カンパニョーロシロッコ35 セミディープの定番がワイド化&軽量化


そこそこの値段、そこそこの使い勝手、そこそこのイメチェン感、初心者がファッション感覚で気軽に乗り換えられるホイールはないかな~? 定番以外で。

 

そんな人にはセミディープが特効薬です。ミディアムプロフィールとハイプロフィールの中間に位置して、30-40mm前後のリム高を持つホイールです。

 

なにかとハードな本気ディープ

 

リム高からのおおよその分類はこんなです。

 

20~24mm=ロープロファイル

24~30mm=ミディアムプロフィール

30~40mm=セミディープ

40~80mⅿ=ディープ

ハブまでリム=円盤ディスクホイール

 

50mm以上のドディープは初心者向きじゃありません。特化型の競技用機材になります。おのずと性能と性格はとんがります。ライトユーザーにやさしいものじゃない。とくに価格がパワフルです。

 

競技用のディープの素材はカーボンないしアルミ土台のカーボンラミネートです。安いアルミで本気のディープを作ると、むやみな増量を招きます。

 

これは固定ギアやシングルスピード用の80mmリム高のアルミディープです。重さは破格の2.5kgだア!

 

 

固定やシングルは基本的に街乗り、平地用バイクです。極端なアップダウンをしませんから、こんな重いホイールを入れられます。

 

一方のロードは長距離用バイクです。そして、山国の日本にはアップダウンが付き物です。オランダみたいに平坦な土地じゃありません。野良のディープの活動の場は限られます。

 

もう一つのネックが横風への弱さです。順風、逆風にはバツグンの強みを発揮しますが、横風にはふわっとあおられます。刀のようなものですから。

 

そんなわけで本気のディープホイールはいかつさで男心をくすぐりつつ、ライトユーザーを及び腰にさせます。初心者が高い金を出しても、潜在能力を引き出せません。

 

ファッション感覚セミディープ

 

安さと軽さを両立させるなら、アルミを使わざるをえません。そして、純正品、補修品、特価ロードの初期装備の廉価ホイールに性能と重量で勝るにはリム高を抑えざるをえません。

 

その妥協の産物がアルミのセミディープです。35mmから40mmがボリュームゾーンです。それ以下は見た目のインパクトを欠き、それ以上は純正より軽くできません。

 

やはり、いかつさと軽さが両立してこそ、ライトユーザーの手が伸びます。見た目オンリーのホイール交換は後ろめたさをかもします。

 

心の中のスポーツマンシップが「コスプレじゃないかよ!」て叫びます。ロードバイクはアカデミックな自転車カテゴリーです。不純な動機はNGですよ。

 

コスプレを許容するなら、ルック車を買いましょう。安ロードよりキャッチーなビジュアルを最初から完備します。

 

 

しかし、たいていのチャリダーはここまで妥協できません。一応、われわれはスポーツマンのはしくれですから。形から入っても、形だけでは終わりたくない。それが本心です。

 

 

すごく軽量化したカンパのシロッコ

 

安セミディープの定番はカンパニョーロシロッコです。イタリアブランド、G3レイアウトで所有の満足度はばっちりです。純正クラスより軽量で、おこづかいの3万円に収まる。ホビーローディのアイドルですね。

 

そんなシロッコは2018モデルから大幅モデチェンを果たします。リムがワイドリムの17mmになって、さらにずいぶんと軽くなりました。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
Sirrocco 35 1725→1654g CL アルミ セミディープ

 

リム高は変わりません。35mmのセミディープです。オフォシャルのジャンル別ではミドルになりますね。

 

また、シマノフリーとカンパフリーの重量差がなくなりました。重量差のあるモデルのカタログ値はカンパフリーのものになります。そして、全体的にカンパ版のが軽くなります。

 

そして新型シロッコのステッカーから赤系のアクセントが消えました。より万人向けのファッションホイールになりましたね。

 

Campagnolo Scirocco C17 Clincher Wheelset 2018
Campagnolo Scirocco C17 Clincher Wheelset 2018

定価 45147円
割引 31%
通常 31186円
特価 29627円

※2017/10/26 07:06:40 のprobikekit.jpの価格。特価は追加割引クーポンコード[ B4C5 ]を入力した場合の金額

 

3万以下の実売はなかなかのお値打ちです。この一つ上のグレードのゾンダ2017モデルが40000円ほどです。そっちの重量は1596g。差は58gです。軽量チューブ一本弱のちがいだ。

 

ゾンダもシロッコもワイドリム化をはたして、C17リムになります。ゾンダは増量、シロッコは減量しました。ハブかな?

 

じゃあ、ひいきめでなく、今回の軽量化でシロッコの株がぐいと上がります。カンパのゾンダとフルクラムのレーシングスリーは逆に売れすぎて、ありがたみは失せます。中古がぼこぼこ出ますし。

 

ちょっとヒトクセのコダワリ派にはこの新型シロッコがおすすめです。モビルスーツ的にはまさにパプテマス・シロッコさんの愛機のジOですね。

 

本格ディープホイール=クインマンサ、αアジール、ネオジオングみたいな大型MSやMAです。強力ですが、使い勝手が良くない。ぼくらのようなオールドタイプにはちとヘビーです、ははは。

 

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