KONA
響きはハワイをイメージさせますが、KONAはカナダ発の自転車ブランドです。
KONAって?
KONAの創業は1988年です。同年に韓国のソウルでは五輪が行われ、日本ではFC版ドラクエIIIが発売されました。
そんなKONAは自転車ブランド的には中堅です。近い世代にLOUIS GARNEAUがあります。こちらもカナダの企業です。
通販OK!
通販NGのブランドはピナレロ、デローザ、コルナゴ、トレック、キャノンデール、スペシャライズド、リドレー、スコットetcetcです。国内の正規取り扱いの小売店はこれらを通販できません。
KONAは通販OKです。Garneau、ルイガノ、JAMIS、BH、ビアンキ、FUJI、FELTなんかと一緒にあさひ、ヨドバシ、アマゾンで普通に流通します。
このなかではダントツにビアンキが人気です。おそらく単純な販売数はルイガノでしょう。が、過剰な売れすぎ流行りすぎはホンカクハやウルサガタの方々には芳しく思われません。
「日本企画のライセンス品がなんでこんなに売れんねや?」
てな感情でしょう。
このひいき目でルイガノはややイチャモンをつかれれますが、KONAやJAMISはそんな風にやっかまれません。むしろ、通販OK組みのブランドの中では超しぶいくろうと好みの選択です。
何気にショップのスタッフやチャリ業界の中の人のコナへの印象がPROSです。KONAとJAMISのディスりはほぼ見当たりません。それはルイガノの使命です、ははは。
本格オフロードバイクからハイブリッド系の新ジャンルまで
KONAのフラッグシップ看板はグラビティ系、トレイル系、DH系のがちがちのフルサスMTBです。オフロードでは通年で人気ベスト10に出てきます。
ノット競技用のハードテイルも人気です。これは2017モデルのKONA初のフルカーボンフレームのHONZO CR TRAIL DLです。
29er兼27.5+のすかっとしたカッケーバイクです。路線はストリート系に近いところですが、BADBOYほどにあざとくありません。自然体のあかぬけたやんちゃさですか。
そして、これの走りと乗り心地は素直にサイコーです。SRAMのブレーキのぬるっとした手応えのほかは完璧です。
全体的にKONAの完成車はグッドパッケージです。パーツの選択やジオメトリに隙がありません。即買い、即乗り、即遊びです。もともとの完成度が高めですから。
反面、カスタムの余地は少なめです。小物の色を自分好みにアクセントするくらいですかね。
で、以上のようなKONAの看板モデルは町乗りには多少にオーバーです。そして、ピュアなオンロードバイクはコナの得意分野じゃありません。オフロード系の人気と評判には見劣りします。
が、この中間層、クロスロード系、ハイブリッド系、アーバン系のバイクにはおもしろいのがいろいろとあります。シングルスピードのクロモリバイクのUNITはその代表です。
前にこれのジャンキーな中古をヤフオで見かけて、ゲットかスルーかを迷いましたね~。セラーが尼崎の買取屋で、直接引取りがOKでした。完成車の送料は嵩みますからねー。
てゆうようにこの手のヒトクセ通好みのバイクはKONAのお手のものです。で、折りよくディスクロード、アーバン系の2016モデルがWiggleでセール中です。
ぼく的にはこのフラットバーロードが気がかりです。チャリ通やちょっと遠出にベストなバイクです。立ち漕ぎ派にはドロハンロードよりフラハンロードですわ。
HONZO CR TRAIL DLを買った!
で、サイクルモードの試乗で手応えを得て、地元の正規取り扱い店のカンザキ吹田店でHONZO CR TRAIL DLのフレームを買っちゃいました!
で、いろんなパーツを世界各国から掻き集めて、初のバラ完車を組んじゃいました。
上出来です。ヘッドセットとBBがひとくせでしたねー。BB92の30mmスピンドルがレアです。Racfaceの純正を使いました。CramicのやつやWishboneのはなかったよ。
とにかく、ゆるチャリサイクリストやMTB乗りにはKONAはおすすめですよー。