ドロハン+リジッド+太タイヤ+ディスク=グラベルロード?


グラベルロードとは?

 

ENDUROとグラベルロードは近年の自転車業界では欠かせないキーワードです。この記事ではグラベルロードをピックアップします。

 

グラベルは砂利のことです。じゃあ、グラベルロードは砂利道のことです。gravel roadの画像検索でこんな感じです。

 

gravel road

gravel road ~wikipedia

 

似たような意味でdirtがあります。dirt roadはこんなです。

 

dirt road

dirt road ~wikipedia

 

砂礫の細かさの違いでしょう。くじらといるかの関係みたいなものですね。雨でぬかるむのがダートで、ぬかるまないのがグラベルです、たぶん。

 

ダートバイクてのはこんなバイクです。

 

BMX Dirt, USA Global, Ruckus DJ, Corsair Blue

BMX Dirt, USA Global, Ruckus DJ, Corsair Blue

 

ハードテイルの小ぶりなシングルギアバイクです。DJの名のとおりにダートジャンプ用です。ダートの平地を走るレースというのはありません。飛んだり跳ねたりが基本です。これは競技的には昔からあるやつです。

 

一方のグラベルバイクはこんなです。

 

niner グラベルバイク

niner グラベルバイク

 

グラベルロードて言い方は日本だけみたいですね。これは29インチ専門メーカーninerのgravel bikeです。

 

ドロップハンドル、リジッドフォーク、ディスクブレーキ、太めタイヤ、この4点セットがグラベルバイクのスタンダードです。きれいな路面から砂利道までファンライドできますというコンセプトのバイクです、フォルテpiano的な。

 

しかし、ベースはロードバイクですので、基本的に平地しか走りません。飛んだり跳ねたりはむりです。Rockぐらいの大きさの障害物は大敵です。

 

MTBとの大きな違いはハンドルの形状とサスペンションの有無です。これを変えると、まんま高速XCバイクになっちゃいます。

 

お察しのとおり、この手のニューコンセプトファンバイクは日本では好まれません。ロードバイクのディスクブレーキ化にさえアレルギーを持つ人が大多数です。

 

なにより日本の風土がグラベルバイクに向きません。路面は全国津々浦々に完全舗装のかっちかち、毎年度末に恒例行事のようにぴかぴかに新調されます。

 

グラベルバイクで走破するグラベルな砂利道を探すのが困難です。日本の悪路=古いアスファルト道路です。グラベルらしいグラベルは神社の境内ばかりです。

 

といって、本格の山道にグラベルバイクはNGスペックです。ドロップハンドルとリジッドフォークで本格のトレイルはきついです。というか、前のめりで一発で怪我します。

 

結局、グラベルバイクはユーラシア、アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどなどの大陸用バイクになっちゃいます。オフロード絶滅国のジャパンにはミスマッチです。

 

日本でグラベルが活躍しそうなところは北海道くらいです。でも、冬場がNGですけど。じゃあ、ファットバイクですね。

 

また、グラベルバイクはチャリ通にはぜんぜんオーバーチャリダーです。クロスバイクほど手軽じゃありませんし、ロードほどストイックじゃありません。

 

昨今のグラベル系の流行はENDUROみたいにユーザー発信じゃなくて、メーカー主導でしょう。このまま廃れるか、別形態に進化するか、それが楽しみですね。

 

とにかく今のグラベルはぜんぜん魅力的じゃない。テレビの3Dとか4Kとか音楽プレーヤーのハイレゾとかと同じです。もちぐされるのが関の山です。

 

でも、もりあがりがいまいちですから、わりにはやく値下がりしますね。カンザキ系列のつぶやきをチェックすると、いいかんじになれるかも。

 

あとは海外サイトの特価チェックです。