MTBのディスクブレーキ化はちょうど前世紀の終わりと今世紀の始め、2000年頃のはなしです。それ以前のブレーキはVブレーキです。Vブレーキ以前はカンチブレーキです。
実際問題、Vブレーキはめっちゃ効きます。制動力は優秀です。ただし、リムブレーキの弱点があります。リムへの負担とウェットコンディションでの劇的なブレーキ力低下です。
ディスクブレーキ用カーボンホイール
この点、ディスクブレーキを使えば「制動力の不安からアルミリムを選らばざるをえない!」という縛りから解放されます。
おすすめは油圧 >> 機械式です。タッチ感がぜんぜん違います。機械式は中途半端です。
Fulcrum Racing Quattro DB
フルクラムは早くからDBモデルを出します。カーボンディスクホイールはセミディープのRacing Quattroのアッパーバージョンです。
ディスクモデルの前後輪は共に2to1のスポークレイアウトになります。これはDBモデルの基本です。DBにラジアル組みはイレギュラーです。
Mavic Cosmic Pro Carbon SL Disc
先日、MAVICはUST=チューブレスモデルをごっそり投入しました。しかし、2018モデルはまだ市場に出回りません。
マビックはタイヤを付けてくれます。チューブレスタイヤの取り付けを不安視する方はMAVICを選びましょう。完璧な状態のチューブレスが届きますよ。
高さは上記のQuattroと同じ40mmで、ホイールペア重量は1570gです。
ところで、ホイールのオプションのAFS=センターロック=シマノタイプのローターで、6bolt=汎用6本締めボルトローターです。
Shimano RX830
シマノのディスクロードホイールはレギュラー外のRXシリーズです。先日、2018モデルでWH-RS770 TLが発表されました。フルカーボンのチューブレスモデルです。
これはアルミカーボンホイールです。おとくいのカーボンラミネートです。しかし、貴重なチューブレスモデルです。
デュラエースホイールのDBモデルは前後20万越えの高嶺の花です。
Canpagnolo Bora 35 DB
ライバル3社に遅れに遅れて、ついに2018モデルからカンパニョーロがディスクロードへ殴りこみをかけます。そして、2018モデルのネット販売がいちばんのりです。
これはレース用です。通常のふつボーラよりスポークが1セット/3本増えます。前後24本のG3です。
Prime PR50 Disc TL
Primeは英国ネット自転車通販大手のWiggle=CRCのCRC系のオリジナルホイールブランドです。2016年にローンチしました。力の入れようが知れます。
リムの質感は最強クラスです。リムの単品購入はぜんぜんありです。ニップル穴はありますが、チューブレス互換です。75000円でフルカーボンでチューブレスですよ!
CRCはホイール送料無料です。へんな中華カーボンよりグッドです。