ビンディングサンダル自作 クリートとプレートぽん付けで行けるか?


本格自転車、スポーツバイクの特有のアイテムがビンディングペダルとビンディングシューズです。

 

ビンディングかっちり ソールあそびなし

ビンディングかっちり ソールあそびなし

 

靴底に金具=クリートを取り付けて、ペダルの留め具にカチャッとはめ込みます。このカチャ音がスポーツマンシップをおおいにくすぐります。街乗りでは最高のコスプレです、ははは。

 

この直接のご先祖様はスキーやスノボのビンディングシステムです。げんに現行のクリップレスシステムの創始者の仏LOOK社はもともとスキー屋さんです。

 

ビンディングペダル=スノーボード

フラットペダル=スケートボード

 

です。実際、スケボーのシューズはフラペダ向きです。

 

ビンディングで靴をかちっと固定すれば、つねに一定のポジションとポイントでペダリングできます。効率が上がりますし、パワーロスが減ります。

 

反面、低速時やとっさの対応が苦手です。ビンディングを外し損ねてぼてっと横転するのがぞくに『立ちごけ』です。ごちゃっとした街中では本来の威力が出ません。

 

それから、同じポジションとポイントを長く保持するてゆう行為は人体には疲労のもとです。フラットペダルみたいに気軽に足の置き方を変えられない。

 

同じポジションで効率よく走るかのが楽か、マルチポジションでだらだら走るのが楽か、これは人によります。

 

ぼくはマイペースな気分屋ですから、”気”楽なマルチのだらだらライドに落ち着きます。信号待ちでいちいちカチャカチャやるのがめんどうですし。

 

 

チャリにサンダル無敵説

 

街乗り、マイペース、ソロ、着の身着のまま、非スポーツ、ネバー競技、エバーホビー、ビバ休憩! みたいな乗り方にはフラットペダルがベストです。

 

そして、相方のハキモノです。寒い時期にはスニーカーがべんりですが、そのほかのシーズンにはサンダルがかいてきです。

 

長丁場のサイクリング

 

サイクリングは長丁場です。ホビーチャリダーはなおさらです。活動は数時間から十数時間に及びます。その間、足はハキモノに拘束され続けます。

 

筋金入りの靴嫌いかつ靴下嫌いには長時間のこれがなかなかのストレスです。真冬のフローリングでさえ素足でぺたぺた過ごすぼくには拷問のごとしです。

 

幅が足りない

 

しかも、いとしきマイフットは典型的なべた足、幅広、甲高です。サイズ < 甲回りです。26cm 4Eがベストサイズになります。

 

汎用の運動靴やランニングシューズにはスーパーワイドな4Eの展開があります。しかし、専門のスポーツシューズではそれが一気に減少します。

 

おまけにスポーツバイクの本場は欧米です。機材やウェアは欧米人ベースで制作販売されます。さらに自転車競技はジャンル的にはマイナーです。バラエティは絞られます。

 

4Eはない

 

で、サイクリングシューズのサイズ展開はアジアンフィットに留まります。3E以上は天然記念物です。4Eは・・・ない! ついぞ見当たらない!

 

ビンディングシューズもFIVETENみたいなフラットペダル用シューズもおんなじです。サイズ感はコンバースやナイキやプーマに似ます。ニューバランスではない。

 

自転車製品最大手のシマノは日本企業ですが、ここのアパレルはヨーロッパ指向です。いちばんの得意先が欧州ですから。ために靴は細め、服は大きめです。

 

パールイズミのシューズもしかりです。アメリカパールはシマノの子会社です。シューズは北米仕様です。

 

国内二強のスポーツシューズ屋のミズノとアシックスは自転車シューズを展開しません。かろうじて、オニツカタイガー名義でKEIRIN LEてシューズがあります。コラボか限定のようです。

 

そんな事情から自転車シューズ選びは困難を極めます。幅は合えどもサイズは合わず、サイズは合えども幅は合わず。専用シューズはそんなありさまです。

 

当然のようにフィットする汎用シューズはフィットしない専用シューズを総合的に上回ります。2、3時間のアクイテビティには耐えられても、半日のチャリダーには耐えられません。

 

そして、ぼくのなかでチャリンコはスポーツじゃありません。あそびです、ホビー。しろうとの趣味にむりとがまんは厳禁です。あそびでストレスを貯めるするほどにむなしいことはない。

 

さらにジャストフィットのシューズさえがぼくのスタイルにはコンフォートじゃありません。足元を四方八方から包囲されるのがいやだ。開放感がない。

 

すなわち、オープンなサンダルこそがぼくの自転車スタイルには最高のハキモノです。

 

サンダルで行ける自転車シーン

 

実際問題、趣味のチャリダーでは足元の各部にそんな強大な衝撃はかかりません。ペダルひとこぎ、クランクひとまわしの負荷はマイルドでリニアです。

 

逆を突かれる、攻守の切り替え、カウンター、カウンターのカウンターみたいなきつい動作は自転車にはありません。

 

最初に痛むのはアッパーでなく、ソールです。

 

ソールがBAN!

ソールがBAN!

 

こんなふうなピン付きペダルは靴底キラーです。重度の立ちこぎが消耗を加速させます。このビルケンシュトックはもう限界です。ピンが足裏にちくちく当たる。

 

じゃあ、前々からのいかがわしい計画を実践しましょう。古サンダルのビンディング化です。

 

クリートポン付けでビンディング化?

 

はい、実験台の古いサンダルの近影です。

 

古いサンダル

古いサンダル

 

普段使いと夏場のサイクリングの兼用でソールがボロボロのテロテロになりました。

 

表側はこんなです。色がくすんで、ガワがめくれます。ただ、ストラップやつなぎ目のところは健在です。ドイツブランドのじょうぶさが光ります。

 

くろずんだサンダル

くろずんだサンダル

 

実験台のその二はクランクブラザーズのプレミアムクリートです。同社の人気モデルのキャンディ3の同梱品です。

 

クランクブラザーズのクリート

クランクブラザーズのクリート

 

その三はクリートのマウントプレートです。GIROのシューズのインソールを抜いて、緩衝シールをひっぺがして、取り外しました。

 

金具ひっぺがし

金具ひっぺがし

 

このプレートを取り外せるシューズと取り外せないシューズがあります。GIRO Rumble VRはごらんのとおりです。

 

とくになんの工夫なくソールのえぐれた部分にぐりぐり取り付けます。

 

ふつうに取り付け

ふつうに取り付け

 

プレートで固定します。うーむ、ねじ山が気になります。案の定、履くと小石みたいな異物感をもれなく感じます。

 

プレートで留め

プレートで留め

 

気休めに緩衝シールを貼りましょう。

 

シール

シール

 

もう一方をやって、完成しました。

 

完成?

完成?

 

が、クリートのツメがソールに埋もれます。

 

ツメがうもれる

ツメがうもれる

 

まわりをカットして、くぼみをつくりました。

 

くぼみ作成

くぼみ作成

 

かんぺきじゃありません?

 

クリートが不発!

 

早速、ビンディングペダルをクランクに取り付けて、着脱の次第をたしかめます。ちなみにこのクランクブラザーズのクリートの付け外しのしやすさは業界屈指です。

 

で、サドルにまたがって、特製サンダルをペダルにのっけて、カチャッっとな・・・はい、カチャッと・・・カチャッと?・・・なりません! なんでや!

 

サドルから降りて、手動で接続をしげしげ見ます。あ~、前側のツメはクリートにかかるけど、後ろ側のツメがソールに埋もれるぅ~。

 

ふつうのサンダルのつま先側のソールはしなります。その方がウォーキングには好都合です。

 

対照的にビンディング系のハキモノの靴底はしなりません。ソリッドです。上記のGIROのスニーカータイプのソールもブーツみたいな固さです。

 

クリートのツメは前→後の順番でビンディングのソケットにかかります。やわらかいソールでは前側のツメがかかった途端に後ろのツメが靴底に埋もれます。ソールが圧に負ける。

 

かりにむりやりセットしても、外すときにおなじ理屈で苦戦します。ソールがぐねぐね動いて、クリートが外れません。

 

このDIYは大失敗です。ぎゃふん!

 

別のサンダルでチャレンジ

 

しかし、夢のジャストフィット自作ビンディングサンダルをあきらめきれません。くつばこをあさって、新たな実験台をさがします。

 

格好のえものが見つかりました。真新しいサンダルです。かかとひもタイプが趣味じゃない。

 

ダンロップのサンダル

ダンロップのサンダル

 

こいつの分厚いソールにはビンディングペダルのボルトは寸足らずです。平頭のビスでぐいぐいやっちゃいました。やけくそです。

 

ビスで固定

ビスで固定

 

ソールの硬さはあります。ペダルへの装着はまあまあです。でも、外すときに足をひねると、ビスをすかっとひっこ抜けます。

 

スパイク付きペダル?

スパイク付きペダル?

 

あちゃー!!

 

当然のごとくビンディングをきちんと外せないと、四方八方でばたばた立ちごけします。安全に走れません。

 

うーん、この件、もうすこし煮詰めましょう。SHIMANOやKEENの既製品はなかなかのお値段です。

 

 

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