アワイチバイクパッキング1日目後編 洲本 ナゾパラ 吹上浜キャンプへ


自走アワイチ一泊二日のバイクパッキングソロキャンプの旅、一日目の前編で島内の最大のみどころの洲本へ到着して、ドラクエ、足湯、ビーチ、イオンで英気をやしないました。

 

洲本のビーチ

 

この時点で時刻はすでに午後3時です。岩屋から35km。アワイチの行程的にはまだ全体の4分の1のかいわいです。

 

反時計回りで日帰りの時計回りで3時にここにいるのはNGです。洲本午後3時は日帰りの反時計回りの目安です。日没までざっと4時間だ。

 

ジェノバラインの平日の最終便は23:20分の岩屋発です。でも、ひと寂しい南あわじ、西あわじを日没後につっぱしるのはタフです。

 

今回のバイクパッキング的にはもう60%です。ここからが初日の後半です。県道76号線に入って、淡路島南部を激走します。

 


洲本出発 グラベルあり峠ありの南あわじへ

 

たのしげな洲本から出発して、淡路島の南部に進行します。て、ナビ上ではここからめっきり人家がへります。スーパーらしきものは出てきません。

 

食料はゼロです。飲食物は水1リットルだけです。じゃあ、イオンでパンとおやつを買い増しします。おなかもリュックもぎちぎちです。

 

ちなみにコンロ的な煮炊き道具はまたもや無装備です。SOTOのコンパクトコンロを買うか買うまいか、えんえん迷い続けます。ノート型に変形するこいつがガジェット心をくすぐる~。

 

 

ビバ・機能美! なんで男子は機能美て言葉に無抵抗でしょうねえ? 『変形』と『コンパクト』はげに危険な魔法の言葉です。トランスフォーマーだ。

 

これは島の南東です。右の町が由良、左のこんもりした島が由良城跡です。島には海水浴場があります。ちかくの船着場から渡船が出ます。

 

左の島・由良城跡 右の町・由良

 

このかいわいを過ぎると、島内屈指の無人ゾーンに突入します。人、家、車の影が一気に減ります。でも、路面状況はかんぺきです。さすがの道路王国淡路島だあ!

 

て、このエリアで学生たちを見かけました。体育か部活か、ランニング中です。

 

ランニング中の学生たち

 

峠への入り口、なぞのパラダイス

 

淡路島の南部の特徴は丘陵です。北、東、西は平坦ですが、南だけはアップダウンします。奇特な坂バカさんはヒャッハーてなりますが、ノーマルなチャリダーはげんなりします。

 

現実、アワイチのコース上の大きな峠は4つ、いずれがこの南あわじにあります。日帰りではルートのなかばの勝負どころです。ぼく的には疲れのピークです。

 

峠への入り口はこんなです。RPG的には完全な罠ダンジョンです。こうゆうところに入ると、モンスターに化かされます。

 

こっちが正解の道

 

しかし、ドラクエ記念碑で勇者の洗礼を受けたこのB4Cはだまされませんぜ~。スルーして直進します。

 

で、まあまあの坂道を抜けると、グラベルに出くわしました。京都の長坂道といい、本命よりわき道のグラベルに吸い込まれますね、マイバイク。

 

グラベルに吸い寄せられるマイチャリ

 

あれあれと思いながら、後戻りをもどかしく感じて、えーいと突き進みます。結果、グッドビューの展望台に出ました。

 

グッドビュー

 

RPG風の石碑があります。日時計のモニュメントです。生石鼻てうるわしい地名のとこです。で、時刻は・・・分からん!

 

日時計ぽいモニュメント 何時?

 

が、このさきは行き止まりです。あちゃー! 道はありますが、ゲートは閉鎖中です。立川水仙郷へ抜ける裏道ぽいです。平日は終日で封鎖だア?

 

結局、ナゾパラの看板まで戻ります。まあまあの上り坂です。南あわじの上り坂の前にはこうゆう標識があります。

 

淡路島内の自転車用上り坂標識

 

ありがたい気配りです。でも、京都の千束坂や奈良の暗峠を制覇したぼくにとっては南あわじの上りみたいなもんはただのハイキングコースですわ!

 

てことで、はなから降りて押して歩きます。こうゆうときにフラットペダルとふつシューズの機動力が活きます。

 

じゃあ、山中にナゾパラの入り口がでーんとおでましします。白い観音像と並ぶ淡路島の二大迷所です。

 

淡路島名所ナゾのパラダイス 絶賛造営中

 

このナゾパラの実態は奇特なオーナーさんの手作りの公園です。ザ・ハンドメイドテーマパークです。DIYの究極系です。

 

そして、白い観音像は放置の廃墟ですが、このナゾのパラダイスは絶賛運営中の増築中です。オーナーラらしいダディが草刈機で斜面をきれいにしてました。つぎはどんなアトラクションだア?

 

奥の立川水仙郷はむかしからの名所です。併設のナゾパラがナゾ過ぎて、主役を食っちゃいましたが。

 

下りの標識です。上りスタート、上り中間、下りスタートの地点にこうゆう親切な標識があります。

 

下りの標識

 

峠のひとつひとつはそんなにハードじゃありません。2km/10度前後のゆるい坂です。が、これがルート上に4つ続きます。峠4本、部活の坂練習のノリです。

 

ぼくは上りでてくてく歩いて、下りでヒャッハーします。べたっとしたフラットな下りはそんなにおもしろいもんじゃありません。やっぱし、多少のノイズは恋しいものです。

 

京都の長坂道のグッドグラベル

 

波が来るよ 南あわじの高速ロード

 

ナゾパラのとうげから降りてくると、海辺のきわきわの道に出ます。島内のもっとも無人なエリアです。が、道はあいかわらずのきれいさです。

 

南淡の海岸沿い 波強い

 

この日は晴天、無風のベリーサイクリングびよりです。でも、チャリダーらしき人影は見当たりません。車がまばらに行きかいますけど、基本的に無人くんです。

 

ところで、路面の濡れは雨じゃなくて、波です。無風の状態で波がたまに道路まで上がってきます。海上の潮のながれが強めの高めです。案の定、サーファーさんがときどきいます。

 

てことで、風の日は波かぶりロードです。荒天では完全アウトでしょうよ。連休最後の18日の淡路島ロングライド150の開催は限りなく赤信号です。

 

秋口の無風の晴天の日にたまたま走れるぼくは果報者です~。車は来ないし、カーブはないし、路面はきれいだし~。自然と声が出ますね~。

 

日頃からイラつく上司、同僚、部下、顧客、家族、身内、友人、ご近所、コミュ仲間さんをお抱えの方はそれらの人々を声高に呪いまくりましょう。

 

「○○、×ねっ!!! ボケカス!!!! クソッ! クソッ!」

 

て、ギアッチョ風に。

 

さいわいのさいわい、ぼくは人間関係の不満をぜんぜん抱えませんから、下ネタワードを連発しながら快走しました。おかげで喉がガラガラです、ははは。

 

このシーサイドロードの唯一のランドマークがモンキーセンターです。

 

モンキーセンター

 

白い観音像、ナゾパラのあとでは全部の看板がいかがわしく見えますが、ここはまともな施設です。野生猿の保護観察施設です。

 

定食屋のちゃりこが併設します。カレーとてんぷらが売りです。タコてんぷらに惹かれますが、時刻は午後4時半です。洲本のイオンでメシをしたのが2時半でした。おなかはまだ減りません。

 

そして、野生猿を見るなら、よりアグレッシブでワイルドな箕面の山のがっちん野生ザルを地元で拝めます。勝尾寺まで上ると、たいてい見かけます。

 

さきに進みましょう。左手の沖合いの島は沼島です。有人島です。ここからさらに進むと、海岸線から離れて、二つ目の峠に入ります。

 

左・沼島

 

峠の手前に漁港と集落があります。コンビニはありません。そうゆうときにはヤマトや佐川の看板を目印にしましょう。

 

こうゆう宅配業者の受け付けをするところはたいてい地元の小さな商店です。酒屋とか米屋とか。飲み物やおやつはあります。言えばトイレも借りられますよ。

 

初日のゴールの吹上浜キャンプ場へ

 

二つ目の地野のとうげをえっちら越えれば、阿万の町に出ます。この付近がアワイチのコースのちょうど中間地点です。方角的にも距離的にも岩屋のちょうど反対側です。

 

ここは鳴門海峡の向こうの徳島側に近いリゾート地です。おしゃれなペンションや民宿、高級旅館がいろいろあります。ホテル泊のアワイチにもベストの中間です。

 

げんにこの時間で一組の時計回りの若いカップルローディを見かけました。

 

カップルローディ

 

リュックひとつの軽装です。バイクパッキングの格好じゃない。てことは、ホテルかペンションにおとまりですかねー。

 

若い女子にはキャンプ場の水洗周りは不安の種でしょう。旅先でケンカするほどインケツなものはありませんしね。

 

海水浴場はこんなです。

 

阿万海岸の夕焼け

 

遊泳OKです。9月のなかばの夕暮れに泳ぐ人はおらんか~。左のアベックみたいにぼんやりたたずむのが正解です。

 

ソロキャンパーはぼんやりできません。日没までにテントを設置しないと! じゃあ、先を急ぎます。76号線から25号線に入って、集落の中を進みます。

 

分岐です。右がアワイチのコース、左がキャンプ場への入り口です。この看板の裏手に小さな商店があります。補給ポイントに。

 

右・アワイチルート 左・吹上浜キャンプ場

 

左の小道をぐねぐね進むと、キャンプ場へ着きます。ゴール!!

 

吹上浜教育キャンプ場入り口

 

時計の針は17時52分です。遅くもなし、早くもなし、予定通りのベストな到着です。ちなみに受付は夜9時までです。

 

二輪に対応するオートキャンプはわりに遅くまで受付します。バイクツーリングの人はもっと遅めに来ますから。チャリのライトでは田舎道の夜ライドはハードネスです。

 

広いサイトと良い設備のオートキャンプ 吹上浜

 

この吹上浜キャンプ場は淡路島の南西に位置する夏季限定のオートキャンプ場です。

 

車、バイクの乗り入れOK、大人一人一泊1200円、5人用テント貸し出し2400円、炊事用まき300円てリーズナブルな価格設定です。自転車持ち込みは車と同じ一泊1200円です。

 

サイトはかなりの広さで、ちょっとした緑地くらいです。林間ゾーンと海側ゾーンがあります。炊事場、トイレ二箇所、24時間温水シャワー、燃え炭捨て場あり、てステキなキャンプ場です。

 

ビワイチで泊まった海津大崎のキャンプ場は一泊300円でしたが、施設はそれなりでしたね。あと、おっちゃんが無愛想だった。まあ、チャリ泊野郎は金にならんから~。

 

こっちの吹上浜の受付けの方はヒジョーにていねい親切です。期間限定の住み込み管理者さんみたいです。宿代の1200円を払って、おしゃべりをします。

 

じゃあ、やっぱし、台風がくると、南側の道路がえらいことになるから、淡路ロングライドは中止ぽいニュアンスですー。

 

だいじなロードバイクに塩水はNGでしょうし。18日の参加者さんはざんねんです。

 

ちなみにキャンプ場は9月一杯、10月初旬まで営業します。教育キャンプ場、て肩書きのとおりに学生の利用者が多めです。

 

この日のお客はバイクツーリングの若いにーちゃんたち1組、車の人2組、そして、ぼくくらいです。サイトはひろびろフリーダムです。

 

じゃあ、テントを設営しまくりましょう。人気をさけて、海側へ行きます。砂浜の手前の小高い砂地の上に決定します。

 

吹上浜の海側サイトより

 

サイコーだあ! 釣り人がちらほらいます。投げ釣りにはベストなポイントでしょう。が、サビキでボウズを連発するぼくの竿にはなんにも掛からん!

 

じゃあ、今回、釣り道具を見送りましたね。釣っても捌けないし。とっととテントを広げましょう。

 

テント設置

 

空、海、テント、そして、バイク。はい、1000点! こうゆう砂地の地面はマット代わりになります。このフォトジェニックなショットだけでバイパキの苦労は報われますわ。

 

ひとつの気掛かりはこの時点でスマホのバッテリー残量が24%になっちゃいました。二日目のナビと写真がちょっと心配になります。

 

そして、日が沈む。いなかの夜は一気に暗くなります。

 

日が落ちる

 

ここでおなかがペコペコしはじめます。そして、お休みには早い時間です。明日のためにスマホいじりは禁物だ。

 

じゃあ、このすこし先にゆーぷるてお風呂屋さんがあります。ナビで片道7.0kmです。お風呂に入って、なんか食べようと思って、そこに向かいます。

 

しかし、さっきの画像から20分でこのくらさですよ。夜の7時前だのに。

 

田舎の夜道は暗いどん

 

しかも、このさきはアワイチの三つ目の峠です。距離にだまされた! 夜の山の道をひいひいハイキングします。でも、自動車はわりと通りますから、そんなに不安感はしません。

 

とうげのむこうは福良の町です。夜景がきれいです。

 

福良の夜景

 

淡路島海上ホテルを右に曲がって、南あわじ市スポーツセンター施設文化体育館の方へ行きます。まーた上りだよ! 遠い犬の鳴き声がなんかヤだー。

 

キャンプ場からかれこれ40分ほどでゆーぷるに着きました。

 

ゆーぷる

 

入浴料は600円です。ぬめぬめ系の美白の湯です。ちょっと良い目の銭湯みたいなふんいきです。電気風呂と水風呂でモモをいたわります。

 

飲食コーナーの座敷でほっこりします。

 

ゆーぷる飲食コーナー

 

じゃあ、ついでに晩飯を食べましょう。おすすめのタコから揚げ丼を頼みます。850円。たこたっぷりの丼とみそ汁のシンプルなセットです。

 

予想よりまいうーなタコから定食850円

 

こうゆうところの飲食はたいてい期待はずれになりますが、さて、このタコからはどうでしょうか? パクパクします。

 

お、ヒジョーにマイウーだあ! プリプリのたこ、絶妙なあんばい、いずれが期待を上回ります。値段の価値はしますで!

 

ぼく的に多めのネギのほかはカンペキです。とにかくたこがマイウーです。南あわじではタコをかっくらいましょう。さすがの瀬戸内、ビバ・オクトパス!

 

帰りの7kmが初日のチャリライドのしめです。しかし、夜の山の下りではかっとばせません。自前のしょぼいライトを頼って、白線に目を凝らしながら、ゆるゆる下ります。

 

ぶじに帰還、就寝。そして、スマホのバッテリーが16%になった・・・パワーオフにして、まくらもとにそっと置きます。

 

次回は西淡路からアワイチ完走、帰宅までを一気にお送りします。