ロングライドの不安の種はスマホのバッテリー切れ、急な便意、そして、パンク! です。で、遠出には携帯ポンプが必須です。
初代はBlack Burn AIR STICK SLです。
最軽量の仏米バルブ兼用の高圧タイヤ対応モデルです。これはお気に入りにでしたが、友人のもとへ無償で旅立ってしまいました。
二代目携帯ポンプ LEZYNE Lite Drive ABS
個人的な空気入れの条件は、
- コンパクト
- クール
- 3000円前後
- ホース付き
です。
うちのメインバイクはMTBフレームベースのオールロードです。タイヤはチューブレスのオフロード、グラベル、シクロ用です。空気圧は1-4barです。
あと、カタログ上の最大空気圧は現場ではあてになりません。実際に入れられるのは7-8bar前後です。根気と腕力が先に尽きます。
『大型、空気圧ゲージ搭載、足踏み台座付き』みたいなのは高くなりますしかさばります。上着のポケットやフレームバッグに収まりません。ぼくの条件から外れます。
で、これらを加味して、ストアのレビューやよそさまのインプレをじっくり拝見して、めぼしいものを購入しました。
はい、Lezyne Pressure Drive ABSのSサイズです。ド定番の空気入れブランドの売れ筋のミニポンプです。
ホース内蔵でコンパクト
大きさです。上が110mm幅のスルーアクスル、下がパン・オ・レザンです。
ポンプの正味の実寸はメガネくらいです。ジャージやジーパンのポケットによゆうで収まります。
ホースとポンプヘッドはこんなところから出てきます。
空気の圧縮タンクはどこにある? て構造です。収納部の外側が圧縮タンクです。うーん、天才的な設計です。
威力絶大ABSヘッド
このレザインのポンプヘッドはねじ込み式です。これがオリジナルのABSシステムです。最近のフロアポンプはABS2に進化しました。
がっちりねじ込みます。携帯ポンプの使い勝手はヘッドの安定度にかかります。ここが安定しないと、根気と腕力が早期にゲームオーバーします。
ヘッドの根元のボタンは空気調整弁です。ポンプ内の余分の空気をシュコ!って逃がして、リリースを容易にします。
川の流れをながめつつ、パンをむさぼりつつ、のんびりシュコシュコします。オフロードタイヤの空気量は浮き輪になるなあ・・・
150回前後でカチカチにできます。気長にやればもっとガチガチにできますよ。ABSヘッドの安定度がばつぐんです。
サイズと予算とカラーでお好みのを選びましょう。かなめのABSヘッドとホースは共通です。