以前、自転車キャンプを思い立って、軽量・小型・簡易なテントを物色しました。
キーワードは『ツーリングテント』です。単車用の軽量タイプが自転車用を兼ねます。
メーカーもののテントは高い!
で、案の定、有名ブランドのツーリングテントが有力候補に残ります。モンベル、スノーピークとかです。
でも、2万オーバーの価格がネックになります。Colmemanはちょっと重めですし。
そして、性格上、ぼくは持ち物を大事に使う人じゃありません。
10万の革靴、2万のセーター、5万のベルトのバックル、4万のグラサン・・・いずれがしっちゃかめっちゃかになります。
しかも、テントはアウトドア品です。多分に寿命は短命でしょう。長持ちの要素がベリーナッシングです。
モンベルやその他の本格アウトドアブランドのアイテムの費用対効果が悪化します。
で、10000円まで予算を下げて、ぼちぼち品定めして、こいつを買いました。BUNDOK SOLO DOME 1+です。
カワセのPB? BUNDOK
Bundokはフィリピンの公用語のひとつのタガログ語で『山』を意味します。英語のマウンテン、フランス語のMontです。読みは英語風にバンドックです。
このBundokは国内オンリーのブランドです。販売元は新潟のカワセというフィットネス・アウトドア屋さんです。ここのプライベートブランドのようです。
一応、ヨドバシの店頭に実物の在庫はありますが、主戦場はネットショップです。究極、アマゾン・楽天用のアウトドア初心者向けの商材ですね。
このBundok Solo Dome1+は2017年のニューモデルです。無印Dome1の後継です。それが1万円弱、メジャー系の半額です。
室内で仮設してみる
現地でダイレクト野宿もロマンです。が、キャンプのマイ経験値はゼロです。テント泊の記憶はありません。野宿はありますけど。敦賀とワイキキで。
現場でおたおたしたくないので、事前にテントの張り方を予習します。
パッケージの大きさです。
カタログ重量は2kgです。背中に担ぐのはしんどいところです。フレームに固定しようと思います。
中身です。
- インナーテントx1
- フライシートx1
- ライト用ハンモックx1
- 折りたたみ式ポールx2
- ペグx12
です。ポールとペグはアルミ系合金=ジュラルミンです。グレー=インナー、ベージュ=フライシートです。
では、仮設してみましょう。二本のポールをぱちぱちとストレートに変形させて、二箇所クロスさせて、インナーテントの四隅のアイレットにセットします。
開始5分です。ヒジョーにイージーです。そして、自立式です。アスファルトの上に置けます。波止場の夜釣りの休憩用に使えます。
で、フライシートを被せて、フックをあちこち噛ませて、四方をぱちぱちロックします。
はい、完成です。開始からざっと10分です。自転車のタイヤ交換より楽勝です。野外でペグうちしても、20分以内にできます。予想よりずっとラクちんだ。
が、油断は禁物です。こういうコスパ系実用品のキモはあれです。そう、チャックです。いや、ジッパーだあ?
これがぽんこつだと、グッドコスパグッズがただのジャンクになりはてます。チャックのチェックは必須ですよ。
で、全部のチェックの開け閉めを入念に確かめます。へんに生地をかむとか、ひっかるとかしません。はい、外れじゃありません。グッド!
だいたいチャック不良は初期不良の返品の対象になります。外れを引いてしまったら、さっさと販売元に問い合わせましょう。泣き寝入りはだめです。
テントの中です。
一人用です。ごろごろ寝そべって、左右に寝返りできます。座高高めのぼくがアグラをかいても、中央の天井が頭に触りません。~180cmには十分な大きさです。