マウンテンバイクを街乗り&長距離用に改造 タイヤ交換でロードより軽いATBに

趣味の自転車歴が長くなると、予備やサブや二号機やそのほかのなんやかんやがむだに増えます。むしろ、メインの方が数的不利じゃないか?!

 

これは先代の愛機のKONA HONZOのフレームとセミファット用の中華カーボンフォークです。

 

KONA-HONZOと中華カーボンフォーク

KONA-HONZOと中華カーボンフォーク

 

1年半のオフロード、オンロード、ツーリング、バイクパッキング、普段使い、すさんな整備、むちゃなカスタマイズで相当なガタが来ます。

 

最大のダメージはシートポストのクラックです。

 

カーボンクラックだぁ!

カーボンクラックだぁ!

 

ぎゃー! これはシートクランプの締めすぎのたまものです。カーボンパーツにてきとうトルクは厳禁だ!

 

が、真のすぼらさんはこんな痛い目を見ても、専用工具を買いません。このすてきな性格は一生ものです、ははは。

 

で、去年の10月に現行の愛機のマウンテンバイクを買いまして、冬場から春先まで技の練習やトレイルやダウンヒルにはげみます。

 

今シーズンのハイライトがこんなです。Youtubeでは非常な好評を博します。

 

バニホ失敗からの股間強打で悶絶するアラフォー

 

夏だ、遠出だ、バイクパッキングだ!

 

で、シーズンが夏になりまして、日が長くなりまして、遠出の季節がやってまいりました。昨年の夏以来の自転車ツーリング、バイクパッキングが計画に浮上します。

 

しかし、メインのMTBはフルサスペンションの下り系のVitus Sommetです。これは長距離には向きません。

 

まあ、大阪から奈良市内へ行って若草山グラベルに上ったり、生駒を縦断して奈良の法隆寺まで行ったりしましたが。前者が往復80km、後者が100kmコースです。

 

若草山展望台

 

ここらが限界です。平地の速度が伸びませんし、上りのきつさが三倍増です。下り系のタイヤはゆうに1kgオーバーですし。

 

MAXXIS MINION DHR II

MAXXIS MINION DHR II

 

サブ機はどんなものでしょうか? うちの二号機はママチャリロードです。12速ママチャリシクロ→バーストパンク→11速ママチャリロードて意味不明な経歴を持ちます。詳細はB4Cの動画にあります。

 

これの100km走はよゆうでした。大阪から明石まで行って、ジェノバラインの近所の屋台でおすしを食べました。なぜか大将と自転車話でもりあがりました、ははは。これの詳細も動画にあります。

 

うちのママチャリのホイールとタイヤはロード用で、長距離には向きます。でも、キャリアや荷台がなくて、荷造りがはかどりません。フロントのおしゃれなかごにはパンしか入らない。

 

おしゃれな自転車かご

 

メインとサブがこんなありさまです。宿泊込みの遠出にはちとミスマッチです。そこで冒頭のKONA HONZOが再浮上します。

 

実のところ、これ以前の冬場に思い付きで26インチホイールを組んで、このHONZOにセットして、ダートジャンプ風に仕上げました。

 

KONA-HONZO-26インチモード

 

しかし、ホイールのパーツの調達が予想より遅れて、季節があたたかくなって、実走シーズンが来ました。はて、楽しく走れるときに練習するか?

 

おっさんのモチベはそんなに高くありません。安きに流れよ。

 

てことで、このHONZO改はしばし開店休業でしたが、遠出のシーズンに原点回帰して、再びバイクパッキングモードに生まれ変わります。

 

二年前のデビューの雄姿はこんなです。

 

琵琶湖到着!

琵琶湖到着!

 

おお、メロン色のクランクと3インチの極太タイヤが懐かしいレベだ、ははは。

 

ぼくの自転車知識はこのときよりかくじつに増えました。よりベターなパーツで遠出用の一台を再構築できます。バイクパッキングのグッズもずっと充実しましたね。

 

タイヤ交換でお手軽グラベル化

 

このKONA HONZOはハードテイルの名モデルです。毎年、完成車の国内在庫はだいたい売り切れます。GTと人気を二分します。

 

で、もともとの用途は軽いオフロード走行用、トレイルバイクです。実際、このフレームの正式名称は”KONA HONZO CR TRAIL DL 2017″です。

 

これがほんとのトレイル

これがほんとのトレイル

 

ぼくは当初にはオフロード走を想定せず、ずばりのロングライド用にこれを買って、ビワイチキャンプやアワイチキャンプをしました。

 

その後、ふと山に入って、崖や崖や崖に魅入られます。

 

くるしい岩場

くるしい岩場

 

MTBer乗り的にはこれも『トレイル』です。ロード乗りのゆるポタのノリに通じます。健全な肉体には健全な精神は宿りません。スポーツマンはうそつきばかりだよ!

 

理想はアワイチモード

 

それから、ぼくはデビュー戦のビワイチには3インチのセミファットタイヤと2.35インチのMTB用のセミスリックタイヤで挑みました。

 

近江の水郷 八幡濠

近江の水郷 八幡濠

 

このボリュームは遠出には無用の長物です。しかし、フロントのセミファットはのちのちのオフロード層でサスなしのフォークを良く助けました。

 

アワイチではタイヤはグラベルキングSKになりました。

 

ドラクエ記念碑

ドラクエ記念碑

 

これは700x40Cです。このタイヤのサイズ感は非常に好印象でした。快適性と速度が両立しますし、ちょっとした寄り道が叶います。

 

キャンプ場の周辺の散策がはかどりますね。ロードタイヤではこんなところはちと不安です。

 

吹上浜の海側サイトより

吹上浜の海側サイトより

 

35-40c前後のタイヤ幅が理想的です。もちろん、チューブレスイージーがジャスティスだ! おのずとグラベル、ツーリング系のトレンディーなタイヤが候補に挙がります。

 

Schwalbe G-one SPEED 700x40c

 

このジャンルの二強はSchwalbeとWTBです。j事実、KONA HONZOデビュー時のタイヤはこの組み合わせでした。フロントがWTB RANGER 29×3.0 リアがSchwalbe G-one LS 29×2.35です。

 

このG-oneが好印象が心に残りますし、シュワルベはもとよりぼくのお気に入りです。このG-oneの700-40Cがポチられまして、海の向こうからからやってきました。

 

Schwalbe-G-one

 

チューブレスの素晴らしさを説く胡散臭いおっさんに見えますが、このポーズには特段の意味はありません。

 

購入先は初見のHIBIKE.COMてところです。ドイツ系のストアです。日本語ページはない。送料無料サービスもない。ただし、ほかに必要なパーツがここにしかなかった。

 

それがKONA HONZOのディレイラーハンガーです。型番はTT V5ですね。ほかの一部のモデルと共通します。

 

KONA-HONZOディレイラーハンガー

 

またクランクブラザーズのSTAMPペダル、RACEFACEのBB、absoluteBALCKの楕円リングを同時にオーダーしました。HONZOのための投資は3万に及びます。

 

まあ、直前までグラベルバイクのバラ完に心を惹かれて、中華カーボンフレームを見繕いしましたけど。何故かクレカが決済のところで弾かれた。金額の大きさかタイミングの問題だあ?

 

Schwalbe G-oneの特徴は卓球のラケットのラバーみたいなツブツブの水玉パターンです。

 

G-oneの水玉模様

 

ロード用G-one、グラベル用G-one、MTB用G-oneのすべてがこの水玉パターンです。でも、なんかどっかで別パターンのG-oneがあったな・・・

 

グラベルキングSKのパターンはしっかり目です。

 

Panaracer Gravel King SK 700-40

Panaracer Gravel King SK 700-40

 

グリップは向上しますが、摩擦抵抗と重量は増えます。G-oneの実測は450-480g、SKは500gオーバーです。

 

しかし、この470gのG-oneは超軽量MTBタイヤのThunder Burt LSとどっこいです。

 

Schwalbe Thunder Burt Addix LiteSkin

Schwalbe Thunder Burt Addix LiteSkin

 

が、SchwalbeのLSモデルはチューブレス化に向きません。カタログに”TLE”の文字がない。これはTubeLess Easyの略です。LSモデルのチューブレス化は”TLH”、TubeLess Hardです。

 

具体的にはビードとサイドが少しやわです。むりではないが、かんたんではない。コンプレッサーやエアタンク付きフロアポンプが必要です。

 

ちなみに今回のG-oneはSPEED MicroSkin TLE V-Guardモデルです。やや軽量の耐パンク補強型のG-oneです。33ユーロ/1本=4000円ちょいです。

 

ドイツ系ショップのドイツ系タイヤはそこそこお値打ちです。まあ、ロードのコンチGPシリーズは海外ストア全般で良く投げ売りされますが、ははは。

 

チューブレスタイヤの交換

 

では、タイヤ交換をしましょう。ホイールは中華カーボン二号です。Dura Ace C24より軽量な29er BOOSTホイールです。

 

現行はMAXXIS MINIONとHighroller IIです。

 

MTBホイール

 

自走+山用の組み合わせです。リムが極端に軽量ですから、ごりごりの荒っぽい崖やジャンプはNGです。

 

さくっと交換して、空気を入れます。

 

ビード上げ

 

Schwalbe LITESKINモデルは超強敵ですが、TLEモデルはフレンドリーです。ふつうのポンピングでビードがぱんぱん上がります。

 

リム内幅22mm、外幅27mm、空気圧2.5barでのタイヤの実測は38mmです。カタログの表記と一致しします。

 

タイヤ幅実測

 

経験上、Schwalbeの幅表記はわりに正直です。逆にパナレーサー、コンチネンタルはむちゃくちゃです。パナの最軽量ロードタイヤのGillarで痛い目を見た人は頷けましょう。

 

パナレーサージラー

パナレーサージラー

 

MTBのタイヤ交換の軽量化効果は?

 

MTB用の29インチホイールの直径はロードの700Cホイールと一致します。いずれがETRTO622です。もちろん、細部はことなります。

 

仮にこの軽量ホイールにロードタイヤを入れれば、そこらのカーボンチューブラー並みに軽くできます。

 

パナレーサージラーをBOOSTホイールに

パナレーサージラーをBOOSTホイールに

 

しかし、過度にほそい軽いタイヤは局所的なヒルクライムにしか向きませんし、快適性や安定度を欠きます。25Cや28Cタイヤの方が平地や下りでは高速で安全です。

 

そして、快適性を重視するなら、35mm以上のチューブレスタイヤをおすすめします。シクロクロスのタイヤ幅の32-33mmあたりはあんまり面白くありません。

 

改造ベースがマウンテンバイクであれば、タイヤのクリアランスは問題なしです。ぼくはこのタイヤ交換のみで1kgの軽量化に成功しました。

 

まあ、もとのMINIONとHighroller IIが下り系の重いタイヤですから。つーても、最近のプラス系タイヤやワイヤービードの中級クリンチャータイヤはもっとヘビーですが、ははは。

 

チューブレス移行前のアーバン系のContinental Contactはスーパーヘビー級だったなあ・・・

 

Continental Contact 700-47C

Continental Contact 700-47C

 

で、そのほかの補修パーツや改良パーツを取り付けて、KONA HONZOを地の底からよみがえらせました。

 

KONA HONZO改 for ツーリング

 

8.6kg(サドルバッグ抜き)のすてきなフルリジッドハードテイルです。同重量のロードバイクより使い勝手や総合力は上です。クロスバイクの完全上位互換ですね。

 

まあ、お値段がそこそこ行きますから! 自転車屋でやってもらおうとすると、けっこうな手間賃とパーツ代を取られましょう。

 

店屋は国内の割高な正規品しか取り寄せません。おかげで海外通販の甘い汁、セール価格のハイエンドタイヤをちゅるちゅる味わえない。文字通りの意味でそうは問屋が卸さない。

 

結果、1stチョイスが国産のIRCとPanaracerになってしまいます。いや、グラキンSKは悪くないですけどね。

 

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