エンデュランスロードバイクをおすすめするわけ


エンデュランス=忍耐、辛抱、我慢

 

この数年、エンデュランロードが元気もりもりです。レース系の軽量スピードロードバイクはすこしすたれて、快適モデルがチャリ界のメインストリームになりました。

 

ちなみに英語のenduranceは忍耐、辛抱、耐久を意味します。つまり、エンデュランスロードバイクは長距離耐久走用のバイクになります。

 

けっして、乗り手に忍耐をしいるバイクてことじゃありません。乗り手に忍耐を強いるのは従来の旧式のロードバイクになります。エンデュランスロードは楽ちんなバイクです。

 

ロードバイクブーム初期のストイック幻想神話もややうすれて、より身近な実感が優先されだしました。健全な作用でしょう。

 

フィットネス、ヘルスケア、ホビーの一環として自転車をする大多数にレーシーロード機材はミスマッチングです。一秒を争うスピード競技系はさつばつでぎすぎすです。

 

やっぱし、スピードの魔力は人間をおらおら系、ヤンチャ系の方へシフトチェンジさせてしまいます。競技系のレーサーのガラはよくありません。まあ、勝負師はそんなものです。上品な良い人はレースで勝てません。

 

しかし、その本格派の暑苦しさやぎすぎすはいい年をしたアダルトピーポーにはちょっと重荷です。

 

マイペースでそこそこのスピードではしって、高い自転車やパーツの乗り心地や使い勝手に一喜一憂して、チャリダー仲間と交流して、景色やグルメを楽しもう、てのがふつうの感覚です。

 

タイムに重きを置くと、とたんにぎすぎすしはじめます。それを楽しめる人は多くありません。

 

そんなわけでぼくもタイム派とはお近づきになりたくありません。距離を重視するストイックさにはまだ共感できますが。

 

でも、部活系のがつがつ系の人や形式的な教科書型のまじめ系の人とも合えへんな~。そもそもつるむのが得意じゃありませんし。

 

たぶん、グループライドとか一生しないと思いますわ。ふらふら寄り道したり、鼻歌を歌ったり、川面をぼーっと眺めたりしたら、「はよせえ! ぼけ!」て怒られますやん? そんなんいややー!

 

ぼくみたいなのはやや極端ですが、一般ピーポーはたいてい健全なところへ落ち着きますから、ぎすぎすレーシングロードより楽ちんエンデュランスロードをチョイスします。

 

「スポーツバイクの魅力をしれば、だれもかれもが盲目的にレーシングロードを選ぶ」てのはチャリダーとメーカーのロマンチックなメルヘンストーリーです。

 

で、一般ユーザーのフィードバックがようやく届いたか、各自転車メーカーが需要に気づいたか、エンデュランスロードが一気に出回り始めました。じゃあ、完全に右倣えです。現在のメインストリームは完全にエンデュランスロードです。

 

とはいえ、技術の進歩で最新のエンデュランスロードは数年前のレーシングロードにぜんぜん見劣りしません。ついでに、レーシングロードバイクにはざんねんなレギュレーションがあります。6.8kgの壁です。

 

この旧式の理不尽な規定が改善されないと、大規模なブレイクスルーは起きません。レーシングロードとノットレーシングロードとの差はひたひたと縮まります。下手をするとオフロードにすら逆転されますぜ。

 

じゃあ、一般チャリダーがレーシングロードを選ぶメリットがありません。快適性を犠牲にして得られる軽さとか速さのたかがしれます。

 

エンデュランスロード=セカンド用の安チャリて構図はいまや昔のものです。高級ラインがぞくぞく登場しますし、所有の満足度がきちんとあります。

 

よほどの理由がなければ、レーシングロードは無用の長物です。現実問題、レーシングロード=レギュレーションロードみたいなもんでしょう。

 

フォーマルです。気楽じゃありません。汎用性はありません。部活のユニフォーム、土用のスパイクシューズですね。2015年以降ではややアナクロですか。

 

カンマ一秒を争うけど、6.8kgをカンマ1gも下回れない。軽い車体には重石をつけなきゃならない。ザ・ジレンマです。

 

ホビー用のバイクのが軽く速くできるてのはほんとに奇妙な現象ですね~。