昨今の健康ブーム、自転車ブーム、スポーツバイクブームで雨後のたけのこのように自転車屋がぼこぼこ出てきます。
チャリ屋に求めるものは人によりけりです。スタッフの人当たり、大将の腕前、おしゃれぽさ、アクセスなどなどで。
でも、やっぱり、価格が重要です。近場のテキトーな店でぼちぼちの価格で買うというのはなにわの商人の名折れだ。
良い物を安く買えたことをやたらと自慢するのが大阪のスピリッツです。
なにわA「これ、なんぼしたと思う?」
なにわB「3000円くらい?」
なにわA「ぶー、1500円やで。めっちゃ安くない?」
なにわB「えー、めっちゃ安い! すごい!」
見栄と意地の江戸では発想が逆転します。
えどB「あ、それ、買ったんですか?」
えどA「うん、ちょっと気分を変えたくて。これサ、いくらだと思う?」
えどB「うーん、3000円ぐらいです?」
えどA「ははは、8000円もしちゃってサ」
えどB「へー、いいものなんですね! すごい!」
北大阪の切り札カンザキ
「とにかく安くロードバイクやクロスバイクを買うんや!」
そんな関西人にベストな店がカンザキバイクです。北大阪を中心に展開するローカル自転車ショップです。
ここと張り合えるのはウエパーこと、ウエムラサイクルパーツくらいです。粉浜と梅田の名物店です。
本店は菅原店、大本は吉正商店
カンザキ系の大本は吉正商会といいます。神崎でも寒崎でもありません。菅原の住宅地にある町の自転車屋さんです。
代表店カンザキエバーレ
とみに有名な店舗は菅原に程近い淡路の昭和ロマンなモールの半地下にあるカンザキバイクエバーレ店です。
エバーレの土曜の昼下がりはこんなにぎわいです。ちなみにこれはコロナの前の写真です。
左のシャッターの絵柄がなんか魔法少女っぽく見えますね、コワイヨー!
と、このロマンシングなビルの一角にカンザキバイクエバーレ店のテナントがあります。取り扱い車種はロードから電動アシストまで盛りだくさんです。
電動ママチャリのわきにBMCののぼりとBianchiのペナント、壁のポスターは新デュラエースの告知・・・ザ・ディープカオス!
あ、店はきちんとしたものですよ。スタッフ一同はいつも忙しそうです。通販の販売が月500からあるとか。
特筆はその価格で、めちゃめちゃ安いです。あえてはっきりいいます、日本一です。
たとえば、クロスバイクで1,2を争う人気車種のGIOS MISTRALです。
定価は58320円ですが、カンザキ価格は50000円です、しかも税込み。
これより安いところは・・・なんとありました! カンザキ千里店の42000円!
パーツもこれまたお買い得
完成車以外に取り寄せできるパーツがあって、これもほとんど最安値です。ブランドは限られますが。
ぼくはTOKENのスクエアBBを取り寄せして、店舗に受け取りに行きました。店舗受け取りは送料無料です。
アマゾンでは3800円ちょいですが、さすがのカンザキバイク、超お買い得の3240円です、税込みだし。このご時勢にカンザキ系列は内税表記です。卸の感覚でしょうか?
上新庄店ではなにかしらのロードバイクが常に特価です。キャノンデールの取り扱いが始まって、注目度が一気に増しました。
一転、MTBの高級モデルの実車があるのはバイシクルドットコムことカンザキ吹田店です。キャノンデのジキルカーボンやトリガーやスペシャのフルサスの試乗車や型落ちが狙い目です。
ミニベロは伊丹店のおはこ
大阪以外の唯一の店舗がおとなり兵庫県のカンザキ伊丹店です。つかしんモールの北の方、ダイヤモンドシティの南の方です。
ここは屈指の小径車屋さんです。ダホン、KHS、TERNの試乗特価が50%引きでぼつぼつ来ます。ミニベロ、折り畳みを求める人は定期的にチェックしましょう。
それから、カンザキエバーレに問い合わせメールをすると、シークレット価格のページにアクセスできるコードを教えてもらえます。