2018年が終盤です。結果的に、今年はぼくの自転車ライフのザ・ターニングポイントになりました。
年のはじめに何の気なしにふと山道にすいこまれて、あれよあれよとMTBerにジョブチェンジしてしまいました。
本格デビューライドは2月の雪解けの六甲山を東側から山頂まで登るてエクストリームなものです。
![六甲最高峰](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/02/8f3f1b159ee9f21155d3d45d02eb8b79.jpg)
北大阪のオフロード乗りはこうおっしゃりましょう、「なんで晴れた日の箕面でDHせんのや・・・」て。ぼくもそう思います、ははは。
MTB一年目が終了
で、このはなばなしい山デビューからチャリ活動をオフロードへ寄せまして、定期的に山や野や島に通います。
先日、堺の大泉緑地でダートのパンプトラックに初挑戦しました。整備コースのダートジャンプは野良DHとはまたべつの魅力を持ちます。ジャンプがおもろい。
![本格BMXのダートコース](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/12/2dd4865fbecfe20145c6652ef37ea71c.jpg)
MTBはじめから正味10か月が経過しました。熱はとくに冷めません。来年もラフなタフな自転車ライフになりましょう。最近、パーツの消耗度がえげつないレベです。
![チタンレール破断!](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/12/7b2ce7c24c4294444adb5fdda3b3e9fb.jpg)
成人し切った普通の男子が経験者の指導や案内をなくして、スキルの向上やテクニックの習得を達成できるか?
てきとー自習で自転車スキルは身につく?
舗装路走行ではスキルやテクニックの上手下手はそんなに顕在化しません。最近のロードバイクは高性能です。ばくぜんと漕いでも、するする走れます。
そもそもロードバイクは長距離中高速マシーンです。キモは持久力です。うごきは2Dに限ります、平面的。縦方向の立体的な3Dモーションはほぼありません。
おなじ2Dの競輪のトラックバイクやピストはスキルフルなのりものです。ペダリングスキルなしではまともに進みません。
固定ギアのブレーキングはテクニックそのものです。バックを踏む、スキッドは必須です。
で、テクやスキルの影響は機材に現れます。
![削れまくりトレッド](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2017/12/8de0c061027db136f88383a4bfcd3fd8.jpg)
つまり、ピカピカの機材は練習不足のうらがえしです。街乗りMTBはぜんぜん痛みませんし、ははは。
スキルゼロのしろうとがなんらかの技をしようとすれば、多少のリスクをおかさねばなりません。ノーダメはありえない。
なにかを乗りつぶしてこそ、テクニックを得られます。そのなにかはそれぞれです。
![カーボンリム破損](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/12/221b257fbd0f26de7ed02f6f8a8f6017.jpg)
あーッッツ!
一瞬で技術不足がばれるMTB
MTBやBMXでは技の上手下手は一瞬でもろにばれます。コスチュームや機材でごまかせません。
一回のジャンプ、一回のトリックで乗り手のレベルはだいたいわかります。ほんまに数秒でわかる。現実はざんこくです。しろうとはぴょんぴょん跳べない。
これは典型です。奥の人が街乗りシッティングスタイルです。こういうアップダウンでサドルに座るのはイレギュラーですね。
![パンプ横から](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/12/18c1e64d539f34285df141f5c80df306.jpg)
いいオトナがテクニック練習しないわけ
コドモは技を遊びながら習得します。オトナは習得できずに挫折します。てか、トリックやテクニックの練習を熱心にしません。なぜか?
最近のMTBはモンスターです。はでな技を駆使せずとも、マイペースで下れます。ことさらに29erの走破性はグレートです。
![フライパン](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/11/09f26a58fb1a041f674e4d906c77f154.jpg)
現実問題、DHのコツはいきおいです。目の前の障害物やセクションにビビらないこと、これがだいじです。
ビビッてスピードを緩める、ブレーキをする、止まろうとすると、でんぐりがえり&すってんころりんしてしまいます。
![本日初ごけ](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/10/61860dbfa114d8aa0c607e735bbb7c38.jpg)
二輪は自立しません。低速=不安定、高速=安定です。速度を出さないと、安定を欠きます。思い切り、いきおいがだいじです。GOGOGOGO!!!
一方、テクニックやスキルはいきおいでは済みません。テクニックのキモはテクニックです。技術。これはひとえに反復練習です。
で、この3D系の飛んだり跳ねたりは瞬発系のうごきです。これの反復練習は過酷です。
わかりやすい例えは縄跳びです。技練習は二重跳び、三重跳びの感覚にそっくりです。
二重跳び、三重跳びの練習はオトナにはハードです。コドモのときには遊びながらやれたのに~。
もっとも簡単なスタンディングスティルはバランスコントロールです。キモは重心とセンターです。これもまたじみにきつい練習です。好例は片足立ちです。
それを思えば、まんぜんとしたサイクリングのペダリングは天国のようなものです。サドルに座れるし。
オンロードで「ペダリング、むずい!」てはっきり自覚するのはまれです。たいていの自覚は「ペダリング、なんかへんだ?」てあいまいなものです。
あと、シンプルにこけるのがいやだ。いたいから!
![河原でチャリの練習 ver大人](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/10/0ab3530ed9046cbc961a923e4fbe591a.jpg)
それから、屋外でみにくい下手な様子をさらけ出すのをしょうもない自尊心がみとめたがらない。オトナのプライドは高いのです。しんどい、いたい、はずい、むり!
つまり、『技』の習得には『心』と『体』の強化が必須です。で、心=はずいの克服がわりとやっかいです。
しゃいボーイはどうにかステキな秘密の練習場を近場で見つけましょう。さいわいうちの近所には広大な服部緑地公園があります。
![秘密の練習場](https://b4c.jp/wp-content/uploads/2018/11/07d6b6b56ca1657d1f5e670962e90515.jpg)
サイコーの練習場です。
ドキュメンタリー映像 MTB一年目のB4Cさん
テクニックのレベルは静止画ではよくわかりません。動画がいちばんです。難敵の『はずい』を乗り越えて、淀川の河川敷でムービーをごっそり撮影してきました。
ほんとにリアルな一年目の初心者のへぼい動画です。すごい技、高いジャンプ、かれいなテクはありません。必死のパッチのおっさんがセキララありのままです。
内容は初級スキルの四天王スタンディング、フロントアップ、リアアップ、ポッピングと中級のマニュアル、バニーホップです。
感想は・・・うーん、ぼちぼちですね~。オフロード歴はざっと一年ですが、技の練習はせいぜいこの数か月です。ほんまにぼちぼちです。