ワイズロードはスポーツバイク専門店、プロショップの大手です。異例のプチ全国展開で、主要都市部に35の店舗を数えます。
地域密着、地元主義の典型みたいな自転車屋がここまで展開するのは珍しいところです。よりファミリー・初心者向けの500店越えのサイクルベースあさひは別物ですが。
そんなプロショップの最大手のワイズロードですが、ネットストアはやや力不足です。
「え? ワイズの通販があった?」
はい、あります。各店のブログより地味な階層にひっそりとあります。ワイズポータルから行けます。→http://online.ysroad.co.jp/shop/
ワイズロードオンライン UIはイマイチ 処理は遅め 配送は佐川
店頭のキャンペーンやイベントに反比例して、ワイズロードの通販ショップのアナウンスは地味です。各店のブログに告知は出ません。ポータルだけが頼みです。が、そのポータルの存在がこれまた地味です。
ブログのネタのためにまめにチェックするぼくさえがうっかり見落としちゃいます。じゃあ、一般ユーザーは最寄&近所のワイズの店舗ブログくらいしかチェックしません、おそらく。
たまたまぼくは年末のカウントダウンセールに気付いて、70%オフの最終日に目ぼしいものをぽちぽち買いました。高額パーツがけっこうなお買い得でしたよ。カンパニョーロのドライブが超特価でしたね。
これがぼくの初ワイズ通販です。通販の基本事項をおさらいしましょう。
- 送料:一律648円 7000円以上は無料
- 発送処理:遅め
- 配送業者:佐川急便
- 支払い:銀行、クレカなど。割引率はとくに変わらず
年末年始のオーダーのせいか、支払い完了から発送連絡まで間が空きました。12月31日ぽち、1月5日発送メール、1月6日夜9時到着です。
通販サイトの使い勝手はよろしくありません。UIがだめです。あさひのネットストアと共通します。やぼったくて機能的じゃない。システム開発費の予算はなさそう、ははは。
アイテムは完成車からウェア、パーツ類まであります。が、店頭の豊富な取り扱い品とうらはらに完成車のリストは没個性的です。
ビアンキ、マリン、ジェイミス、コナ、センチュリオン、ダホン、フジ、フェルト、そして、PBのアンタレス。つまり、通販OKのブランドが勢ぞろいします。じゃあ、あさひの品揃えと似まくります。
主軸はAKIコーポの取り扱い品です。で、ビアンキ、フェルトが救いですか。ピナレロ、キャノンデなどなどは毎度の通販NGです。これは正規販売店の宿命です。
デローザ、コルナゴはイギリスストアのCRCやWiggleにもあります。スペシャライズドはCycle storeにありますが、日本への配送は△です。おま国!
この代理店の販売方針のせいでスポーツバイクの通販はほかより活気付きませんね~。コーダーブルームみたいな通販用商材バイクが出来るわけですわ。
今回のショッピングは7000円以上です。送料は無料です。パッケージです。
じ、地味だあ。海外ストアのパッケージのテープはたいてい店舗名入りのオリジナルですが、ワイズのはふつうの透明テープです。
中のクッション緩衝材はぷちぷちでなく、B級ペーパーぎゅう詰めです。
意外と質素です。通販の力の入れ方のあんばいが何となく伝わります。
配送の佐川はクロネコよりCONですが、西濃よりPROです。佐川のサービスの質はエリアの担当者に大きく左右されます。組織のクロネコ、個の佐川、サガーワは俄然と南米系です、ははは。
しかし、夜9時ぎりぎりに来るのはNGですよ~。前日集荷でなんでこんなに到着が遅くなる? その数日前のJINSのメガネの佐川は午前中に来たのに。
佐川の最寄の営業所はわりに遠方です。到着時間はまちまちです。クロネコと郵便局はたいてい同じ時間帯に来ますが。
ブツの一部です。THOMSONのドロッパーシートポストです。
定価60000円です。GIANT ESCAPE3より高価だあ! セミファットのカーボンバイクに組み入れようと思います。夏ごろまでに完成させたいなあー。
こちらはSRAM XX1のスプロケです。XDドライバー専用の10-42Tで、削りだしの完全1ユニットのカセットです。重さはなんと260g!
定価は恐怖の47100円です。うぎゃー! まあ、年末セールでヒジョーにお安く買えました。ザ・ベストチープです。これも未来のカーボンバイク用です。
が、この箱の台座のぐちゃぐちゃはなんでしょう?
たびたび出し入れしないと、ここまでぼろんちょに出来ませんが。展示品だあ? 神経質な入札者はクレームを入れちゃいますね、ははは。
福袋最悪
この数年後に買ったジャンク1万円福袋は完全に外れでした。このご時世に稀な真の鬱袋です。