もはや恒例のシマノ値上げ2018 5月の価格改定でチェーンが爆上げ


春のぽかぽか陽気、お花見、自転車シーズンの到来、新型パーツのおひろめ、ちょっと先のゴールデンウィークetcetc…チャリダーの心はうきうき、そわそわします。

 

南仏感

南仏感

 

「あー、春だなー、チャリ最高だなー、フォトジェニックだなー」

 

このハッピーな気分に水をさすXデーが刻一刻と迫ります。もはや毎年恒例の行事と化したシマノ製品の値上げです。

 

げんみつには『価格改定』です。が、値下げはしばらく見かけません。実質的に値上げです。釣り師とチャリダーは春の訪れを感じつつ、「シマノはん、かんにんして!」と嘆きます。

 

 

2018年5月1日出荷分より自転部品が値上げ

 

シマノの自転車コンポは基本的に4年サイクルでモデルチェンジします。釣り具は3年サイクルでしたが、少し前におなじく4年サイクルになりました。

 

価格改定はまちまちです。自転車パーツの直近の大幅修正は2016年5月2日です。この年の5月1日が日曜日でして、出荷値上げが連休の空白の平日の翌2日からになりました。

 

釣り具はさらにひんぱんに価格修正をくりかえします。最近の告知は2018年4月2日分です。かなめの釣り竿=ロッドが対象です。釣り師の悲鳴が聞こえます。

 

もっとも、釣り具にはシマノ以外の選択肢が豊富にあります。グローブライド(ダイワ)、ガマカツ、アブガルシアとかです。

 

ぼくはシマノ派です。XTのカーボンロッドの写真がストレージから出てきました。原産国の印字はmade in indonesia? に見えます。

 

シマノ磯竿XT

シマノ磯竿XT

 

が、やっぱり、本命はリールでしょう。シマノ=堺のベアリング屋さんです。

 

最高グレードリールステラとルアー

最高グレードリールステラとルアー

 

199X年、世界は核の炎に包まれず、恐怖の大王は空から来ず、モヒカン野郎はヒャッハーせず、代わりに今のロードみたいにバス釣りが大爆発しました。以来、ぼくはシマノ派です。

 

一方の総合自転車パーツ、変速機の製造販売業は世界的に寡占です。シマノ、マイクロシフト、スラム、カンパニョーロが御三家です。

 

FSAのセミ電動やROTORの油圧ドライブがにわかに注目を集めますが、これらは業界的には定番商品ではありません。継続がはなはだ不透明です。

 

アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの4社が国内市場を席巻するビール業界のように世界の自転車変速市場は寡占です。

 

オフロード、オールロードではアメリカのSRAMが主導権を握ります。しかし、国内の自転車ブームはドロハン高速系のロードバイクです。

 

脱シマ、反シマ派、根っからのSRAM派、カンパ派でなければ、おのずとシマノ製品のおせわになります。パーツがどこかにまぎれこむ。

 

YUMEYAケーブル

YUMEYAケーブル

 

ためにシマノの値上げは自転車界全般を戦々恐々とゆるがします。問屋、小売、ユーザーまでがガクガクブルブルします。

 

そして、国内自転車パーツ市場は事実上のシマノの一強です。価格統制、在庫管理はカンペキです。言い値が通用します。競合がいない。「じゃあ、ダイワで」とは気軽にゆえない。

 

ぼくみたいにパーツの入手をゲーム的に楽しめなければ、SRAMやカンパの調達はめんどうな手間にしかなりません。

 

SRAM NX SRAM GX 11spd グリップシフト

SRAM NX SRAM GX 11spd グリップシフト

 

チェーンが爆騰

 

「変速性能数十パーセントアップ!」

「巻き心地数十パーセントアップ!」

 

自己申告の当社比の「アップアップ!」はマユツバものです。そして、価格アップの絶対的な世知辛さの前ではすべてがはかなくかすみます。

 

2018年5月1日からのシマノの自転車パーツの価格改定はおもに駆動系の消耗品です。ことさらにチェーンが多大な影響を受けます。

 

ちなみに価格改定の理由は『原材料価格変動の影響』です。溶接関係の知人のはなしでは鉄の原材料はたしかに値上がり中だそう。

 

9速チェーンが67%アップ!

 

今回の値上げ率ナンバーワンは9速チェーンのCN-HG53 9Sです。税込1614円が2700円までアップします。なんと+67%です。1.67倍! みごとな爆上げです。

 

はて、原材料の鉄がここまで上がります? グリス? オイルだあ?

 

軽量タイプの6-8速用は+700円なり

 

外装変速付きの軽快車やクロスバイクは6-8速です。対応の軽量タイプのCN-HG71 8Sチェーンは1944円から2700円にアップします。約35%の暴騰です。

 

ノーマルタイプのCN-HG40は1500円です。価格差はざっと2倍です。このグレードのバイクのチェーンの軽量化を気にします?

 

XT/アルテグラ級11Sが1000円アップ!

 

セカンドグレードの共通11速チェーンのCN-HG701 11Sが3642円から4777円へジャンプアップします。30%オーバーの高騰です。

 

他方の最高グレードのXTR/Dura ACEチェーンのCN-HG901は+300円の小幅上昇にとどまります。おかげで上位と下位の価格差が500円前後までせばまります。

 

アルテグラは2017年のアップデートからなにかと不遇です。ホイールのRS落ち、”Ultegra”ハブの消滅、そして、今回のチェーンの値上げ。

 

おすすめチェーンはKMC

 

ところで、シマノのチェーンは自社製じゃありません。製造元は台湾の鏈條專家KMC Chainです。世界最大手の自転車チェーン屋さんです。

 

ここのチェーンはおすすめです。人気シリーズは超軽量のXSLや超高額のDLCです。

 

KMC DLCリンク近影

KMC DLCリンク近影

 

簡易着脱システムのミッシングリンクの開発元でもあります。

 

ミッシングリンク

ミッシングリンク

 

餅は餅屋、鎖は鎖屋です。ぼくはKMCしか使いません。変速性能が単純に3大メーカーの純正より上です。

 

最近では12速チェーン、新構造の高耐久のX11-93て1×11速チェーンを発表します。親シマノ派のみなさんは食わず嫌いせずに、この機会に本家のチェーンをためしましょう。

 

今後、9Sの本命はこっちになります。

 

 

今回のシマノの値上げには商品整理、アイテム統合的な意味合いがただよいます。値上げがアルテと軽量9sですし。

 

11sを高級と廉価に振り分ける

9sをノーマルタイプに絞る

 

これがほんとの真意みたいです。KMCはそんな風には動きませんから、67%みたいな爆上げはありません・・・たぶん。

 

FacebookでシェアはてなブックマークgoogleプラスWelcome Your Share