほじりちらかす

 

そのほかをさっと乾拭きして、組みなおします。

 

きれいなクランク裏

 

リフレッシュ!

 

では、フレームにクランクをセットしましょう。シャフト付きの左アームを左側から通します。

 

左アームをBBに通す

 

シマノ以外の中空クランクのシャフトはだいたい左アームに付属します。で、根元にプリロード調整リングがあります。

 

で、右側のアームエンドの内と外にグリスを塗ります。ねじ山は内側にあります。ここのグリスアップを念入りにしましょう。

 

それから、BB92には2mmスペーサーを右カップにかませます。

 

シャフトをグリスアップ

 

このフレームにはチェーンデバイスのマウントがあります。BB周りの3つのねじ穴がそうです。今回、ぼくはデバイスを使いません。

 

8mmアーレンで右アームを固定します。

 

8mmアーレンで固定

 

しめに右のクランクアームをかるく叩いて、左側にあそびを出して、プリロードリングでそれを消します。固定は2mmアーレンです。

 

プリロードリングを固定

 

このちっこいネジはよくナメます。ここのトルクはそんなに強くありません。常識的な加減で固定しましょう。ぎりぎり力一杯に締めない。

 

カセット装着

 

カセットをリアホイールにセットします。土台はこんなです。

 

29er BOOSTリアホイール

 

フライウェイトの超軽量フックレスリムとストレートプルの超剛性SS35ハブの中華カーボンホイールです。29erのBOOSTです。フリーはSRAM XDです。

 

このホイールのリム幅は22-27mmしかありません。アグレッシブなENDUROモデルのフレームにはきゃしゃなナローリムです。

 

タイヤはSchwalbe Thunder Burtです。29-2.1インチ。これも現代MTB界ではひんじゃくなタイヤサイズです。

 

フレームがもともと27.5インチのプラス用です。27.5-2.8が最大です。手持ちの29-2.3のMaxxis High Roller IIははいらなかった、うえーん。

 

でも、このピンチをチャンスと捕らえて、タイヤのパンクとリムの破損をおそれずにカリカリに使ってみようと思います。

 

だって、サスがあるから! トラニオンマウントだから!

 

ROCKSHOXリアサス

 

スプロケットです。

 

SRAM GX EAGLEカセット

 

SRAM GX EGALEの12速カセットです。ギア比は10-50の500%です。2016年以降ではふつうのカセットです。

 

ふつうのロックリング固定ツールでマウントします。ロックリングはカセットと一体化します。

 

スプロケをXDドライバに固定

 

このマウント方式ではフリーのかじりが起こりません。ためにフリーをアルミで作っても、強度を出せます。合理的。

 

スルーアクスルは12-148mmです。で、クイックでなく、スキュワータイプです。

 

スルースキュワー固定

 

で、いもねじでアクスルを固定します。がっちがっちやな!

 

スルーをいもねじで固定

 

こうゆうこまかいところでトレイルバイクとENDUROバイクの差が出ます。ジャンプできますよ、ジャンプ。

 

で、ディスクブレーキのクリアランスを見て、

 

ディスクブレーキのクリアランス調整

 

12速チェーンを張ります。

 

12速チェーンを張る

 

KONA HONZOのリアセンターが415mmです。で、このVitus Sommetは435mmです。2cmのギャップはチェーンに問題なしです。てか、もとがすこしたるたるだったか?

 

変速調整はほとんどなしです。アジャスタをすこし緩めたら、1-12速までばっちりギアチェンジできました。

 

もう待ちきれません。試走へ出かけます。

 

鬼のような直進安定性

 

わーい!

 

次回はこのシリーズの最終回「サスペンションフォークでフルサスMTB完成!」の予定です。